まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

コピー機と父の思い出

2022-07-13 21:19:57 | 日々
「あれってなんて言うんだったっけ・・・」

朝早く目が醒めて思い出そうとしてた。
なぜそんなことが思い浮かんだろう。

青色のコピー。酸っぱいにおいがして・・・

ネットって、もう本当に便利。

「コピー機 昔 青い」

直ぐに分かる。

“青焼き”

そうそう“青焼き”だ。



こんなの。(画像お借りしました)

あーすっきりした。

父は電気工事士だった。
でも、兄と違って工事をしていた記憶はない。
父の遺品の中から弱電強電の電気工事士免状
(今は一種とか二種)
が、出てきたので工事はできるのだろうけど


母から聞いていたのは
電気の配線図面を書く仕事ということだった。

製図版に鉛筆に消しゴムと羽根ぼうき
文房具屋さんのような匂いが記憶の奥底にある。
アル中でどうしようもない父親だった
酔っていないときには喋る姿を見たこともない。
几帳面な母がナイフで削った鉛筆がきちんと揃えてあった。
青焼き図面もたくさんあったような気がする。

図面を書く父の横、折り畳みのテーブルで
遊ぶ幼い私の写真を見たことがある。

昭和のゆっくりとした空気と時間が流れていた。





水曜日ということで・・・この曲を。今日、雨は降っていません。
大滝詠一を聞いていたのは18歳の頃かな
優しく語り掛けるように歌う声が好きでした。


大滝詠一 雨のウェンズデイ



大滝詠一 恋するカレン
コメント (8)
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