娘たちの未来

　珍しく黒文字で、珍しくひとりごとを書いてみます。

　
　消費税が上がる法案が国会で可決されるかが話題になっております。
　おそらく数年のうちに上がるんでしょうね。

　１８才以下の子供の扶養控除が無くなり、子ども手当から児童手当に戻って金額が下がり、そのうち消費税が上がったら一億総下流みたいな世の中になりますね。
　ヨーロッパの金融危機で円は安くならないから、円を持っていたら世界的には裕福みたいに思われるのかも知れませんが、日本人も過去の借金のツケを、今の人と未来の人で払わなくてはいけない状態ですから、将来に期待は持てません。

　おまけに少子化で大学に行きやすい環境とはいえ、大学を出ても就職できないのであれば、高い学費と４年の年月（人によってはそれ以上）を費やしてまで大学に行く必要が無いようにも思われます。

　春に騒動になった生活保護の不正受給（ま、役場が出している以上、「不正ではない」もしくは「役場の確認ミス」と思われますが）がマスコミで報道されると、生活保護ではこんなにもお金をもらっているのかとアタシのような低所得層は思ってしまいます。特に子供がいる家庭では、働くのがバカバカしくなるくらいの保護をもらっていたりして。
　そんな思いはアタシだけが感じるワケでは無いようで、巷では"生活保護で暮らそう"みたいな憲法（就労の義務）に背くような考え方が蔓延していて、若い年齢層にそんな考えが広まったらそれこそ日本はどうなっちゃうんだろうみたいに思います。
　あくせくと低所得で働く人が高い税金を払って、その税金で生活保護を受ける人が出るのは、高齢化社会で老人の年金を就労者が年金保険料で補てんする構図よりも、悲しいシステムのように思うのです。

　　　　　

　ＰＣ、スマートフォンやタブレットと超情報化社会になるのに、収入が低い（無い）なら働かなくてもいいみたいな発想が広まると、勉強する意味も無くなって、落ちぶれた人間が夢も希望も無いままネット世界の中でだけ存在を見出して、ネットにはまり引き籠っていくような姿が想像できてしまいます。

　　　　　

　来年から小学校に行く長女が大人になる頃、日本が、世界がどうなっているのか考えるだけでも怖い気がしますが、ウチの三人の娘だけは目標を見失わずに大きくなって、仕事に就いて生活をするような大人になって欲しいとツクヅク思います。