津トラ@見聞録

津山トライアスロンクラブのWEB会報です。お問合せはjoetaka_1101@yahoo.co.jp津トラ事務局まで。

9月期練習会

2011-09-11 18:31:42 | クラブ練習会

皆さん、こんばんは!編集部員の一江です。

今日はクラブの練習会でした。

ヒロキさん企画でヒルクライム(やまなみ街道往復44㌔)

リージョンセンター9時集合

練習会に集まったのは、ヒロキさん、藤さん、バンビさん、一江の4名。

天気は良かったのですが、残暑厳しく蒸し暑い1日でした。

こんな日は、の~んびりとサイクリングだと気持ちよく走れるのになぁ~と思いながら。。。

行き先はやまなみ街道   

皆生でバイクを終了していた私にはやまなみのアップダウンは堪えました。

終了後に少し腹ごしらえをし、

皆で鏡野B&Gへ移動しクールダウン&スイム約1時間

参加の皆さんお疲れ様でした。

 

※次回は10月2日(日)草刈&練習会

一宮つるや横空き地7:50集合

草刈終了後に昼食、練習会

出欠連絡は9月25日(日)までにお願いします。

 


2011北海道マラソン完走記

2011-09-01 19:53:25 | 参戦レポート

みなさんこんばんは!  編集部員の一江です。

ヒロキさんより北海道マラソンの完走記が届いたのでUPしま~す。

苦労したと言えば、これくらい準備に苦労したマラソン大会もない。エントリーから航空チケットの入手まで。まずは大会日程の確認から。1月には大会開催日が決定したのをWEBで確認。エントリーは4月5日から、ランネットでの受付のみ、定員になり次第締め切りという事なので、4月5日早朝にはランネットでエントリーし、その日の夕方にはエントリー料をコンビニで支払いました。(8000円)どうも周囲の人の話によると、こうした人気大会の場合、定員に達するまで3日とかからない場合もあるとの事なので、初日からの申し込みというのは鉄則になりつつあるようです。

 次に待ち受けるのは航空チケット争奪戦。調べてみると、岡山-新千歳路線はANAしか就航していない。(しかも季節限定)羽田経由で北海道などに行ったりしたら、倍くらいの値段になる。という訳で、早速ANAのマイレージ会員になる。滅多に飛行機なんか乗らないからマイルはたまらんけど、マイレージカードが送られてくる。(これはEDYカードになっていて結構便利。)で、マイレージ会員にのみ送られてくる早割キャンペーンのメールに目を光らせる。

 で、ありました。「スーパー旅割り」という早割キャンペーンが。8月27日の航空チケットを取るのに、何と4月30日(AM11時)からPC前に待機して、チケットを取らねばなりませんでした。行き(27日)が17200円で帰り(29日)が15800円、合計33000円というのが最安チケットだった様です。帰りは月曜日だったので難なく取れましたが、行きは土曜日なので、残席あとわずかという際どい争奪戦でした。でも実際にはもう一回、チケット購入にはANAにアクセスしなければならず、6月27日と6月29日にそれぞれ往復のチケット購入の手続きをして、コンビニ支払いをして、これでお終い。レースは8月28日なんだけど、体調でも壊したらどうしようと思いながらのチケット購入でした。(実際7月3連戦のトライアスロンは、51歳の小生にはちょっときつかった。)来年以降、北海道マラソンに挑戦してみようという方にはちょいと参考になればと思います。

 あと宿泊ですが、これも安い所を探すのに、ちょっと苦労しました。結果としてとったのは「ホテル翔サッポロ」という所でしたが、一泊3700円朝食付き、中島公園から徒歩1分という好条件は、他を寄せ付けない格安ホテルでした。(これも早めに予約しておいて良かった。)

 さて、そんなこんなで準備には苦労しましたが、実際に8月27日になってみれば実にあっけないほど荷造りは簡単。ランシューズとランウエアと着替えをザックに詰め込んでこれで終了。(トライアスロンとはえらい違いです。)岡山空港14:35分発だから、津山を12時に出れば十分間に合うな、と思いながら、バイクに乗って鏡野B&Gにスイム練習に行く。(BGのおじさん、まさかこれから北海道マラソンに行く人がこんなとこで泳いでいるなんて想像も出来んかっただろうね。)マラソン大会前日のスイム練習は、結構良いんですよ。心拍数が簡単に上げられるし、肩甲骨の動きが良くなって、これがランのフォーム改善につながります。

 さて、飛行機に乗ってみればあちこちにランナーの姿が、と思いきや、全く見かけません。そうか、普通の人にとって北海道は観光地なんだ。缶ビール1本飲んで、気がついたら(約2時間)新千歳空港でした。(速い!)土曜日は選手受付をしなければならないので、もたもたしていてはいけない。すぐ、JRに乗って新千歳から札幌に行き、札幌から中島公園に地下鉄(南北線)で行きました。ここで初めて「札幌の地」を踏んだ訳ですが、その広大さにはびっくり。中島公園そのものも広いのですが、受付会場の札幌パークホテルの広大さと言ったら、、、何せ庭にはビアガーデンがあって、その遙か先にホテルが建っているという感じでした。ビアガーデンに寄りたい気分をうち払って、ホテルの地階に受け付けに行く。(行くまでの距離が長かった事と言ったら:笑)それでも9000人のランナーの受付よりも、関係ない一般客の方が多いんですね。

 とりあえず選手受付をして、土曜日の作業は終了、という事で、パークホテルのビアガーデンで生を一杯。広大な土地、夕方の涼しい風を受けただけで、「来たかいがあった」と思いました。

 ホテルにチェックインして、テレビを見れば、世界陸上をやっていて、これが又明日のレースのモチベーションを上げる。天気も良いし、最高のレースが楽しめそうな予感です。

 さて28日、レース当日。手荷物受付は10:30からなので、それまではすることも無く、まったりとして中島公園でストレッチをして過ごします。こうした大きい大会では、気をつけねばならないのはトイレだけなので、スタート前の小用を足す所だけを確認しておく。公設の臨時トイレは、スタート前には長蛇の列になるのは必至だから、絶対に避けなければならない。ちょっと探せば、公園のトイレを発見しました。ここはそんなに混んではいません。(まあ、もっとも私の場合は、ホテルに帰って用をたすという方法もあったんですが。)

 レース前の「整列」は11:15から11:50分までです。AブロックからHブロックまであって、各自自己申告タイムによって、スターティング位置が決められています。(因みに私はCブロック)これは結構合理的な整列方法で、あれだけの人数が、よくここまで整然と整列できたのものだと感心しました。

 スタートは12時10分、実際に走り始めるのには5分くらいはかかるかと思いきや、1分も掛からない内に走り始められました。スタートラインの頭上にはテレビカメラが嘗めるようにランナーの姿を撮影しており、それに答えてランナー全員が手を大きく上げてアピールする。(ちょびっとはワシも写ったかもしれん:笑)

 

 

ランナーを見ているのはテレビカメラだけではない。札幌の町中の人間が道路の歩道を埋め尽くしていて、ランナーを応援してくれる。(今年は「猫ひろし」も走るとのことなので、余計観客が多かったのかも知れません。)行けども行けども町中の人間が歩道を埋め尽くしているという感じでした。「津山トライアスロン」のランウエアを着て走っていたため、あちこちで「津山がんばれ!」「がんばれ津山トライアスロン」という声援を受けました。(北海道の人間のどれくらいが、津山が何処なのか知っていたかは疑問ですが。)あのランシャツはいいですね。私が着て走ったのは20年くらい前のやつなんですが、今度正式に、クラブランシャツを作りましょう。他のランナーとも色々と話をする機会があったのですが、「津山」は知らなくても、岡山と言えば「吉備路マラソン」には出たことがあるという人が、何人もいました。裕福なランナーも結構いるものです。

さて、それでは実際の私自身の走りを書きましょう。何せ暑かった。当初はキロ6分位のJOGペースで4時間くらいかけて、観光がてらのマラソンを楽しもうと思っていたのですが、そういうペースだと、終盤にかけて暑さにやられてへばってしまうのではないかと判断し、方針切り替え。キロ5分ペースで3時間半を目標に走る事にしました。(単純な物理学的真理ですが、同じ重量のモノが、同じ距離を違う時間で移動しても、消費カロリーは同じな訳です。で、人間の場合、直射日光を浴びれば浴びた分だけ疲労度は増す訳です。)

 前半は観光名所も結構あったらしいんですが、「走り」に集中していた為、「観光」する余裕もなく、イーブンペースを守りました。手元の腕時計を見ると、最初の5kの入りが26分41秒でした。さすがに人が多くて、なかなか前の人を抜けない場面が多々ありました。トライアスロンではあり得ませんが、mp3プレーヤー(もしくはスマホ)を聞きながら走っている人も多数いて、そういう人は後から人が近づいて来ても、その気配を感じる事が出来ないから、決して道を譲ろうとはしません。普通だったら右後から人が迫って来たら、ちょっと左に寄って抜きやすくするものなんですけどね。

 次の5kのラップを見ると24分18秒、思った通りのラップになってきました。そのあとは24分22秒、24分12秒、24分09秒、24分55秒。おお、これは目標通り、3時間半で帰ってこれると思っていたら、その次が27分11秒に減速。果てしなく長い直線コースがあったんですよ。容赦なく照りつける太陽の下、ビル陰もない真っ直ぐな直線道路はさすが北海道です。

 持ち直してきたのは35キロを過ぎて、40キロ地点が近づいてきた所です。ふと前を見ると、「北大まであと400m」という看板があります。「それがどうした、ゴールはまだ先じゃないか」と思いながら走り続けていると、今度は「北大まで200m」とあります。「だからそこはゴールじゃないだろ」と思いながら走っていると、北海道大学の構内に入りました。(今思い出した雑学知識ですが、北大は日本一敷地面積の広い大学でした。)

 これが北海道マラソンのクライマックスでした。それまでビル陰もない日向を走っていたのですが、北大の中は別世界でした。大学構内を縦断するその大通りは、辺り一面ポプラ並木で、直射日光を遮っていたのでした。なるほど、これを見せるための北海道マラソンだったのです。体感気温は一気に下がって、一気にペースが上がりました。この快適さ!35kから40kのラップは26分25秒。ラスト2.195kは、11分05秒、トータルタイム3時間33分17秒(945位)で完走しました。

 ゴール地点ではアイシングの氷袋があり、マッサージボランティアが居ての、至れりつくせりのおもてなしでした。初めての北海道マラソンでしたが、少々お金がかかっても、来た甲斐はあるマラソン大会でした。来年も(出来れば)又来るからねー。

 さて、レースとは関係のない「食」文化にも、少し触れておこうと思います。食い倒れ「大阪」とは言いますが、大阪の「食」って、実は北海道産だったんですね。カニもイクラもホタテもアワビも、ぜーんぶ北海道で採れたものです。それらがぜーんぶ入った「海鮮丼」の美味しい事と言ったら!もちろん、札幌ラーメンの美味しさも言うまでもなしです。

 それにしてもこれらの「食」って、全部、コレステロールの高い食品ばっかり。高脂血性の人が長居したら、結構危険な地域かも知れません。帰って来たら、ちょいとお腹周りがきつくなっていました。

 と言うわけで、又明日から、来年に向けてトレーニングを再開したいと思います。

(書いたのは8月31日)終わり。