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綱敷天神社 禰宜日誌

大阪梅田の綱敷天神社のご案内ブログです

平成29年 歯神祭のご案内

2017年05月20日 | ノンジャンル
本年も例年通り、当宮末社の歯神社にて年に一度の例祭
「歯神祭」(正式名称:歯神社例祭、通称:歯ブラシ感謝祭)を執り行います。

日時 平成29年6月4日(日) 午前11時 斎行(~11時30分頃まで)
場所 大阪市北区角田町2-8 歯神社

奉賛 全日本ブラシ工業協同組合、㈱サンギ、角田町振興町会


歯ブラシの無料授与につきましては、
整理券をお持ちの先着100名さままでとさせて頂いております。
整理券は当日神事前に配付いたします。

※なお、整理券はお1人の方に1枚とさせて頂いております。
 その場におられない方の分の取り置きは原則お断りさせていただきます。
 あくまでも神事ですので、お参り頂いてお受け下さい。

数に漏れられた方には、御神前にお供えしました歯ブラシを
一袋(3本入り)500円で授与致しております。こちらも合わせてどうぞ。

歯神社例祭に関するお問い合わせは、歯神社社務所(綱敷天神社御旅社)まで。
電話:(06)ー6371-1586

なお、最新情報は当宮職員が配信しておりますTwitterでご確認下さい。
https://twitter.com/#!/tunashiki

http://www.hagamisan.com/


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御旅社の菜の花

2017年03月28日 | ノンジャンル
地元企業のヤンマーさんと大阪府が進める「花いっぱい街づくりプロジェクト」の一環で、地域の扇町小学校、中津小学校の児童らが丹精込めて育てた菜の花を、街の飾花として当宮御旅社にも寄贈いただきました。 
 
梅の花が散ってもの寂しげだった境内が、再び華やかな春の黄色に染まっています。お参りの際はぜひお目に留めて頂ければと思います。



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平成29年 梅花祭

2017年02月25日 | ノンジャンル
今年も春を忘れず、当宮の紅梅はいま見頃を迎えております。

天神さまこと、菅原道真公が九州太宰府へと無実の罪で左遷される際、この梅田の地にお立ち寄りになられ、その時、満開であった紅梅をご覧になられた事が、当宮に天神さまをお祀りする由縁であり、またその時、即席の座席として船の「とも綱」を円座状にして敷いた事から、綱敷の名が興りました。

その時ご覧になられた梅は、後世に「梅塚」と呼ばれ、天神さまの霊跡として篤く信仰され、近世においては、埋立て地であった当地の呼称「埋田」を、この紅梅にあやかって「梅田」と改称されたとも言い伝えられており、梅田の由縁の梅ともいえます。

今年は早咲きの梅は早々に咲き始め、2月中には散ってしまうのではないかと思われましたが、そのあとの寒さで、ゆっくりと花開き、この天神さまのご命日である2月25日にまさに満開となりました。

御本社、御旅社ともに今週いっぱいは見頃です。どうぞお参りの際に春の魁をご賞翫下さい。

また、茶屋町の御旅社では、同じく天神さまにゆかりがあり、茶屋町の古の風景である菜の花に由来する、イライラ封じの御守「菜種守」を本日2月25日から4月上旬まで期間限定で授与しております。



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平成29年 とんど祭のご案内

2017年01月13日 | ノンジャンル
明後日1月15日は神山町の御本社において、古しめ縄、古い御神札、御守などのお焚き上げ行事である、とんど祭をご斎行申し上げます。

 ◯日時:1月15日 08:00~10:00(受付ご対応の時間)

 ◯場所:大阪市北区神山町9-11 綱敷天神社 御本社 境内

   ※茶屋町の御旅社では火炉が設けられませんので、
    例年、古しめ縄などは取り纏めてトラックで御本社に
    運んでおります。トラックでの運搬は午前8時の予定
    ですので、御旅社にお持ち寄りの場合は、
    午前8時までにお持ち寄り下さい。
    それ以降は御本社に直接お持ち寄り下さい。
    (8時以降に御旅社にお持ち寄りの場合は有料となる場合があります)

このお焚き上げの忌み火でもって、年神さまにお帰り頂くという信仰から、上り調子の午前中にお焚き上げするのが吉例とされます。ですので午前中にお持ち寄り頂きますようお願い申し上げます。(午前8時~10時までは受付の者がおります。午後からはお受付致しておりません)

また、例年お願い致しておりますが、おモチ、ダイダイ、ミカン、串柿は燃えませんので、火炉には絶対にご投入にならないで下さい。必ずお取り外し下さい。

強いて申し上げれば、これらは年神さまからのお下がりです。ご自宅でお召し上がり頂くのが本義でございます。(ダイダイは半分に切り、洗濯ネットなどに入れて、湯船につけて、ダイダイ風呂としてお楽しみになられるのも良いでしょう)

なお、陶器類、金属類、ガラス類、ビニール、樹脂類も不燃物の為、火炉にはお入れ出来ません。ご自宅でご処分下さい。

それと、近年多く見られるのですが、とんど祭にしめ縄をお持ち寄りになられて、受付の者にポンと放り投げるように渡して、そのまま帰られる方が目立ちます。 とんど祭はゴミ焼却ではありません。日本人であるならば、まず御神前に参拝し、しかる後、受付の方に丁寧にお渡しして、火炉にしめ縄をご投入頂くのが最低限の礼儀です。そうした行いの一つ一つを大切にしましょう。

当宮のとんど祭は、昔からのご縁で無償のご奉仕を頂いている方々のお陰で何とか維持いたしております。そういった方々のご負担を増やさぬよう、何卒、事前のダイダイの取り外しなどご協力頂きますようお願い申し上げます。

また、明日、明後日と大阪では積雪が予報されておりますが、とんど祭は斎行の予定です。

古くから梅田で続く「とんど祭」を今後も伝え残していく為にも、皆様のご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。


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12/24 神社でちょっと佐ん吉の落語を聞く会

2016年11月11日 | ノンジャンル
来月、12月24日。茶屋町の当宮御旅社において、桂佐ん吉さんによる「神社でちょっと佐ん吉の落語を聞く会」が開かれます。

開場は13:30から。3回に分けて開かれます。

・1回目 14:00~

・2回目 14:30~

・3回目 15:00~

1回のみなら500円、2回なら900円、3回通しなら1300円です。

ぜひお越しください。(お問い合わせは さかいひろこworksまで:06-6155-5561)





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300年前の棟札

2016年10月24日 | ノンジャンル
10月15日、当宮御本社において、例年通り秋祭が斎行されました。神事のみですので、役員の方のみのご参列で執り行っておりますが、今年は例年とは違い、特別にとある棟札を公開しました。

その棟札は今からちょうど300年前の享保元年(1716)9月24日(旧暦)に当宮御本殿の棟上げに掲げられた棟札で、「菜の花や月は東に日は西に」と詠んだ与謝蕪村と同い年です。

この棟札は、御神宝の御影の御箱と同じ箱に入っていた為、戦災を逃れましたが、御神宝と同じ箱という事で、滅多に開けるという事が出来ません。今回はちょうど300年目という事で特別にお出ししました。

ちなみに日付である9月24日は幕末までの当宮の秋祭の日付であり、新暦後の秋祭は現在の10月15日になりましたので、ちょうど300年目を迎えた今年の秋祭でお出ししました。

梅田の歴史を語る貴重な棟札です。


※上記のような事情で一般非公開ですので、見学希望はご容赦下さい。



 


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山の日 ~神山について~

2016年08月11日 | ノンジャンル
今日から8月11日は「山の日」という祝日になりました。

大阪で山というと、生駒山か、日本一(平成23年まで)低い「天保山」を思い浮かべますが、
実は、当宮御本社の鎮座している場所。ここは実は神山という小山であり、「日本一低い霊山」とも呼ばれております。

戦前までは神社裏に高さ2mほどの小山が実際にあり、当宮の縁起では、この場所に御祭神の嵯峨天皇さまの仮の御殿を作り一宿された場所といわれ、その跡に今の御本社が建立されました。
しかし、戦災の空襲の爆撃で御本殿は全焼、山体も崩壊し、神山の形も無くなってしまいましたが、戦後、神さまのお山の土なので捨てる事は出来ないという事で、復興の際、この土を盛土として、いまの御本殿が建てられました。

ですので、現在の御本殿の建っている場所が「神山」です。

以前はこの本殿の御垣内に、神山を模した立砂がありましたが、先代宮司が亡くなって以降はそのままになり、近年に至っては野良猫が悪さをして崩してしまい、元の形も無くなっておりましたが、山の日の今日、およそ30年ぶりに立砂を復し、今度は崩されないように覆屋も掛けました。

ここを山頂としますと、地面からの標高は90センチで、まさに日本一低い霊山といえます。しかしながら、神さまの場所を低いというと語義が悪いですので、身近な霊山と当宮では申し上げたいと思います。

こうした「いちびり」な山も、また一つの大阪らしさかもしれません。

※この立砂の位置は御本殿の御垣内の奥の為、一般には非公開とさせて頂いております。


新しい神山の覆屋


昭和3年撮影の神山の山頂付近


現在の神山(御本殿の裏)

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茶屋町 御旅社たなばた祭

2016年08月05日 | ノンジャンル
明日、8月6日(土)から8日(月)まで、当宮御旅社において、たなばた祭が斎行されます。

今までは7月で執り行っておりましたが、梅雨のまっただ中という事もあり、幾度も大雨に見舞われ、また本来の七夕の季節は旧暦の7月(今の8月)である事から、新暦7月の時期では牽牛織女の2星も見えないという事で、昨年、境内の都合で中止した事をひとつの節目として、

今年からは本来の七夕に立ち返って、8月初旬の旧暦の七夕の季節で執り行う事になりました。

3日間とも16:00~22:00まで一階の特設授与所にて短冊を授与しております。(各色1枚100円)

なお、今回の七夕の初日である明日は、淀川の花火大会と同日という事もあり、大変な混雑が予想されております。どうぞご参拝の折にはお足元などお気をつけ頂ますようお願い申し上げます。

皆様のお参りをお待ち申し上げております。






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平成28年 遣梅式

2016年07月24日 | ノンジャンル
平成28年7月24日。本年も茶屋町の御旅社にて、遣梅式の御儀滞りなくお納め申し上げました。

この神事は、日本三大祭の一つとして知られる大阪天満宮の天神祭と、当宮との間で行われる特殊神事です。

この天神祭で最も重要な神事として行われるのが、御神霊を鳳輦にお遷しする際に行われる神霊移御の儀という神事で、その御神霊にお遷り頂く為に梅の枝を用いる慣わしがあります。

その梅もただの梅ではなく、太宰府天満宮の飛梅と並んで、天神信仰の御神木として知られる当宮の紅梅の枝(梅塚の梅ヶ枝)を用いる慣わしがありました。

当宮の梅は一説には、梅田の梅の字の由来にもなったといわれ、古くは古墳時代の仁徳天皇さまの御代に讃えられた「難波津に咲くやこの花」の梅も当宮の梅といわれており、天神さまの所縁の梅である事はもちろん、大阪の歴史においても、また和歌の歴史においても非常に重要な梅として、江戸時代には遠近に知られていました。

そうした霊験あらたかなる梅である事から、天神祭において御神霊をお遷り頂くのに相応しい梅として、古くから大阪天満宮より神霊移御の儀に使わさせて頂きたいとの依頼を受けて、当宮が授与して参りました。

神事自体の歴史も古く、江戸時代まで行われていたようですが、幕末の動乱で神事が行えなくなった事から途絶し、そのまま140年あまりが経過していましたが、平成22年(2010)に当宮と大阪天満宮との両神社で史料が発見された事から、古儀復興の気運が高まり、本年で古儀復興7回目になります。

本年も、西天満小学校に通う児童の中から選ばれた神童が、恭しく当宮に参拝の上、しっかりと梅ケ枝(梅の瑞枝とも)を拝受致しました。



 


※平成28年の遣梅式の写真が画像保存の不備で行方知れずとなっておりましたが、平成29年6月に見つかりましたので、改めて掲載致しました。1年遅れとなりまして関係者の皆さまには申し訳ございませんでした。

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平成28年 歯神祭

2016年06月04日 | ノンジャンル
本年の歯神社例祭、例年通り滞りなくご奉仕申し上げました。

本年は土曜日という事もあってか、大変多くの参拝者の方で賑わい、中には遠くタイ王国からお越しになられた方もおられました。 歯神大神さまもたくさんのお参りの賑わいにきっとお喜びになられた事と思います。

今年一年の皆様の歯のご健康と、そして歯にまつわるお仕事をされておられます方々のご隆昌を祈念致し、今年も多くの歯ブラシをご奉賛くださいました、全日本ブラシ工業協同組合さま、株式会社サンギの皆様に厚く御礼申し上げるばかりです。








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