銀河のサンマ

何でもあり

コゲラがいた散歩道

2023-02-16 | あし

 

雲がなく暖かくなったので散歩。

 

 

 

 

 

 

この水仙のうえの樹々の間から音が響く。

コゲラやないっち(頭だけの知識)音の鳴る木を探した。

初めてコゲラみて(どっかでみかけたかも)高速突きも初めてみた。

頭クラクラせんやか、っち心配になってしまった 笑。

古い木はコンコンコンって

若い柘榴の細い枝はカンカンカンって乾いた音がする。

大工の釘打ちがあれだけ高速やったら面白かろ、って思った。

水仙の頭がさがってきて時期が過ぎようとしよる。

梅の花みつけてた。

鶯もヒヨドリもいろんな木々を飛びまわる。

私もいろんなところへ飛びまわってみたい。

 

 

 

 

 

 

並んで落ちてる。

仲良しやろか。

明日はもっと暖かくなるみたい。

 

 

 

※ 朝食風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023 黄鶯睍睆

2023-02-10 | 吾子のおはなし

 

 

今朝の争奪戦、おかあさんの隣はワタシ♡

by シメジ

いつまでも変わらぬ愛らしさ、横にいて♡

ただまちっと暖まって早めに涙目を治そ♡

by 母

 

 

 

 

夜はボクがお母さんの隣に。

ボク、寝屁した。

バレた。

 

 

 

 

 

 

※ 朝食風景

ほんと寝屁くさかった 笑

さっき1年前の記事が送られてきた。

1年前の今日、虎松が寝屁してたみたい 笑。

2022の黄鶯睍睆の始まりに寝屁。

2023の黄鶯睍睆の始まりに寝屁。

季節は確実に巡るんだな、こんなことでしみじみ 笑

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023-02-09 | イラストかたり

 

 

 

小さな三叉路にある腰ほどの梅は満開で

歩き揺れるスカートに香りを巻きつける

 

 

 

※ 10分らくがき

 

 

 

 

 

 

そんなお母さんの作業部屋の水は3週間おきっぱなし。

ボクたちエラいから飲まない。

絵が3度失敗してヤケになって野放しにされている。

とうぶん進まないので落書きで気をおさめるらしい。

ボクは呆れる。

 

 

 

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0207*日記

2023-02-07 | 吾子のおはなし

 

朝の私の前の争奪戦。

シメジ早くも脱落。

2匹の無言の攻防。

いや、無言でも勝負はついてみたい。

虎松の尻尾でわかる。

 

 

弱気にクルクル丸まってる 笑。

ブナが立ちあがり右手の半爪で虎松をカッと抑えて虎松がとんで逃げた。

無言の争奪戦、今朝はブナの勝利。

 

 

 

 

夕方の虎松。

さて夕食何しよう。

 

 

 

 

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春のペペロンチーノ

2023-02-06 | 銀河食堂

 

 

立春にはいり、どんよりし始め明日からは雨が続くらしい。

寒いので、しっかり半ちゃんを羽織っているボクはクシャミをする。

節分から風邪をひいたり治ったりを繰り返している。

けれど気分転換に、珍しくボクが料理をしようと台所へ立っている。

春が待ち遠しいので菜の花と筍でペペロンチーノをつくるのだ。

ペペロンチーノはママンの味を思いだしてつくるので、頭は十分、昔の記憶を辿っている。

さてニンニクをみじん切りにする。

隣町で作られたジャンボニンニクを使用している。

なかなかの手際じゃないか、とボクは嬉しくなり少し寒さを忘れていた。

母のペペロンチーノは菜の花もなにも入ってなかった。

ただ、ペペロンチーノというのがあるらしくて習ってきたよ、と夕食にでてきて初めて口にしたの覚えている。

何だか具もなくて不思議だね、これが流行っているんだ…と家族がいつしか無言になって食べ終わったことを覚えている。

あの頃はナポリタンがメインスパゲティというもので、

その後にミートスパゲティというソースの缶が美味しいらしい、と聞いて買い始めた頃くらいである。

それからそれからボクは社会人になりペペロンチーノをお店で食べた。

その時は母のつくった事なんて覚えてもいなかった。

だがお店で食べて、ペペロンチーノって具材がない!と心の叫びが小さく漏れたのは覚えている。

きっと貧乏性なのだろう、ペペロンチーノと具材の入ったパスタを値段的に比べてしまう。

だからそれからも余りボクはペペロンチーノを口にすることはなかったと思う。

ボクが母にペペロンチーノをつくってもらったというのを思い出したのは、つい数日前にことである。

さてボクは具ありのペペロンチーノをつくる。

筍の水煮、菜の花、ボクの食べたい春を一足早めに食べるんだ。

熱いオリーブオイルにニンニクと唐辛子を入れ香りつけ

パスタと一緒に湯がいた菜の花をザッと入れサッと炒めてスルンと皿に盛る。

最後に黒コショウ…ちょっと多めにね、ママンの味は黒コショウが少なめだった。

当時は辛いのが苦手な家族だったから、唐辛子も黒コショウも少なくて十分だったのだ。

急げ、香ばしくそそる春のペペロンチーノを食べるんだ。

よっし、食べるぞっ!

一礼し「いっただっき…あ゛ーーーーー!!!」

「どれぐらいぶり?いただきます?では、私もいただきます♡」

ニッコリ笑う久しぶりの登場、銀河食堂の小料理風女将が目の前に。

「どうしたんですか、突然に。どうやって現れたのですか…」少しボクは腰がひけた。

「美味しそうな香りする方へ行ってみたら、ここだったの。何か?」

「……」

「さ、出来たてを食べないと♡お皿が春いっぱいね」と女将がニッコリ微笑みフォークを握った。

ふぅー。そう、いつもそうだ。こうなんだ。この女将はいつも無邪気な突然な人なんだ。

もう1本、フォークをとりながらボクは自分にこう言い聞かせ、改めてふたりで、いただきます、をした。

一口いれボクはそのまま女将をそっとうかがった。

「美味しいわ、すごいじゃない、つくるのね。えらいわ」と女将が微笑んで春のパスタを食べる。

良かった、とボクは何だか安心して二口目をゆっくり味わった。

菜の花の苦味が好き。筍の歯ごたえが絶妙に良い、そして黒コショウの量を除けばママンの味。

ボクは少し恥ずかしく呟いた。

「ママンの味にしたくって…」

「ママンの味?」と女将は不思議な顔をした瞬間

「ハ、ハ、ハ、ハッックショーーーーンっ!!」女将が突然クシャミした。

ボクはビックリした。

少しドキドキして「女将も風邪?」と尋ねる。

すると、鼻を手で覆った女将はとんでもない!という表情で首を横へふり

「何これ辛いわよー!コショウ多くない!?これ、これ…ハっクショーン!!」

2度目のクシャミした女将が顔を歪めて春のパスタをみつめ、みるみる涙目になってゆく。

ボクは慌てて後ろにあったテッシュをとろうと女将に背を向けた。

すると小さく籠った声で「もう、なによ…ママンの味じゃないじゃない…一足早めの春を…」

「え?」

ボクはテッシュを持って振り返ると女将はそこに居なかった。

女将?ボクは部屋を見渡したが女将がいたという気配すらない。

フォークも1つしかテーブルにない。

そのフォークでボクは少し冷めかかったペペロンチーノを食べる。

ボクはいつから黒コショウ多めでも平気になったんだろう。

皿の奥へ目をやるとコップに一輪の満開の菜の花が入っている。

その日のニュースで今川の菜の花が満開という映像が流れた。

 

 

 

 

 

 

 

※ 夕食

 

 

 

※ 昨日、朝。

 3匹、炬燵の前の私べったり争奪戦のため私は足を入れられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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