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土の上にも三年

農への道

ざっくりざくざく 2

2011-08-11 10:18:59 | とんでも日記(社会系)
そんなわけで、政府日銀の為替介入は、ある一定水準のドル円の総量バランスがあってこそ意味があるわけです。

円が足りないのに更に円を流出させて円安に仕向けても、次に待ってるのはそこを上抜ける円高ではないかと想定されます。

もちろん理屈ばかりで成り立たないのは経済も人間の感情も同じです。

あくまで傾向の話。


為替介入で買ったドルは米国債になるわけでして、日銀がやってるのは米国支えです。

国内で為替介入を望む声は多いですが、結局自らの首を絞めているような状態です。

まぁ為替介入も含めた何らかの対策をしろというのは正しいです。

前回為替介入が行われたのは奇しくも米国債の償還日でした。

どうもそれがキナ臭さを放っているようです。

米国債が償還されると世界第二位の債権者である日本の債権が目減りします。

日本は日本国民から莫大な借金をしていますから、対外的な債権は非常に重要な源泉であります。

ゆえにそれが目減りすると日本国債の債権者たる国民に示しがつかないわけです。

でも単に米国債を買うだけでも格好がつかない。

またまた利用される国民迎合政策であります。

さて本日も米国債償還日。

くるか介入!?

といった理屈になるみたいですね。


ざっくりざくざくですのでざっくりです。

というかボクはざっくりしか理解出来てません。


仮に介入が起きた場合、いくらドルが溢れ返っているとはいえ数百億ドルが一気にアメリカから日本に流出しますから、アメリカ市場のドルの流動性が低下します。

お金が回らないから株式の買い支えを失いダウ暴落。

前回のダウ暴落は、株式市場を支えているのはただ単に溢れた行き場のないお金であること、つまりバブルであることを明確に示唆してしまいました。

溢れたドルは円高も創りだします。

買われた円は日本株式に向かいます。

だから日本の株式市場もバブルでしょう。

しかし今回のバブルは日本国内にお金が足りないバブルですから困りものですね。

残された道は日銀がお金を刷ることだけになってしまうのでしょうか。

頭がこんがらがります。

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