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どきどきワイン熟成中!

不定期ですがワインの熟成度合いもティスティングしていきます。

■Vol,01 シャルドネ アンウッディド 2008

2009年02月11日 22時45分49秒 | ・シャルドネ アンウッディッド
■詳しい リリー情報は、こちらから


■ビックビンテージだ!2008!
これまで、いろんな作柄の年がありましたが、今年ほど天候に年は記憶にありません。天候にも恵まれ、ビッグビンテージに相応しい条件が整った2008年。地元の技術を取り入れ、土づくり、整枝剪定方法を駆使し、農薬に頼らない栽培で今年も新しい発見がありました。
今年は特に収穫のタイミングに気を使いました。シャルドネの農場ごとに違う生育ステージや味の特徴を把握し、ワインのスタイルに合ったブドウの味わいと畑で収穫順番でセレクトし構成してきました。

瓶詰:2009.1.20。テイスティング:2009.2.11

■輝きのあるイエロー
輝きのあるイエローをしています。若い色合いで、今後の熟成によって色合も変化して、落ち着いてきそうです。グリーンがかった印象はうすく、ブドウが良く熟したからだと感じます。

■パイナップルやミント、トロピカルな印象を受ける香り
パイナップルのような香りを最初に感じ、トロピカルな印象を受けます。ミントのようなハーブ香も若干感じながら、グラスを回していると、バナナや洋ナシ、リンゴ、さらには、ラフランスに似た香りも感じます。次々と南国の果物の香りが溢れ出してきて、とってもフルーティーです。シャルドネとは思えないほどの華やかさです。

■ラフランスのようなコクのあるフルーティーさ
ほんのりした甘さとフィレッシュな酸味が同時に口全体に心地よく広がります。ラフランスをかじったようなコクのあるフルーティーな味わいで、トロピカルな印象は、味わいからもうかがえます。また、舌から喉へ流れる感じがとてもスムーズで、飲み疲れしません。酸味のアクセントが心地よく、柑橘系の渋み、酸味が味わいを引き締め、グラスを進めてくれます。ブドウの個性がしっかり主張されています。

■今はもぎたてフレッシュ果物。3年から5年はしっかり熟成しそうです。
まだ、味わいが落ち着いていませんが、今年の夏くらいになると、第1段階で、落ち着いてきそうです。第2段階として、1年後。ガラッと雰囲気が変わると思います。本来のビックビンテージに相応しい個性を見せそうです。3年から5年目にかけては、フレッシュ感は減っていきますが、シャルドネらしい、いい熟成をしそうです。
定点テイスティングで、楽しむのも面白そうです。

■適温は6℃~12℃の間で楽しめると思います
また、料理によって温度を変えてみると、とても楽しいワインになりそうです。
甘口を好む方には、冷やしめの6℃~10℃で。
辛口が好きな方であれば12℃ぐらいの高めで。
幅広く楽しめるワインだと思います。
合わせる料理としては、食材の味わいを楽しむような和風だしベースの鍋、しゃぶしゃぶやちょっと贅沢に、伊勢海老の刺身。海老の甘味との好相性をみせそうです。また、旬野菜のてんぷらを塩で。濃すぎない味付けの魚料理などなど、素材を軽く味付けして楽しむような料理と好相性を見せると思います。

赤尾

■Vol,02 2006シャルドネ アンウッディド

2008年09月12日 00時07分54秒 | ・シャルドネ アンウッディッド

テイスティング日時:2008年9月11日

リリースして1年7か月(19か月)ワインは生きているって実感できる熟成をしていました。フレッシュでフルーティーなワインから高級感あるエレガントさが出てき始めました!!

大きめのグラスで是非、お楽しみください。
香りの複雑さが楽しめ、非常に心地よく楽しめます。

熟成して開き始めた香りや味わいが今から楽しめ、さらに!まだまだ熟成できる力を兼ね備えている、そんな変化を遂げていました。


2006年の作柄はこちら
2006年8月ブドウ栽培とワイン醸造


■健全な熟成を示す色合い
やや緑がかっていたイエローから、緑色が無くなり、しっかりと黄色く熟したい色合いに変化していました。艶もあり、健全な熟成をしてきているのを色でも伺えます。

■ライムやレモンなどの柑橘系の香りはイイ!
シャルドネ本来のニュートラルな香りが出てきました。それは、とても芳香性に富んでいて、豊かな香りを醸し出しています。これは、瓶詰めしたてのフレッシュな青リンゴ、洋ナシなどのフルーティーな香りから、ライムやレモンなどの柑橘系の香りやナッツ、ハーブなどの清々しい、心地よい香りに変わってきました。

■エレガントさを兼ね備えてきた~
熟成したことによって、酸味の刺々しさがふくよかになりました。口の中でそのふくよかな酸味が広がりながら、ほのかな甘みが安心感を演出し、果実味やアルコールによる切れが余韻を楽しませてくれます。シャープだった印象からエレガントさを兼ね備えた味わいに変化していました。味わいだけ見ていると、今のバランスはとてもいい状態です。

■これからも楽しみなだけど!今もイイ!!
酸化(過熟成)的な香りはまだ感じませんので、まだ1年から長くても2年は、綺麗に熟成しそうな印象を受けました。しかし、今の状態は、健全でクリーンさもあり、とてもイイ状態です。今でも充分イケる熟成状態ですヨ。

フルーツ全般にも相性は良いと思います。また、クリーム系のパスタ、太刀魚などの魚介類、料理との汎用性もぐっと広がったと思います。

リリース頃の味わいは、こちらから

赤尾

■Vol,1 2006シャルドネ アンウッディド

2007年02月24日 14時36分40秒 | ・シャルドネ アンウッディッド
都農発、日本の自然派ワイン。
シャルドネ アンウッディド


2006年産のシャルドネ アンウッディド ティスティングコメントが
ソムリエ 馬場博幸さんより届きました♪

ティスティング日時:2007.2.10



■淡いエメラルドのような色合い
やや緑がかった爽やかなイメージの出来る色合いで、淡いエメラルドのような鮮やかさが特徴的です。

■ミントやパイナップルのような甘い香り
次に香りは、’06はとても香りの主張を強く感じ、例年になく芳香性が高いです。グラスに注ぐととても広がり心地よい!最初に飛び込んでくる香りは、八朔やレモンなどの柑橘系にミントやセージ、コリアンダーなどのハーブ香を感じます。
そして、徐々にミネラルが存在感をアピールし始め、時間の経過とともにパパイヤやパイナップルなどの南方系のフルーツを感じさせられます。キンモクセイの香りも感じる、良く出来た年であるのがうかがえる豊かな香りです。ミネラルの量がとても豊富で、フランスのシャブリのニュアンスを持っているかのようです。

■酸味の後のヴォリューム感と溌剌とした口当たり
口に含むと出来立ての証、弱冠の発泡性を感じ、酸と果実味のバランスがとても良く絶妙。
ぶどう本来の美味しさがよく表現されているのではないかと思います。りんご酸とミネラルが融合されて出来たような酸味の強さがとても特徴的で、味全体を支配しています。特に余韻においては、あっぱれなほどミネラルの主張が治まりません!
ミネラルなどの鉱物的要素は、とてもシャープなイメージを連想させられます。そして、青リンゴを食べたときのような酸味は、フレッシュであり、元気良くはつらつとした、とても明るい印象を受けます。酸味の後のヴォリューム感と粘性は、シャルドネの個性を感じさせられます。

■熟成は。。。
しっかりとした骨格のあるミネラルが、充分に熟成を促すと思います。3~5年は充分に変化をしながら楽しめそうです。

■クリームパスタ、味噌仕立て鍋とあいそう!
あわせるお料理としては、今の時期なら味噌仕立ての鍋も面白そうです。また、ウニのクリームパスタやシチュー、豚肉のしょうが焼きやこれからの春野菜の天ぷらなども楽しめると思います。ワインは、冷やしすぎてはシャルドネの旨味が半減されますで、8℃~12℃ぐらいがオススメ!

ソムリエ 馬場博幸



これから、定期的にティスティングして、
どのように変化していくのか見ていきたいと思います。

オンラインショッピングは、こちらからどうぞ。

akao

■Vol.2 2005 シャルドネ アンウッディッド

2006年08月24日 18時36分44秒 | ・シャルドネ アンウッディッド
ティスティング日時:2006年8月24日 PM 17:00
 ※前回のティスティングは、こちらから。



●熟成してます?
瓶詰して約6ヶ月経ちました。ビンの中で時とともにじっくり変化してきました。
フレッシュでフルーティーなイメージはそのまま維持し、厚味のある味わいが
増していました。熟成してきたという香りも強く出てきていて、良くなってきた。
という印象を受けました。では、コメントを・・・。

●色は?
ほのかに早秋をむかえる、イチョウの葉のような緑色がニュアンスとして残るものの、
淡いイエローをしています。宝石のイエローカルサイトのような、淡い感じの色合いです。ビン熟によって、イエローのトーンが増してきました。

●香りはいかが?
綺麗で、透き通るような心地よい香り、ユリの花と蜂蜜の香りが第一印象で、
柑橘系の皮のような香りもしてきます。そして、キンモクセイの花のような華やかな
香り…。次々と香りがグラスの中からあふれてくる感じです。
綺麗に熟成しているシャルドネの香りは、心地よいです。

●味わいはどう?
爽やかな印象を残しながら、酸味全体が柔らかくなりはじめていました。
ほのかな甘みがしっとりと優しく、舌から自然にしみこんでいくような感じです。
酸味と甘みが中心となり、熟成によって粘性を感じるトロッとした口当たりに変化していました。フィニッシュの心地よい苦味は、グレープフルーツのような心地よい苦味で、味の全体を引き締め、余韻を心地よく、長く楽しませてくれます。

●今後の期待度は?
瓶詰後約6ヶ月で綺麗に熟成しています。これからの熟成も大変楽しみです。
現在のシャルドネ アンウッディッドは、熟成によって、バランスがとても良くなっています。2005年のシャルドネは品質が高いと実感しています。

現時点のシャルドネアンウッディッド、一度飲んでおくのもオススメです。

3ヵ月後の11月上旬に次回のティスティングを行います!
酸味と甘み、粘性と心地よい苦味・・・。
熟成のピークは、まだまだ先のように感じますが、
フレッシュ感ある、フルーティーな印象がどのように変化していくか。
どきどきもんです♪

赤尾誠二

■Vol.1 2005 シャルドネ アンウッディッド

2006年02月16日 20時34分10秒 | ・シャルドネ アンウッディッド
ティスティング日時:2006年2月16日 PM 6時

●色は?
輝きのあるグリーンがかったイエローをしています。

●香りは?
ミネラルやグレープフルーツ、花のミツなどの香り、熟したバナナや洋梨、キンモクセイのような華やいだ香りも感じられます。

●味わいは?
酒質がしっかりしていて、果実味がたっぷりあります。口中からはつらつとした酸や色合いから想像できない、しっかりとしたコクのある部分が、本来のシャルドネを改めて感じさせます。
多少温度が上がるとヴォリューム感がとても印象的で、辛口のワインである事を主張してるかのように思われますが、徐々に温度が上がるに連れシャルドネの個性が見えてきて南国の果物のようなニュアンスがあります。これは、2005年の葡萄がとてもいい出来だったことの表れであり、長く余韻に感じられる豊富なミネラルは、質の高いシャルドネの証でもあります。

●今後の期待度は?
バラエティー豊かで、フルーティーな香が、どんな果物、花などの香りに変化していくのか、甘みと酸味のバランスがどうなっていくのか、厚味のある香、味わいから熟成は期待できそうです。

次回の Vol.2  2005 シャルドネ アンウッディッド のティスティングは、8月下旬予定です。
どんな変化をしていいくのか・・・。勾ご期待!お楽しみに~♪