私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

高雄市、三多商圏定点観測

2008年02月28日 | 台湾

2月中旬の台湾は、あまりの寒さにビックリしたのですが、たまたま宿に暖房が備え付けられていてラッキーでした。高温多湿な風土を反映してか、冬でも夏でも交通機関やビルの館内は冷房がガンガン効いている点には要注意ですね。

    

高雄金典酒店は、西洋人と日本人客が目立ち、日本人は中・高齢の〝ゆとり世代〟の利用が多いようです。朝食バイキングで飲み物を探していたらしい婦人に、「飲み物やサラダ類はあちらみたいですよ」と申したところ、「日本語お上手なんですね。謝謝!」と返されてしまいましたが・・・・

    

部屋は59階の海景側でしたが、高雄港を臨む素晴らしい眺望が広がります。
台北に比べると、高雄の宿は割安で、コストパフォーマンスが高い(台北は景色等が期待できないし)ですね。
宿の前から計程車を拾おうとすると、ドアボーイが行き先を尋ねて運転手に指示してくれます。乗車する車の番号を控えた紙も渡してくれますから、女性1人の利用等でも安心でしょう。そんな訳で、台湾語教室で隣の美人受講生にもオススメした次第ですが、築年数が浅いにも関わらず風呂の排水が今ひとつ良くないのは、台湾特有の問題でしょうか。

    

昨年9月末時点では、三多路と中山路の交差点付近は工事現場状態でしたが、

    

見事に仕上がっていますね。春節期間中、三多商圏~小港間は無料試乗会やっていたようなので、その後部分開業しているのか、と思ったのですが・・・・

    

台湾高鉄開業前の板橋駅を想起させる光景で、女性職員は私用電話中。「夢時代購物中心」にでも行ってみようかと思ったのですが、日本のSCみたいなところに行くのも芸がないので、この日は中山路からバスに乗って美濃へ向かうことに。
美麗島、中央公園駅はいずれも工事現場状態でしたので、高雄~小港間の部分開業でもまだしばらくかかりそう・・・・



三月末で伊勢丹は引き上げる(小倉伊勢丹の撤退は早かった!)ようですが、三越、SOGO、阪(漢)神に阪急と、高雄に居並ぶ日系百貨店を数えるだけでも、通商面で重要な隣国だと痛感します。
夢時代での好調な業績を背景に、統一阪急は台北市内にも出店するようですが、北京や上海進出も視野に入れているとのこと。台湾市場をステップに、日台合弁で〝大陸反攻〟というのが最近のトレンドのようですが、新光三越の北京出店(新光天地)時の騒動のような、政治リスクが付きまとう点は覚悟が必要です。台湾と違って、中産階級というヴォリュームゾーンが存在しないだけに、品揃え等も苦心しそうですね。



何故か建台百貨正面玄関脇の象さんがいなくなっていました。特段工事等はしていなかったように思うのですが、象さんの消息や如何に??

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