土の上にも三年

農への道

20年後には家庭菜園で牛肉が出来るらしい

2013-08-07 22:29:54 | どうでも日記(雑記系)
試験管培養の牛肉ハンバーグ、試食会の評判は 読売新聞

 ポスト教授は会場で「(培養肉は)魚や鶏でも可能で、10~20年後にはスーパーマーケットで販売されているだろう。20年後には台所での培養も可能になるのではないか」と語った。



何となく食べたくない気が(苦笑)脂身も培養されれば本格的な肉になるのだろうか。まぁ俺は食べたくない気がするっていうだけで、野菜工場の野菜だって土ありきの人にしてみれば食べる気しないだろうね。

しかしどれだけ気乗りしなくても、それしか無ければ食べるだろうと思う。虫食の話をすると、とりわけ女性の中から、虫を食べるくらいなら飢えて死ぬ、と言う人に出会う。本当に死ぬのだろうか(笑)食べられる物があるにも関わらず、あえて食べずに飢え死ぬって相当の精神力だよね。

化学調味料(を使用した食べ物)だって食べる気しない人は食べないだろう。でもそれは代替する食べ物があるからこそではないかと思う。本物志向というのは、本物を選択しない人がいるから手に出来ているんだと思うんだよね。今はまだ実感沸かないだろうけど、本物を選択することがいかに贅沢で困難なことか、人口の増加が本物志向の本質を問うだろうね。

いつかパラダイムの転換が起きる。倫理の壁を越えるのは何であろうか。人口を減らす(制限する)のか、それとも持ちうる技術の限りで人口を(つまり人の命を)保持するのだろうか。今はまだどちらにも(どちら、と言わず、どこにでも)進める姿勢が必要だ。

どれだけ自分の価値観と現実の距離が開いてしまっても、淘汰される価値観も残る価値観もどちらもあってこその現実だ。現人類の未経験な世界とどのように向かい合うのか、多様性の本質的理解が出来るかどうかに懸かっていると俺は思う。これを哲学が試される世界と言わずして何と言えばいいのか、言葉を持たない。楽しみですなぁ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブラックな話ですが (農民っぽいような)
2013-08-08 23:10:59
難しいことはわからないですが
これだけ読むと
人肉もなかなかいけますよ♫
的な、恐怖感を感じます
Re:ブラックな話ですが (tutsi-note)
2013-08-08 23:22:26
ん?
人肉って吟味され尽くした食材ですよ。
カニバリズムは人類のタブーであり、タブーになった歴史的背景があるよ。
共食いは生物の世界では当たり前過ぎてかたりようがない。

恐怖感はあるよね。
倫理って、もしかしたら、自分が喰われないための仕組みかもね。

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