私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

THSRC hires foreigners to drive trains

2005年01月10日 | 記事
◆THSRC hires foreigners to drive trains(Taipei Times)

外国人運転士頼みのTHSRC

日本の批判:『朝日新聞』は高速鉄道プロジェクトの諸問題に焦点を当てた筋書きにおいて、台湾人運転士が登用されていないと批判した。

シェリー・シャン記者
2006年4月24日月曜日,Page 1

台湾高速鉄路公司(THSRC)は、10月に予定されている台湾初の弾丸列車の開業時点で35~40人の外国人運転士に頼ることになりそうだという皮肉が交じりの記事が昨日日本の日刊紙の朝日新聞に掲載された。

同紙では「日本企業がつくった新幹線車両をフランス人が台湾で運転することになりそうだ」と報道されている。

同紙の記事ではまた、日本初の海外輸出事業となった高速鉄道システムが未だ多くの問題に直面している点が強調されている。その一つが正式開業日程の遅延の原因となった建設工事の不備である。

同紙の報道では台北市から台北懸板橋市におよぶトンネル区間の工事の進捗が芳しくない点も指摘している。

開業時に板橋折り返しとなることで、車両のやりくりが難しくなりそうだも記されている。

朝日の記事ではまた、THSRCの養成が遅れ気味で運転士は比較的未熟であると指摘されている。

同紙の報道によると、開業当初の運行本数は計画の半分にとどまる見通しであり、建設経費を賄う収益を挙げるのは難しいとも記されている。建設を続行するために、同社はさらに350億NT$(約1260億円)の銀行融資を確保する必要がある。

朝日新聞では、外国人運転士の全員がフランス人というわけではなく、日本人運転士も10人いるというTHSRC当局高官の言葉が引用されている。

同紙はまた、開業時点で120人の運転士が必要だという当局者の言葉も引合いに出している。習熟した40人の外国人運転士が主任を務める傍ら、30人の台湾人運転士が見習いとして同乗する。

この件について本誌がTHSRC広報部代表に接触したところ、氏はTHSRC当局が雇用する運転士には日本人もいると回答したものの、日本人とフランス人の割合については明言を避けた。

同氏は、10月の開業時点までに同社は108人の運転士を雇い入れる予定であり、これまで77人を確保していると述べたが、外国人と台湾人の比率は判らないと言う。

外国人運転士は皆高速鉄道を運転する広範な経験を有していると氏は繰り返した。

公共交通担当大臣の郭瑤氏は先週、板橋高雄間の開業は予定通りであり、万が一最終期限を外すような事態に陥った場合は辞任すると公約した。氏によると台北への延伸が不可能になったのは技術的問題であるという。

政府は、BOTプロジェクトへの出資を741億NTへ引き上げた。当初の契約に基づく建設費用は建築業者へその全額が支払われる予定である。

最新の画像もっと見る