土の上にも三年

農への道

いたずら心で茶化したらだらしないと激怒された

2013-07-18 00:04:28 | どうでも日記(雑記系)
痔が治ったと書いた直後に肛門周りがかぶれてるような気がする今日。たぶん体重とデスクワークのせいだね。


一昨日かな。押し入れからマンガを取り出して、ふすまを開けっぱなしにしてたら、RIEから「何なの、開けっぱなしにして!」と言われた。

ちょっとしたお茶目心で「え、いいじゃん。臭いものに蓋してるのが見えて。(ようは家が汚いと言う皮肉。RIEは皮肉に気付いた。)」と言ったら、激怒して「あーそうかよ!」と言われました(笑)

いや笑いどころなんだよ。うちはあまりきれいな方ではない。でも俺は、義母(RIEの実母)から「よくこんな散らかってて平気ね。」と感心される程度には許容してる。

気にし出したらとことん気になる性格上、気にしないチャンネルを用意して挑んでいる(笑)ただ、やっぱりそれはお互いの合意(と言うと大げさだけど)に近いものがあって成立するチャンネルだと思うんだよね。

当たり前と思われたら、そうじゃないよ、と返事するのも禍根を残さないやり方の一つだろう。


伏線がある。俺は自慢だけど安月給だ。安月給の割りにパフォーマンスの高い仕事をすると思う。実際、仕事し過ぎと言われることもある。

安月給だから今の家から出るには都営しかない。しかし都営は当たらない(笑)もっと苦しい生活の人もいるからだろう。

俺の性格は、苦難を楽しめる性格だと思う。実際その場は苦しいし、愚痴を言う場面もある。けれど、その中でも楽しめる施策と思索の模索には余念のないほうだ。自分語り大好き。

押し付けるつもりはないけど、共同の場を共有するなら、現状に甘んじながらも何を大切にするかだけは共感していたい。

まあ押し付けと紙一重か(苦笑)


引っ越しは出来ない。でも長男は中学生だし長女は小学6年生。今後、男女のそれらしさが顕在化することは避けられない。だから狭い部屋をさらに割るような、内装をいじることも視野かなと感じている。

RIEはあまり乗り気ではなく、一足飛びに家具を新調したいだの部屋を割らずに快適になることを話す。部屋数が増えることを視野に。

それは分からないわけじゃない。けど、状況的に子供らは成長してるわけだし、理想は理想としても部屋を分ける必要があるように思える。


でもマンションのチラシを山のように積んだり(笑)、部屋割りの話しになると部屋数を増やす妄想に耽ったりするわけで、チャンネルなしに受け取るなら「この安月給が!」と言われてるように思えたり思わなかったり。

まあ待ちなさい、大器晩成という名の先送りが実るかどうか、俺に任せなさいよ、みたいな。それまでは現状肯定をして、可能なことをやろうよ、と。

俺の理想を語れば田舎に引っ越すことだって視野なんだよね。でもそれは嫌だと言うわけで、でも不満なく俺は俺なりに楽しく生きてる。

楽しく生きてるだけで、突き詰めたら「人生って楽しいか?」みたいな斜に構えた気持ちだってある。そんなこと考えるのはよほど暇な時だけで良いわけだけど。そう思うから明日も鬱蒼とした現実に微かな光を灯そうという気になる。


で、RIEは無意識的に不満を漏らす。分かってるから往なす。すると激怒する(笑)

我が家はほぼ俺次第。俺が笑えばRIEが笑い、RIEが笑えばみんな幸せ。笑う以外に選択肢はない。でも笑えない幼さも俺の中にはある。

と同様に、それを言ったらお仕舞いじゃない?とRIEに対して思う。自分(RIE)の理想に向かってパートに入り、パートを増やし、シフトも増やし、それでいて自宅は散らかってて冷蔵庫の中には腐った食材があって、疲れてるんだろうけどスマホで嵐の音楽聴きながら子供にイライラして、動物の森(ゲーム)を夜遅くまでやって朝起きない。

うん、愛してる。

まあ些細なことなのでほぼ全てスルー。でもマンガを出してふすまを閉めない俺に、だらしないと言うのはどうなの?(苦笑)

それもスルーしましょう。だから激怒されてもスルー。翌日は、RIEの方が気まずいくらい俺は至って普通に接する。

激怒に対して激怒する俺のこともRIEは知ってるので、なんつうか最近仏染みてるね、なんて言われる始末。

意識してやってるんだぜ。


そんなこんなで我が家は喧嘩しても翌日には仲直りしてる。しかもどちらも謝らない。て言うかRIEが謝ったのなんて結婚してから5本の指で足りるほどしかない。

社交辞令的なのは日常的にあるけどね。


悪いと思わなくても謝らなきゃならない時はある。でも俺はあまり好きじゃない。むしろ謝らなくたって、その後に滲み出てくればいいじゃない。簡単に謝れるくらいなら最初からやらなきゃいい。

ギリギリまで謝らないRIEは素晴らしい。(というチャンネルを作ってある)

少なくとも激怒された瞬間に、確かにRIEも大変だしな、という気持ちが浮かぶなら、俺は俺として俺なりに生きてるわけだ。

あとはRIEがどう受け取るかどうか。良い意味で受け取ってくれているから夫婦である。


結局のところ、拡大解釈するなら、組織でも社会でも二人の間柄でも、成り立つものは成り立つわけですな。

成り立たないと部外者が言おうとも、当事者同士が成り立っていればいい。成り立つ拠り所は何でもいい。理屈じゃない。

家族だから、夫婦だから、好きだから、一緒にいるから、何となく。どれでもいいわけだよね。

昔、血という繋がりを特別扱いする、と宣言したことがある。それを「血の繋がりがどれだけ大切か分からない」と言われたことがある。しかしそんな彼も、震災後俺が彼の妹を茶化したところ激怒した。

そんなもんだよ。世の中は理屈だけで動いていない。


俺は、女性と付き合った段階で一生を共にする誓いを立てる。理屈じゃない。RIEと付き合い出した時も、この人をどんなことがあっても捨てない(表現はアレだけど)と誓った。

友達もそう。

だから無理も言うし、突っぱねたり厳しいことも言う。そうしてたくさん失った。でもたくさん得た。

根底にあるのは、俺はいつでもここにいる、という気持ち。


でもね、そう思うのは今だからなんだよね。ぐずぐずの中で今そう思えている。エッセンスは持ってたけど。

苦しい時を越えるのは理屈じゃないはず。理屈で繋がるということは理屈で離れるということ。理屈は普遍ではない。新しい理屈は、新しい日々に伴って生まれる。理屈は理屈以外の繋がりが担保されて初めて通用する。その担保が壊れた時、どんな繋がりも呆気なく途切れていく。

だから俺は、大切な友達を切り捨てたし、大切な友達から「あなたと知り合いでいることが恥ずかしい」と言われた。


せめて誓いを立てた相手にくらい、理屈を抜きにして、理屈とは違う彼彼女らと歩む現実を、肯定していきたいのであります。毎日が、理屈ではない関係という理想の上に成り立ち、その先に理屈という現実が待っている。

現状肯定のススメでした。

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2 コメント

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なぜか (農民っぽいような)
2013-07-21 22:32:24
この記事を読んで目から汁が出ました
幸せってなんだっけ(笑
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Unknown (tutsi-note)
2013-07-21 23:26:43
この記事的に言うなら、幸せってなんだっけ?ってことを確認し合っていくことだろうかねー。
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