大分の食といえば、「関サバ」「関アジ」「城下カレイ」が御三家(東京の半値以下だったのには昨秋驚きました)だと思うのですが、台風だと佐賀関の港にはさすがに揚がらないとのことでした。それ以前に、前日投宿してTVを付けたら別府市内でも崖崩れがあったようで・・・・
翌朝は「台風一過」といった趣でしたが、まさかこの後信越で地震に見舞われるとはつゆとも思わず。前代未聞の最悪な連休でしたねぇ・・・・
国鉄分割民営化、JR発足から今年で20年ですが、JR九州は新幹線から焼き鳥屋まで何でもアリですね。別府ではこのように旅館までやっていますが、こうしたアグレッシヴさは民営化の賜物でしょう。「国鉄といえば赤字、赤字といえば国鉄」どころか、「遵法闘争」に加えて極左過激派が浅草橋駅を焼き討ちしたり、国電同時多発ゲリラ事件も国鉄末期の話。今思えば「国鉄改革」というのはこうした〝不穏分子〟の除去という側面もあったわけですが、それから20年目の今日は社保庁の労組が問題になっている次第で・・・・
別府駅
博多行きの特急「ソニック22号」は長崎本線のかもめ編成で入線。友人は「九州はICE3の車両をドイツから輸入しているのか!?」と・・・・
『2000年の旅へ ミレニアムエクスプレス「白いかもめ」』も、デビュー当初は革張りのシート、和風テイストなデッキ等の斬新なデザインが(鉄ヲタ以外の一般人にも)大変話題となりました。
車端のデッキ部には大型の窓があり、このように親子連れで車窓の景色を楽しめたりもしますが、
N700系「のぞみ」(JR東海)
7月1日にデビューした東海道・山陽新幹線の最新型車両のフリースペースは、
オサン向けの〝ガス室〟があるのみで、子供が楽しめる〝余地〟はありません。(JR東海は「親子試乗会」をやってましたが、単に最新型というだけで、500系「のぞみ」みたいなワクワク感はない気が・・・・)
東海道新幹線(JR東海)は徹頭徹尾出張族のオサンしか眼中になく、大きなスーツケースをえた外国人が途方に暮れている光景もたまに目にします。N700系のグリーン車には今回ラゲッジ・スペースが設けられましたが、台湾高速鉄道では人民席でも荷物置き場を備える改良を行っていました。
博多駅
台風のせいなのか、博多駅では日豊本線を走るソニック編成が長崎本線のかもめ運用に就くというあべこべな状態でした。背後の博多駅ビルが見られるのもあとわずかだなぁ・・・・
この日立下松製の885系車両は、特急「タロコ号」として台湾の東部幹線にも走っています。先頃たまたま台北~樹林間で〝試乗〟したところ、車内の印象等は九州のそれと比べると地味(と言うかJR九州が派手過ぎ?)でしたが、博多~大分と台北~花蓮というのは、島内の位置的に同じ辺りを走っているのも面白いですね。
日本のイパン旅行者の目は台湾新幹線なのでしょうが、宜蘭の師匠と私はむしろこの「タロコ号」の話題で持ちきりだったり(→台湾ダウンタウンライフ THE LIMITED EXPRESS TAROKO~特急タロコ号)します。実際、この台鉄東部幹線は、
和仁~崇徳間のこのトンネルを抜けた辺りの、
崇徳駅
清水断崖を臨む海岸線沿いは何度行っても絶景の一言!はっきり言って台湾新幹線の車窓の比ではありません。
個人的には車窓も感激度合いも、JR東海ベースの台湾高速鉄道<<<<JR九州ベースの台鉄「タロコ号」なのですが、昨年11月の〝乗り鉄〟写真を眺めていると次回も是非、という気になりますね。(目下二回に一回はこの区間に乗っているような)
・・・・とはいえ、今回はいささか懲りました故、台風シーズンは自重かな。
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日豊本線と言えば、やはり印象深いのはブルトレ全盛期にDF50が基本編制のみを牽引していた「富士」「彗星」ですね。DD51にはない独特な雰囲気が好きでした。その頃は、ED72やED73、あるいはED75-300が走っていた時代でもありましたね。懐かしい。その頃に、一度旅行で博多まで行った事があります。行きは0系ひかり、帰りは20系のあさかぜ52号でした。
885系が台湾でも走っているというのは初めて知りました。結構台湾の景色と似合いそうですね。
大淀川鉄橋&DF50&「富士」「彗星」って典型的な光景で懐かしいですねぇ。
九州ブルトレも私が高校の頃までは食堂車がありましたし、夕方の東京口を誇らしく西下していったんですが、もはや過去の光景となっちまいましたねぇ。
自分的には初九州でしたが、日本人が行かなくなると外国人相手にはなるんでしょうね。台湾だけ来てくれというわけにもいかないでしょうし。
対馬の韓国人誘致を売国奴と思いましたが、ちょっと浅はかだったかもしれません。
廊下?の和風テイストを台湾風にアレンジするとやはり
「太魯閣」は間違いないでしょうが、あとは「阿美」とか原住民名になるんでしょうかね。まさか「統一中國」とか「反抗大陸」とかはさすがにありえんでしょうけど(まああったらそれはそれで祭りの予感)
いえいえ、北京・釜山・京城けん制の意味を込めてまた遊びに来てください。(爆)
ま、宮崎が新婚旅行のメッカだった頃は1US$=360円の時代ですからねぇ。当時のJALパックでハワイ何て言ったら一生に一度行けるかどうかといったものでしょう。そこら辺の事情もありますが、「ディスカバージャパン」もいいもんですね。私的には離島巡りをしてみたいです。
足回り以外はおよそ別物という感じですよね。JR九州は高速バスとの対抗からこうした派手な釣り方をしてますけど、奇抜過ぎるデザインは陳腐化するのも早いという難点があります。
フローリングの床何かも必然的に傷が目立ちますので、これが今後も踏襲されるかどうかは疑問です。
タロコ号は名前はともかく、観光列車という位置づけではなく、西部幹線への本格投入もありうる訳ですから最適化された作りだなぁと私は評価します。東部幹線の車窓があれば充分ですね。(笑)
にしても、選挙結果がきになります。台湾も同じですが。