【ロサンゼルス國枝すみれ】長崎市に原爆が投下された1945年8月9日の翌月、同市に外国人記者として初めて入り取材した米シカゴ・デーリー・ニューズ紙(廃刊)の故ジョージ・ウェラー記者の未公表の原稿と写真が60年ぶりに見つかった。原稿は、長崎市の惨状と原爆症に苦しむ市民の様子を克明に記している。ウェラー記者は原稿を連合国軍総司令部(GHQ)検閲担当部局へ送ったが、新聞に掲載されることはなかった。当時、 . . . 本文を読む
経済産業省の原子力安全・保安院は16日、30年以上運転した原発に対する老朽化対策や必要な検査項目などを、電力会社に示す指針を作成することを決めた。
原発の老朽化については、電力会社が発電所ごとに独自のデータに基づき評価していたが、昨年の関西電力美浜原発死傷事故は、30年近く古い配管が点検されないまま放置され、破れたのが原因となった。このため、一律の基準を決めて安全を評価し、対策を講じることにした。 . . . 本文を読む
文部科学省は16日、千葉県市原市のチッソ石油化学五井製造所で、使用許可を受けていない核燃料物質の劣化ウラン765キロが見つかったと発表した。専用倉庫に保管されており、直ちに従業員の健康や周辺境への影響はないという。
見つかったのは合成ガス製造用の触媒として使われていた劣化ウラン。1973年にウランを含まない触媒が開発された後、ドラム缶に入れ、専用倉庫に保管していた。 (共同通信の配信記事から)
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中山成彬文部科学相は11日、教育改革タウンミーティングで訪れた静岡市で、今春行われた中学校教科書検定に合格した社会科教科書から「従軍慰安婦」の表現が消えた点について、「従軍慰安婦という言葉はそもそもなかった。これまでなかったことがあるということが問題」などと述べた。中山文科相は昨年11月にも、従軍慰安婦や強制連行について「そういう言葉が減ってきてよかった。自虐史観に立った教育だけはしてはいけない」 . . . 本文を読む
在日米軍再編で米陸軍第1軍団司令部(ワシントン州)の移転が浮上しているキャンプ座間(神奈川県座間市、相模原市)で、米軍が地元の不動産業者を集めて住宅供給を打診していることがわかった。業者によると、米軍は「司令部が来れば住宅が必要で、多いほどいい」と説明し、500戸前後の戸建てやマンションの供給を求めているという。複数の不動産業者らによると、打診は昨秋から今春にかけて、キャンプ座間内で5回ほどあった . . . 本文を読む
先週末からナイジェリアのアブジャで開かれているスーダン、ダルフール地域の和平会談は、スーダン政府と反政府勢力の双方が、仲裁の調停にあたる国の選択について難色を示し難航している。
スーダンのイスマイル外相は、エリトリアの参加について、ダルフールと国境を接していないこと、AUの監視団に参加していないことなどを理由に拒絶する意向で、エリトリアが参加する場合は会議から引き上げるとだ。一方、反政府勢力側はチ . . . 本文を読む
日本の刑務所で、イラン人収監者が、侮辱的な扱いを受けていることが明らかになりました。
在東京イラン大使館の社会問題担当官の訪問により、名古屋刑務所のイラン人収監者数名が、非人道的な扱いを受けているということが明らかになりました。
その中には、礼拝や断食などの宗教的義務を実践するために必要な機会や可能性を整えないこと、宗教問題をアルカイダやビンラディンに結びつけること、収監者の衛生状態が守られていな . . . 本文を読む
今年1月5日にバグダッドで誘拐された、仏リベラシオン紙の女性記者Florence Aubenasさんとイラク人通訳のHussein Hanoun al-Saadiさんが解放された。解放の経緯などの詳細は、今のところ不明。
シラク大統領によれば、Aubenasさんの健康状態は良好で、フランスへの帰途についているとのことだ。
彼女の解放を訴えていた人々は、パリの中心部に集まってAubenasさんの解放 . . . 本文を読む
アフガニスタン政府は、キャントーニさんの解放は、アフガニスタンの警察と国家の懸命の努力によるものだとし、誘拐犯に対しては一切の譲歩をしなかったことを強調した。
アフガニスタン政府は、カブールのイタリア大使館が、犯人と交渉を試みたことに対して批判的だ。
イタリアのメディアは、誘拐犯のリーダーの母親がキャントーニさんと交換に刑務所から出されたと報じている。イタリア政府は、事件の解決に関してはアフガニス . . . 本文を読む
スーダン政府とダルフールの2つの反政府勢力による和平会談が、6か月の中断の後ナイジェリアで再開された。
ナイジェリアのオバサンジョ大統領は、全ての勢力に対して衝突を終わらせるためのあらゆる努力を惜しまないよう強く求めた。
和平の話し合いは、昨年8月に始まったが、12月に延期された。
ハルツームのアルフレッド・タバンBBC特派員は、事態を楽観視できる材料として、和平の話し合いが中断された昨年12月の . . . 本文を読む