それは去年の春の宮古島③～オーシャンビューに誘われて…～

宮古島に行った１年３ヵ月前、「ひいちゃん」は４歳７ヵ月、「ふうちゃん」は３歳０ヵ月、「みいちゃん」は１歳７ヵ月でありました。娘たちは、宮古島この時のことを覚えているのでしょうか？


　昼食と古酒の洞窟の後、早起きして疲れてしまったのか、次女・三女は寝てしまいました。仕方なく早めにホテルにチェックイン。本音を言えば、アタシも妻も子供たちより早起きをしていたので、眠かったというのもあります。

　今回のホテルは『南西楽園　宮古島リゾート　ホテルブリーズベイマリーナ』という"超"高級リゾートホテル。ま、部屋にはランクがあるので、もちろん廉価なお部屋を選びましたが、それでもアタシら庶民にとって一生に何度も泊まれるような場所ではありません。

　部屋はもちろんオーシャンビュー！　ベランダからはホテルのプライベートビーチが見えます…といっても次女と三女は寝ており、ママも寝掛かっているので、それに興奮しているのは長女の「ひいちゃん」だけですけど…。

　でも旅行前から『海に入ろうね』と、それを心待ちにしていた「ひいちゃん」なので、もうその海を…南の島の海を目の前にしてしまったら、入りたくなるのは当たり前。

　『ちょっと寝てから、みんなで行こう』とか、『今日は早起きしたから、明日行こうね～』なんて言っても、判ってくれません。
　ママは気持ちを煽るように「ひいちゃん」を水着に着替えさせ…。
　もうアタシが連れていくしかない状況。

　でもせっかく来た宮古島ですし、せっかく泊まったブリーズベイマリーナですから、長女を連れての海もいいものです。
　しかしながら、沖縄と言っても４月上旬。しかも午後の３時過ぎ。
　「ひいちゃん」も足は浸けたのですが、『冷たい』といって足首より先に進めませんでした。土曜日だったので、宿泊客はそこそこいたのですが、そのプライベートビーチに誰もいなかったのはそんな理由です。

　でも海と言えば、泳ぐだけではありません。
　貝殻集めを始める「ひいちゃん」。

　　　　　

　欠けた貝殻ばかりでしたが、満足そうな「ひいちゃん」。
　『バアちゃんに持っていく』と大切そうに部屋に持って帰りました。

　（つづく）