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ママのお友達でいつもコメントを下さる「アルミ」さんと娘の「ゆいちゃん」が遊びに来てくれた。
先日、行ってきたハワイのお土産を持って(なんともゴージャスでうらやましくて、ママに"うちもどっかに連れて行け"と言われそうである)。
「ゆいちゃん」は12月に来た時とは比べ物にならないくらい大きくなっていて、歩けるし、喋れるし、ビックリした。
まさに人んちの子は成長が早い。
さてさて、積もる話をしながらも、水遊びに行きたいということで、娘たちは水着に着替えて"いざ出発"というところで事件は起こった。
「ふうちゃん」が階段から落ちたのである。
ママの『アァァァァ~!』という叫び声と重なって、ガタガタゴトゴトという鈍い音。
一瞬、何が起こったのか判らなかった。
「ふうちゃん」の鬼気迫る泣き声。ママの足音。
なんでも『早く行こうよ~』と階段の上付近でママの手を引っ張ろうとした「ふうちゃん」が、手を掴みそこねて勢いよく転がったのだという。
普通に階段を踏み外したのなら、壁か手すりに掴まって1~2段で止まるのだろうに、勢いがついていたせいで、階段の折り返し(家の階段は真ん中で折り返すようにして作られている)地点まで7~8段も飛んでったのだ。
危険な年頃の娘たち3人が生活していても、階段から落ちるのは初めてのこと。
乳幼児の死亡原因の第一位は家庭内の事故だというので、「お風呂で溺れないように」「コンセントで感電しないように」「階段から落ちないように」気をつけていたのだが、やはりこういう事件は思いもしない時に起こるものだ。
転がる様子を見ていたママは、最初にぶつけたのが顔面だという。確かに目の間に青アザができている。
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(画像は翌日のもの。目の間が腫れている)
泣いてはいたが、意識ははっきりしていて「ふうちゃん」は『大丈夫?』と聞くと『うん』と頷く。『お出かけする?』と聞くと『行く』と言う。
ゴロゴロと階段を落ちてはいるが、今までもベッドから落ちたり、転んだりしているので、それらと大差が無いのかもしれない。タンコブではなく、顔面に青アザが出来たというだけのことかもしれない。
そんな思いで本人の意思を尊重し、水遊びに出発したのである。
が、やはりそんな朦朧としている2歳児の意思を尊重すべきでなかった。
ベッドから落ちるのとでは違いがあったのである。
車を走らせて5分もすると『ママ~、ママ~』と泣きだした。顔色も青白い。
チャイルドシートから下ろして抱いていたママの上で、吐いた。
目がうつろで普段とは様子が違う。
慌ててUターンして、日曜日でもやっている近くの医者に急行する。
意識はあるし、血圧も普通ではあったが、『腫れなくても頭の中で出血している可能性もあるので、脳外科で検査してもらったほうがいいね』とお医者さんは言い、大学病院宛てに紹介状を作ってくれた。
遠路はるばる遊びに来てくれたアルミさんと「ゆいちゃん」を乗せたままお医者さんのハシゴである。
「ふうちゃん」は泣きはしないものの、ママに抱かれて悲しそうな顔をしている。やはり顔に血の気は無い。
意識はちゃんとしているようなので、何とも無いのかもしれないが、時間が経ってから変な症状が出たりしたら大変なので、検査はしておいたほうが安心だ。
水遊びに行くはずが、家庭内の事故のおかげで大学病院に向かうアタシたちなのであった。
(つづく)
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