「こわい」サンタのいないナイジェリアのクリスマス （BBC)

クリスマスの飾りつけは無く、ラジオ局はいつものようにヒップホップやラップを流し、子どもたちの中には、サンタクロースの姿を邪悪だとけなして尻込みするものもいる。
「サンタの服装はインチキくさいし顔も変だよ」と8歳のイフナニャ・チマは白いひげの赤い服を着たサンタの絵を見せられると言った。「僕たちは仮装舞踏会のほうが好きだよ。」と、彼は地元のお祭りの伝統的でカラフルなダンスに言及した。
ナイジェリアの主要な都市は、クリスマスシーズンになると、ゴーストタウンと化す。人々が生まれ故郷の村に家族と過ごすために帰省するからだ。ナイジェリアのクリスマスは、家族の再会と新しい服と仮面舞踏会の時だ。(BBCのサイトから)

赤い服のサンタクロースの紀元には諸説あるが、コカコーラの宣伝から始まったというのもある。
何の予備知識も無くいきなりサンタの絵を見せられたら、ナイジェリアの少年のような反応も無理はないのかもしれない。