鶴川落語会 スタッフ日記

鶴川落語会新米席亭の日記。ときどきスタッフも現れます。鶴川落語会のお知らせ、スタッフや席亭の落語な日々を書いていきます。

【今週土曜日 雲助・一朝二人会その二】ご予約承り中です!

2017-05-10 21:16:22 | らくご@鶴川
今日は雨でしたね。
この気温で雨になると、湿度が上がってムシムシしますね。
明日は天気も良くなり、気温もグッと上がるそうです。
こういう気候の変化は負担になりますので、どうぞお気を付け下さいませ。


今週土曜日13日は第二十七回鶴川落語会です。
ご来場のお客さまは特に、体調管理は万全にお願いいたします!



体調が良くないと、楽しめなかったりしますので、
どうぞここから先の木曜と金曜はしっかり睡眠とっていただいて・・・是非とも楽しんで下さいませ。

ちなみに、夜の部 白酒・一之輔毒吐き二人会Vol,6は完売です。
当日券のご用意もございませんので、ご了承下さい。
今日もこの会のチケットへのお問合せがたくさんございました。
たいへんありがたいことではありますが、ご希望のお客さまがいらっしゃるのにお越しいただけないこと、心苦しく思っております。
お問合せでよく「もう完売ってホントに本当?」とか「他にどこかで売っていることはない?」とか聞かれますが、
残りがあったら既にご案内してます〜〜〜。
ホントにホントーに完売ですので、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

なお、昼の部 雲助・一朝二人会その二は、引き続きご予約承っております。
鶴川落語会 090−9974−0972
      tsururaku@yahoo.co.jp
町田市民ホール 042−728−4300
まで、お申し込み下さい。
当日フラッとお越しいただくのもありがたいのですが、
ご予約いただくと前売価格となりますので、ちょっとだけお得です。お早めにご予約下さいませ。
この昼の部では、一朝さんのレアな噺を楽しんでいただける予定です。
鶴川には下座さんがいるからできることでもあります。
他ではなかなか聞けない噺だと思います!ご期待下さい!


こうして会が近くなると、思い出すことがございます。
前回の第二十六回鶴川落語会の昼の部 文蔵・生志二人会でのことです。
生志さんが「文七元結」を演じられている最中に、写真撮影をされたお客さまがいらしたのです。
中入りの時にお客さまからスタッフへ連絡があり、知ることができました。
終演後に当該のお客さまには写真削除をお願いし、今後はこのような行為は慎んでいただくことをお約束いただきました。

その時のお客さまは「そんなに上手く撮れてないよ」などと仰ってましたが、
そういう問題ではなく(もちろん、撮られた写真そのものに肖像権の問題などございますが)
その行為そのものがルール違反です。
他のお客さまへ不快な思いをさせてしまう迷惑行為であり、公演の妨げになります。
この時は生志さんの機転で笑いに変えていただき、熱演の文七元結に助けられました。
しかし、こうした行為は公演自体の空気感に影響を与えかねません。
現に、アンケートにはこの撮影行為への苦言が多く、お客さまの心にも強く印象づけられた行為だったことの裏付けだと思っています。

落語会が毎日たくさん開催されている昨今、当会を選んでお越しいただいたお客さまに、
不快な思いをさせてしまったことが悲しく、再度お詫び申し上げます。
今後このようなことをなくす対策をスタッフとも話し合いました。
これまでも開演前と中入りで携帯電話の電源を切っていただくお願いはしておりましたし、
撮影、録音の禁止も開演前にアナウンスしております。
アナウンスの回数を増やす等、いろいろな意見が出て、考えましたが、
結論としましては、これまで通りのスタイルで、粛々とお願いし続けようというところに落ち着きました。

他の会でもこうしたルール違反に関しては対策に悩まれていることと思います。
回数を増やしたり、対策を強化されている会もあると伺っておりますし、
実際に足を運んだ会でそうしたアナウンスを耳にしたりもしました。
それでも・・・携帯電話、鳴っちゃうんですよね。(苦笑)
結局、「ルール違反する方は、どんなにお願いしてもしてしまう」気がしています。

だからといって、それを許すわけでも、目をつぶるわけでもないのですが、
ルールを守って楽しんでいただく大多数のお客さまに、何度も何度もアナウンスを聴かせることの方が
会の空気を損ねてしまうのではないかと心配ですし、
なにより、鶴川落語会へご来場いただくお客さまを信じたいし、これまでも信頼してきました。
鶴川落語会はアットホームで温かい雰囲気と、よくアンケートにお褒めの言葉をいただいております。
たいへんありがたいことですが、それも演者さんとお客さまに作っていただいたものだと私は思っております。
ここは鶴川へご来場いただくお客さまを信頼し、会がスタートしたら、演者さんとお客さまに託したいと思っております。

責任放棄しているわけではないので、そこはご理解いただきたいと思います。
会で起こったことに関しましては、責任は私(席亭)にあります。
ですが、落語会は私やスタッフだけが作るものではなく、
演者さんはもちろん、お客さまにもご協力いただかねばなりません。
全体の相乗効果で会は盛り上がりもしますし、冷めたりもします。
そこが生の面白さでもあり、怖さでもあります。
せっかく鶴川まで足を運んでいただいたお客さまに、楽しんでいただいて帰っていただきたい。
そう強く願っております。
だからこそ、ルール違反行為は禁止しておりますし、
対策を強化したと感じさせることなく、違反行為は許さないことを粛々とお願いし続けて参ります。

そして、携帯電話を「うっかり」鳴らしてしまう行為と、前回の鶴川で起きたような写真撮影行為は同等ではないとも思ったりしています。
撮影行為は絶対に「うっかり」とは言えない行為です。
でも、人間、「うっかり」やってしまうことってあります。
それでも、その「うっかり」を減らすべく、是非ともご協力をお願いいたします。
携帯電話はマナーモードではなく、電源からお切りいただけたらとお願いいたします。
電源の切り方がわからない方は、お教えしますので・・・ってこれ、どこかの会場で聞いたな・・・(苦笑)

ひょっとしたら、開演前に舞台前に出てお願いするかもしれません。
極力、お客さまに不快な思いをさせることなく、そうした違反行為をなくしていけたらと考えておりますので、
どうぞご協力をお願いいたします。


なんだか長くなりましたし、うるさいことを申しましたが、
これも皆さまで会をお楽しみいただくためのお願いと思って、お許しいただきたくお願い申し上げます。


それでは、ご来場を心よりお待ちしております!




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