からくの一人遊び

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warbear「ドク」Music Video

2022-10-06 | 音楽
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小説家津原泰水さん死去、58歳 「ブラバン」など、幻冬舎と論争も|好書好日

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好書好日

 


最近ツイッターの更新が途絶えていたから、どうしたんだろうと思っていた。

この作家を知ったのは幻冬舎と百田氏との争いの頃だから、まだ3年ほど。

文章は優美。ただ一回読んだだけでは裏にある「仕掛け」に気付かず、ときに読者が誤解するんじゃないかと思ったりもした。

それも、作者の「常に読者の想像の先を行く」という信念のせいか。

「妖都」という小説が最も優れていた。

その過激さゆえに出版を危ぶまれたということを聞いた。

彼の幻想小説全般のテーマは恐らく「破壊と再生」だったのではないかと思っている。

その意味で言えば、村上龍の初期の三作、「限りなく透明に近いブルー」、「海の向こうで戦争が始まる」、「コインロッカー・ベイビーズ」にイメージが被る。

それは、広島被ばく二世であったということも無縁ではないであろう。


とても良い読書体験をさせていただきました。安らかにお眠りください。
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