在日米軍再編、普天間棚上? 浅瀬案? (沖縄タイムス 毎日新聞)

大野功統防衛庁長官は7日の記者会見で、在日米軍再編をめぐって10月末の開催を目指している外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会（2プラス2)について「内容が詰まった上で開催するのが基本原則だが、どうしても詰まらない場合、(開催を)調整できるような手段がないか考えたい」と述べた。日米間で対立している米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の移設問題で合意が得られない場合でも2プラス2を開き、普天間移設問題を棚上げしたうえで、再編案の中間報告を取りまとめる可能性を示唆したものだ。
これまで政府は中間報告には「すべての基地再編の方向性を記す」と説明しており、普天間を棚上げした場合、地元が反発するのは必至。 (毎日新聞のサイトから)

稲嶺恵一知事は七日の定例記者懇談会で、在日米軍の再編協議で普天間飛行場の移設をめぐる議論が難航していることについて、「相当高度の政治判断がなければ事態を進めるのは難しい状況」と強い警戒感を示した上で、「今までの交渉の議論をさらに一歩踏み込んでもらいたい。最終的には小泉純一郎首相の指導力に期待している」と述べ、日米のトップレベルの政治決断による解決に強い期待感を表明した。
辺野古リーフ内縮小案（浅瀬案）に容認姿勢を示している岸本建男名護市長との会談について、来週中の開催で日程調整しているとした上で「市長の話も微妙にいろいろ変わっている。市長としても難しい局面でおられると思う。お会いして真意を聞くことが大変重要だと思う」との認識を示した。 (沖縄タイムスのサイトから)

雲行きはだんだん怪しくなってきている。