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夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

ラッキョウ一つで屁六十

2019年05月29日 07時05分15秒 | 日記
子供の頃、田舎で大家さんの兄ちゃんから聞いた戯言だ。
新らっきょうの出る時期になった。皮をとってよく洗い、縦に刻んで酢味噌で食べる、或は縦に二つ割りにして一晩塩漬けする、美味い!野趣がある。父は当時、山村の学校で教師だったが飯と塩漬けのらっきょうだけを弁当に持ってきている先生が居たとびっくりしていた。でも、今にして思うとこの先生、ホンモノが分っていた。・・・だが、後が好くない、標記の通り。


文章を書くことの重要性

2019年05月28日 21時18分25秒 | 日記
ここに書く事は誰かが読む事を期待して、ではない。その時々の自分の考えを憶えの為に控えておく積りなのだ。
しかし、ある時気が着いた。・・書きながら【新たな閃き】に到ることが何度もある。不思議な事だ、書いていて『あっ、そうだ!』となる。
随って、日記でも何でも【文章にする】ことは自分自身にとって非常に有益であって、普通なら気が着かないことに思い到る事が多々ある。

自主性の尊重、意思の尊重

2019年05月28日 20時50分48秒 | 日記
高校の幼児教育科でピアノを教えている人が言う。『才能?いや素質かな?ウーンそうでもない、元々の能力と言う方がいいかな、全くないのよ。もう、柄じゃないって思うけど、言えないしね!今の世の中は。でも長い眼で見れば本人の為には、あなたはこっちは向いてないから別の道に行ったほうがいいって、言ってやったほうがいいと思うんだがな』・・・優しい世の中が必ずしも本当に優しいわけではない。

芸大に何人も送り込んだピアノの先生が居た。レッスン料を聞いてびっくりした。1レッスン●●万円!『そんな法外な!』と言ったら、「でもだらだらやってお金も時間も無駄にするよりは一回のレッスンで見極めて『キミは無理だからやめたまえ』と言ってやる方が本人の為になるんじゃないか?」とのこと、なるほどと思った。

『金取りがいいから』と医学部や医学部に不合格なら薬学部を受験すると言う。そう言って最早4浪。一緒に高校出た子は自分の力を分かっていたか、専門学校に行って検査技師になった。後のスズメが先になった。一方はもう立派な社会人、一方は悪くするとヒキコモリになり兼ねない。この子の場合、親の無意識を読んでいるのではないかな?子供は親の言葉は殆ど無視するが無意識には鋭敏に反応する。親の無意識、それは【まなざし】と言う形で放射される。
子供に【先輩、社会人として言うべき事を言わないオヤジ】が案外多いのではないか?

人食い

2019年05月28日 06時50分59秒 | 日記
人間世界と言う玉ねぎの芯を洗いだせば現われる実態は【人食い】である。人間社会が始まった頃はモロクとかバアルとか言う神が赤子を生贄に欲しがった。
聖書の神が徹底的に忌み嫌うのがこれであって、そういう神を祀る者共を根絶やしにせよと、古代の選民に命じた。

その宗教は別の慈愛に溢れる姿に仮装して今もあるがもっと巧妙な人食いが現代世界にある。【企業】とか【経済社会】とか言うものである。【始業時刻は朝8時、終業時刻は夕刻5時、8時間労働】と言うのは【あなたの8時間分の命を買う】と言う事と同じである。それに従わなければ生存出来ない世界を造ったもの、世界をそのように組み替えたものが居る。OSに割り込みを入れて誤動作させるようにしたものが居る。
聖書が的を絞っているのはそれだ。黙示録が【収穫の時】と言うのはその何者かを拘束する時だ。その何者かの手先、【娼婦】と呼ばれる者共を始末する時だ。

人間の本来の在り方

2019年05月28日 06時23分51秒 | 日記
人の不思議な行動、性向を見ると、人間なる存在が【意図して造られた】と窺わせるものがある。
1. 動物園、水族館・・・果たして生きるのに必須か?
2. 生垣を剪定する、花を植える・・・果たして生きるのに必須か?
3. 畑を借りて芋や大根を植える、・・・果たして生きるのに必須か?
4. 楽器を演奏する、絵を描く、・・・果たして生きるのに必須か?

その【造られた目的】に反するものを押し付けられると人間は【駄目になる】

カイシャなるものが無かったら多分ヒキコモリとかニートと言うものはない。いや、少なくともカイシャなるものが大威張りで人々を蹴散らし、世間を闊歩していなければヒキコモリはいない。

時間単価なる文言がある。【その作業に1時間従事すれば●●●円】などと。【一時間】とは別の言い方をすれば【命の長さ】である。つまり経済社会なるものは【生存したければ命を切り売りせよ】、【生きたければ本来の自分を死ね】と言っているに等しい。ヒキコモリやニートはこの【経済社会なる暗い洞窟】の中にあるもの、有体に言えば【人食い】を【それとなく察知している】と思う。・・・いみじくも言った、『働いたら負けだと思う』・・・そうだ、私は泣きながら敗け続けて年老いた。