小さいころは、すべての国の国旗と名前や、すべての恐竜や昆虫の名前など簡単に覚えれたのに、
最近、ますます物覚えが悪くなっている気がするなんて、誰しもが感じるところでしょう。
しかし、これは遺伝子に組み込まれてことでどうしようもないことなのです。
記憶に関わる分子としてNMDA型グルタミン酸受容体というものがあります。
この分子はいくつかのサブユニットから構成されますが、
生まれたての子供のサブユニットと大人のサブユニットの構成はちがうのです。
子供にみられるサブユニットをもっていると、
記憶力が断然増すことがマウスでの実験で分かっています。
子供は周りの環境に適応すべく、
大人では考えられないくらい驚くべき速さで学習し成長していきますが、
その記憶力のよさは、この分子が関わっていると言われています。
そして、成長するにつれて、この分子のサブユニットは
記憶力が低下するサブユニットへと変わってきます。
つまり、大人が子供に比べて物覚えが悪いのは
あらかじめ決められていることなのです
それでは、なぜそういうように仕組まれているのかについては
また次回お話します。
最近、ますます物覚えが悪くなっている気がするなんて、誰しもが感じるところでしょう。
しかし、これは遺伝子に組み込まれてことでどうしようもないことなのです。
記憶に関わる分子としてNMDA型グルタミン酸受容体というものがあります。
この分子はいくつかのサブユニットから構成されますが、
生まれたての子供のサブユニットと大人のサブユニットの構成はちがうのです。
子供にみられるサブユニットをもっていると、
記憶力が断然増すことがマウスでの実験で分かっています。
子供は周りの環境に適応すべく、
大人では考えられないくらい驚くべき速さで学習し成長していきますが、
その記憶力のよさは、この分子が関わっていると言われています。
そして、成長するにつれて、この分子のサブユニットは
記憶力が低下するサブユニットへと変わってきます。
つまり、大人が子供に比べて物覚えが悪いのは
あらかじめ決められていることなのです
それでは、なぜそういうように仕組まれているのかについては
また次回お話します。
これからも研究がんばってください
無数の神経で構成される脳に、宇宙と同じ輝きを見ました
笑ってやってください
毎日なにげなく過ぎていきますが、いぬぅさんのブログを読むと「生命」の凄さを感じます。