およそ1か月ぶりにアタシのお弁当を作ってもらった。
ありがたいことである。
出産のために入院し、退院しても"産後の肥立ち"というやつでバ~バが妻をキッチンに立つことを許さなかったからだ。
その間、バ~バの『弁当を作ってあげようか』という打診を丁重に断り(味覚音痴の母の弁当を残さず食べる勇気が無い)、毎朝コンビニに寄って昼食を調達していた。
最初のうちは楽しかったが、コンビニのメニュー . . . 本文を読む
次女「ふうちゃん」は最近たくさんの言葉を喋るようになってきた。まだ1歳と6か月。長女「ひいちゃん」と比べても3か月くらい早いペースだ。さすがに近くに見本がいると言葉を覚えるのも早いらしい。
最近は胴上げのように"たかいたかい"をした後も、ヨーグルトを食べ終えて容器が空っぽになった後も『も、ぃっか~ぃ』(もう1回)と言って、おねだりをするようになった。
可愛すぎて何度も"たかいたかい"を繰 . . . 本文を読む
長女「ひいちゃん」はおとなしくて優しくて引っ込み思案で人見知りをする。今でも幼稚園の先生と挨拶をするのが恥ずかしくて、蚊の鳴くような小さな声でやっと『さようなら』と言うくらいだ。
だか、家族の中では元気だし、大きな声で叫んだりもする。本当に内弁慶なのである。
公園に遊びに行くと『かけっこしようよ』と走りたがる。格好だけは走っているのだが、同年代の子供の中でも早いほうではない。まあ本人は" . . . 本文を読む
10月3日に長女「ひいちゃん」の幼稚園で運動会がある。
「ひいちゃん」は毎日幼稚園で運動会の練習をしているのだという。
その運動会で販売する食べ物の食券を買ってくださいというおたよりとともに、保護者障害物競走に参加してくださいというおたよりも持ってきた。
アタシはもう齢41歳。若いパパたちと競争する元気も気力もない。任意なのでスルーするつもりでいたら妻が『出なよ~』という。何か判らな . . . 本文を読む
生まれて間もなく4週間を迎える三女の「みいちゃん」。
少しの母乳と大量のミルクで、カラダもむっちり、お顔はパンパンになってきた。
『腹が減った』と泣く前10分くらいはモゾモゾと動くので、そろそろミルクだなと判るのだが、この10分は鼻を鳴らしたり、ブホォブホォと息を吐いたりと何か別の生物が発する音がする。モスラの幼虫が息づいているかのようだ。
2時間おきにやってくるこのモゾモゾのうちに . . . 本文を読む
仕事帰りはお腹が空く。仕事場でおやつが出なかった時はなおさらだ。
そんな時のために、アタシは車の中に非常食を隠していたりする。
小分けのクッピーラムネだったり、スルメイカだったり、ベビースターラーメンだったり、黒糖だったり……。
そんなの腹の足しになるかと思われそうだが、なんとなく口の中に入っていれば満足するのでそれらで充分だ。チョコ系でも良いのだが、車内は暑くなるので変形どころか形を . . . 本文を読む
洋服のタグをハサミで取るとき。
爪を切ってあげるとき。
花火用のろうそくにライターで火をつけるとき。
「ひいちゃん」は自分でやりたがるのだが、危ないからと大人がやってあげることになる。
すると最近、自分にできないことがあると
『「ひいちゃん」がおっきくなったらできるの?』
と、聞くようになってきた。
『そうだよ。おっきくなったらね』と答えるのだが、3歳を過ぎてもうずいぶんお . . . 本文を読む
長女「ひいちゃん」も、次女「ふうちゃん」も日中にお昼寝をするのだが、寝るタイミングが合わなくて、娘3人とも眠っているなんてことは極めて稀である。
誰かしら起きているので、必然的にその誰かの相手をしなければならない。
せめて夜はみんなで爆睡してもらいたいのだが、三女「みいちゃん」の『腹減った』という泣き声で「ふうちゃん」が起きたりして、そううまくはいかない。
加えて、どうしたことか昨日 . . . 本文を読む
ママのおっぱいが枯渇すると大変なことがある。
まず、ミルクを買わなければならない。
上の子2人の時は、産婦人科でもらったミルク1缶以外は携帯用のものを少し買ったくらいで大きい缶ごと買うことはなかった。その携帯用のものだって今でも残りがあるほどなのだ。
それなのに3人目にして初めて大きい缶のミルクを買うことになった。今まで買ったことが無かったせいか、やけに高い気がする。もったいない気もす . . . 本文を読む
「みいちゃん」はおっぱいをあげ終わった後も『腹が減った』と泣くことが多い。ミルクを与えると満腹になって眠るので、どうやらママのおっぱいの出が悪いらしい。
出産で入院している頃からそうだったのだが、最初は『まだ吸いこむ力が弱いから、おっぱいがうまく出ないんだと思う』と話していた。
だが、退院して10日も経つのに同じ状況が続いている。
一人目「ひいちゃん」の時は、初めのうち乳腺炎を起こす . . . 本文を読む
今日はアタシの姉夫婦が遊びに来た。娘たちからすればオバちゃんとオジちゃんにあたるが、そんな呼び方はさせられないので名前で呼ばせている。
そのオバちゃんが「ひいちゃん」と「ふうちゃん」を隣りの公園に遊びに連れて行ってくれた。
「みいちゃん」が『腹がへったよ~』と泣き出したので、ママは2階へ授乳に上がった。けれど、いつになっても下りてこない。どうしたのかと見に行くと「みいちゃん」が満腹で寝た . . . 本文を読む
妻と「ふうちゃん」「みいちゃん」を妻の実家に置いてきて4日。妻の実家は特に変わった様子はないらしい。
「ふうちゃん」もママがそばにいるので、パパやお姉ちゃんがいなくて寂しいなんてことはなく、元気に遊んでいるという。
対して"一人っ子状態"の「ひいちゃん」は、つまらないし、寂しいし元気がない。食欲もない。ウンチも出ない。おまけに我がままを言ってジ~ジやバ~バを困らせていた。
ストレスなの . . . 本文を読む
アタシが東京に住んでいた、もう15年以上も昔のこと。
当時付き合っていた彼女が線路ぎわのアパートに引越しをした。夜は深夜1時ころまで朝は5時前から電車が通るので、うるさくて眠れやしないと思ったのだが、実際気になって何度も目が覚めてしまったのは1~2日目だけで、それ以降は特に気にすることもなく眠れていた。
アタシが今の妻の実家に泊まるようになった4年ちょっと前のこと。
妻の実家はそこそこ . . . 本文を読む
妻の実家から、アタシと長女「ひいちゃん」だけ帰ってきて2日。
「ひいちゃん」はどこかつまらなさそうである。
もちろん幼稚園に行っている間はいつもと変わらないのであるが、家に戻ると日中はジ~ジとバ~バしか遊び相手がいない。夜になってもパパが加わるだけだ。
それまで妻が入院していない時でも次女「ふうちゃん」が傍にいた。まだ会話はできないし、「ひいちゃん」のやることを真似したり、ちょっかい . . . 本文を読む