会計ソフトへ仕訳を入力する順序は特にありません。日付や取引の種類がランダムでもかまいません。会計ソフトが並び替えてくれるからです。しかし、一定の順序で入力すると、特定の勘定科目の内容や残高から先にチェックしながら作業を進めることができますので能率が上がります。
■まずは預金取引から入力する
預金取引は非常に客観性が高いです。預金通帳という信頼のできる記録が存在するからです。ですから、まずは預金取引を入力して預金勘定を「固めて」しまいます。預金口座が複数ある場合にはメインの口座から入力します。ひと通り入力が済めば、会計ソフトにおける各預金の残高が預金通帳と一致するかを確認します。
■二重仕訳に注意
上記の預金取引の預金間移動(ある預金口座から他の預金口座に資金を移すこと)に関して、どの預金口座から入力するかをあらかじめ決めておく必要があります。普通は先に入力するほうで入力し、後から入力するほうでは入力しないようにします。
■次は現金にしますか
次は現金でいいと思います。預金からの引出しと預金への預入れは入力済みですので二重に入力しないようにしてください。ひと通り入力が済めば、会計ソフトにおける現金の残高が実際の現金残高と一致するかを確認します。
■仕上げは売掛と買掛
最後に売掛と買掛を入力すれば完成です。まずは、売掛(売上)と買掛(仕入)の計上をします。売掛の入金と買掛の支払いは上記の預金と現金で大部分は済んでいますので、残る部分である「値引き」「売掛と買掛の相殺」「手形」の分を入力します。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★現金・預金取引と売上・仕入(売掛・買掛)が仕訳の大部分
ということです。会計ソフトを導入したならば、まずは上記のレベルに到達しなければなりません。「預金残高が合わない?」とか「預金の残高はどこを見ればよいのか?」という状態からは早急に脱しなければなりません。
■まずは預金取引から入力する
預金取引は非常に客観性が高いです。預金通帳という信頼のできる記録が存在するからです。ですから、まずは預金取引を入力して預金勘定を「固めて」しまいます。預金口座が複数ある場合にはメインの口座から入力します。ひと通り入力が済めば、会計ソフトにおける各預金の残高が預金通帳と一致するかを確認します。
■二重仕訳に注意
上記の預金取引の預金間移動(ある預金口座から他の預金口座に資金を移すこと)に関して、どの預金口座から入力するかをあらかじめ決めておく必要があります。普通は先に入力するほうで入力し、後から入力するほうでは入力しないようにします。
■次は現金にしますか
次は現金でいいと思います。預金からの引出しと預金への預入れは入力済みですので二重に入力しないようにしてください。ひと通り入力が済めば、会計ソフトにおける現金の残高が実際の現金残高と一致するかを確認します。
■仕上げは売掛と買掛
最後に売掛と買掛を入力すれば完成です。まずは、売掛(売上)と買掛(仕入)の計上をします。売掛の入金と買掛の支払いは上記の預金と現金で大部分は済んでいますので、残る部分である「値引き」「売掛と買掛の相殺」「手形」の分を入力します。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★現金・預金取引と売上・仕入(売掛・買掛)が仕訳の大部分
ということです。会計ソフトを導入したならば、まずは上記のレベルに到達しなければなりません。「預金残高が合わない?」とか「預金の残高はどこを見ればよいのか?」という状態からは早急に脱しなければなりません。