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凸凹家族どっこい米国とオーストラリアとドイツとカナダで生きてます

タイ、マレーシア、オーストラリア、チェコ、英国、バングラデシュ、米国とカナダに住んで感じたことを、そのままお伝えします。

タタ(マレーシア)

2008-04-17 08:57:05 | インド
今朝のビジネスタイムスによると、
インドの自動車メーカー・タタのマレーシアでの販売権獲得をめぐって、4社が激しい争いを演じているそうです。

タタといえば、最近では世界一安い車「ナノ」を発売して世界中を

あっ!

と言わせたメーカーです。
私はインドの田舎で走っていたボロボロのトラックのイメージしかありませんでした。ボディーが木でできていて、事故にあうと木っ端微塵になっているのをよく目撃したものです。
必ずといっていいほど、フロントグリルのTマークをベンツのそれに換えているのがトレンドでした。
後ろに「ホーンプリーズ」と書いてあるのも特徴でした。

「ホーンプリーズ」

エキパイが破れていて、排気ガスが運転席に充満して死にそうになったこともあります。ドアが無いので死なずにすみました。

そんな、タタの乗用車がここ先進国マレーシアで売れるのでしょうか。
トラックはすでに相当数走っておりますが・・・。
毒入りだろうが、ニセモノだろうが安いものが売れる国ですから、
もしかしたら売れるかも知れませんが。

やはり、何を考えているかわかりません。


暴走バス(インド)

2007-12-08 17:48:02 | インド
ボーっとテレビを見ていたら、NHKニュースで(ここでもNHKが見られるのだっ、すごいだろ!)

「インドのデリーではバスの運転が荒く市民は困っています。バス同士の競争が激しく、停留所に止まらないので、乗客は飛び乗らなければならず、大変危険ですっ。」
と、レポーター氏は鼻息荒く報告していました。

そんなことがニュースになるのか。

バンコクでもポーオー(エアコン無しバス)はドアは開けっ放しで渋滞時などはどこでも乗り降りできます。運転手の給料は半分歩合制なので、先を争って客を獲得しようとバス同士で競争します。結果、乗客もバスが動いているうちに平気で乗り降りします。
「早くしないと行っちゃうよー。」

ごく普通の光景なので、僕は特に違和感は感じませんでしたが、すでに感覚が日本人離れしてしまっているようですね。
インドでは、列車だって止まるのを待っていたら席取り合戦に出遅れちゃうので、列車がまだ動いているうちに、しかもホームの反対側の線路から平気でどやどや乗り込んで来ます。

何事にも違和感を感じなくなっちゃったので、最近ネタ探しに苦労します。

今度はネタを探しに日本にでも行くかな。



結婚式(マレーシア)

2007-10-28 08:42:00 | インド
昨夜インド人の友人の結婚式に出席しました。

お金持ちなだけに豪勢な結婚式でしたが、やはり最初から最後まで踊ってました。
「踊るマハラジャ」
さすがに踊りが上手です。エレキシタールの音色に乗って、全員がぴったりそろってます。

前のことですが、インドで結婚式に出席したとき、
王子様が本当に白馬に乗ってやってきました。


寝台車(インド)

2007-09-29 00:20:02 | インド

初めてコンパートメントに乗ってみました。




極めて快適です。

いつもは3段ベッドのACスリーパーか、このACなしのチェアカーですので、雲泥の差です。



ただ、エアコンが効きすぎて寒いのには参りました。
仕事用の温度計は18℃を示していました。

防寒着をお忘れなく。

10年一昔(インド)

2007-08-31 10:49:53 | インド
アーカイブその1

懐かしい写真が出てきました。
18年前のインドです。10年一昔と言いますが、今も全く風景が変わっていません。
デリーなど大都市の発展は目覚しいものがありますが、地方の風景は全くと言っていいほど同じです。



レッキに向かう途中の踏み切り待ち場面。

チェイスカーのドライバーは、なんとあの三好さんです。
現地の少年に話しかけてますが、今でも三好さんは、なぜか世界中どこへ行っても子供たちの人気者です。

国内線(インド)

2007-08-18 23:05:51 | インド
意外でしょうけど、インドの国内航空路線はとても充実しています。

僅か150Kmくらいの距離でも飛行機を利用したほうが得策です。
理由は道路のインフラ整備が遅れているため、車だと150Kmほどの距離でも約6時間、雨が降ると8時間以上かかってしまうからです。
道路の整備より航空路線の発達が先行してしまいました。



アサンソルからアムロリに抜ける街道。これでも立派な幹線道路です。
舗装してあるだけ、まだましな方です。

タイと同じ感覚で、150Kmだから2時間くらいかなあ、なんて思って車で行くと、とんでもない目にあいます。先述のアンバサダーでダートをとことこ行くので、アベ25Km/hってとこですね。
ある意味サファリラリーよりハードですな。


で、話を飛行機に戻すと、全席指定なのに、乗客が搭乗時に先を争って席取りをしている。
バカだなあ、席決まっているのに。
と思っていると、俺の席に先約が。

「そこ、俺の席なんですけどぉ。」
「なんだよぉ、空いてる席に座りゃあいいだろう。」

こりゃ、話にならん、と思って、フライトアテンダント(今はスッチャデスって言わないんだってね)に訴えると、彼女コキザミに首を振りながら

「なによぉ、空いてる席に座ればいいじゃん。」

って。
だめだこりゃ。


<編集後記>
各航空会社の過当競争の為か、機内食もとても充実しています。国内線でも、2種類のメニューから選べます。ベジ(ベジタリアン)とノンベジ(肉料理)ですが、どちらをとりましても結構いけます。僕は最近ベジにはまってます。 
グロテスクなその見た目に反して、一口目から思わずうなってしまう美味さです。
恐るべしインド。

そんで、さらに着陸前にまたスナックのサンドイッチなんか出て来て、そりゃあもう至れり尽くせり。
しかもお代わり自由。
頼むと先ほどのスッチャデスさんが

 ”手づかみ” 

で持ってきてくれます。



ホーンプリーズ(インド)

2007-08-16 21:07:08 | インド
インドでは、車のサイドミラーはオプションです。
オプションと言うことは付けなくてもいいということ。で、ほとんど誰もつけていません。付いていても、ぶつけて壊れると困るので、みんな折りたたんで走っています。って、意味無いじゃん。

ミラーが無いので、どの車も後ろや横は全く見ていません。
だから、
「追い越すときは、ホーン鳴らして教えてね」
と言う意味で、



”Horn Please"

と書いてあります。

もっと乱暴な



”Blow Horn"

なんていうヤツもいます。

公衆電話(インド)

2007-08-03 23:21:26 | インド
日本では携帯電話の普及でどんどん公衆電話が減っている、と聞きましたが、本当ですか?

インドは田舎に行くと、電話は公衆電話だけです。ケータイなんてもちろん電波は届きません。



有人の公衆電話で、掛けるときは中のおっさんに番号を言って交換手につないでもらいます。長距離だとつながるまで5分くらい待たされます。
つながるとカウンターが回りだし、通話分だけ料金をおっさんに払うシステムです。

しかし、このおっさん、日がな一日ここで待っているのも、仕事とはいえ、ある意味大変ですな。

菩提樹(サルナート)

2007-07-30 22:04:59 | インド
ヴァラナシまでの列車が

 め ず ら し く 

定刻に着いたので、ちょっと足を伸ばしてサルナートへ行ってきました。
サルナートはネパールのルンピニと並んで、行ってみたかった仏教の聖地です。



シッダールタが悟りを開いた後、釈迦になって初めて説法を説いたのが、この菩提樹の基、と伝えられています。
さすがに霊験あらたか、身が引き締まる思いです。

でも、こんなお店も・・・



恐るべし日本人観光客、って、日本人は来るのでしょうか?

水汲み(インド)

2007-07-29 00:05:54 | インド
アフリカでは水汲みは重要な仕事の一つですが、ここインドでも同じです。



井戸のある水場で休んでいたら、水汲みの女性たちに出会いました。ここでは、水汲みは女性の仕事です。
自宅から何キロも離れた水場に、毎日水汲みに行きます。
重たい水がめを器用に頭上に乗っけて、おしゃべりしながら帰っていきます。

彼女らとしばらくおしゃべりした後、写真を撮らせてもらうと、とてもはにかんでいましたが、それでも撮らせてくれました。

彼女らはこんな重労働にも関わらず、とても明るく、笑顔がすてきです。
よく見りゃまだ子供ですが、洋服もおしゃれですよね。


カーボンコピー(インド)

2007-07-22 09:18:48 | インド
インドで取引先の炭鉱によく行きます。

炭鉱は大抵人里離れた山奥にあるので、行くだけで街から丸1日かかります。

だから事務所には、

電話もねえ、

パソコンもねえ、

コピーにファックス何者だっ!


と言うわけで、帳面から記録を手で書き写します。
コピー機もないので、レポート作成は文字通りカーボンコピー紙を使います。
カーボン紙って、知ってっか?



写真は相棒のソマッダール。
俺がデータを読み上げ、ヤツが書き移している場面。
まるで、60年代にタイムスリップしたような光景です。

一日中炎天下で収集してきたデータをここでまとめる。
4~5月は気温が50℃近くまで上がるので、気が遠くなるような作業です。

タクシー(インド)

2007-07-15 08:49:31 | インド
インドのタクシーは乗り合いです。

デリーやコルカタなどの大都会では、タクシーやオートリキシャなどに1人で乗れますが、田舎に行っちゃうと、いやでも乗り合いです。

行き先を言ってチャーターしても、どんどん乗り込んでくるので、仕舞いにはこんなになっちゃいます。



結局このタクシー、ここにいる人全部のっけて、何事も無かったように走り去っていきました。



で、車の中はこんな感じです。

女の子たちがさりげなくおしゃれですね。