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人間年を重ねると、、、「枯れる」のか、

2014-11-10 13:47:02 | その他
前回「決して枯れた年齢でもなく」とか、
「枯れるには早過ぎる」とか
安易に書いたと思っています
実は、「年を重ねると枯れていく」なんて、そんな言葉を
何度か耳にしたことがあるから、
イージーにそんな言葉を使ってしまったのだと思いました

「人間・人格が枯れる」のネット検索 
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枯淡(の境地)・達観する
淡泊になる・恬淡(てんたん)と
(さして)目立たない・派手でない・地味な・“渋い”
さらりとした(感じ)
(心の)角が取れる・(人間が)丸くなる・
“軽く”なる・“悟る”・(人間を)“超越”する・
ひょうひょうと・風韻(ふういん)をただよわす・“好々爺”(こうこうや)
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こうして見てみると、単に「悟りを開いた、物に執着しない境地」とは
ちょっと違ったニュアンスも汲み取れます
ただ、実際人が年を重ねて、アクが消えて淡々と妙に物分りが良くなって?
そんな人が身の回りに果たしているでしょうか?とか
思ってしまいませんか?

私もン十年生きてきましたが、もっと若い頃から思ったことは
「何才になっても、大して変わらないなぁ・・」ということでした
年を重ねて賢くなりましたか?って、なってないじゃん、って感じです
感情面においてもそうです
恬淡(てんたん)とした境地?ない・・! (注 恬淡を「諦淡」と言うのかと思っていました)
私よりも年上の人だってそんな風に見えます
よく「気が若い」とか言いますが、「気」ってあまり年取らないように思えます
だから「年寄りの冷水」とかいう言葉があるのでしょう

で、前回書いた仙人化した方々についてですが、
思うにそれは、枯れるとか恬淡としている、とかではなく
年を経てある部分賢くなったというか、物が見えてきた・人がわかってきた
そういうことから総括が出来てきたのではないのかとも思うのです
つまり、枯れるではなく、熟する、円熟する、熟し途中とか・・・
甘く熟して美味しい人間になっていく?(笑

若い時は自分のことでいっぱいで、周りが見えない
徐々に仕組みも中身も経過も状態も見えてきて
そうすると、人間って弱い、馬鹿な、脆い、危ういものだと見えてくる
そうすると、いきがっていた部分が減ってきて
そういう人間への愛情というか憐憫の情というか
究極「人類愛」とか「同志愛」みたいなものが芽生えてくる
それが、前回書いた方々の「仙人化」した生き方への変遷ではないのかと

けれど、人間は弱い、脆い、馬鹿な、、ものだけでもない
その反対の素晴らしい部分もたくさん併せ持っている
けれど、優しくなった仙人化した人達は、
自分が得てきたものを、自分の持てる力があるのなら
できるのであれば、微力でもそれを人々に還元しようと思っている
だから、枯れたという言葉の持つニュアンスとは違って
未熟に生まれた人間が(人間は体も未熟で生まれます)
少しずつ年を取って、少しずつ物を学んで、少し位は賢くなっていく
少しずつ色々な知識を得ていく、それを与えたい?

私は思うに、人は色々なことを体験したり知って行ったりして
そして、幾らか賢く、ちっとはましな人間になった所で
いなくなってしまうのだなあ、と思う
何の為に年を経て人間が出来てきたのか、
ちょうどいい塩梅に賢く、ちっとはましな人間になった所で
体が消滅してしまうのですから、
勿体ないこと夥(おびただ)しいのではないかと思うのです(笑

又しても、スーパーで120円で買ってきたサクラ草
プリムラ・メラコイデスです
私が買い損なったので主人に頼んだら
結構きれいなのを買って来てくれました
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