<The question of the day at the February 3 meeting was, "How does the Taiwan president's stance affect the Taiwan Strait 'status quo' in the run-up to the Hu visit?"
"Not much," according to some administration China experts. Bush's National Security Council China director Dennis Wilder, I was told, launched the discussion with a recitation of China's unhelpful behavior in the Taiwan Strait over the past year and urged a policy of "balance." To be sure, Taiwan's infant democracy has given fits to the Bush administration. But China's behavior has been egregious.>
(2月3日の会議のテーマは「胡錦涛訪米を睨み、台湾総統のスタンスは台湾海峡の『現状維持』に影響を及ぼすか?」というものであった。
「大したことはない」というのが中国専門からの見解であった。NSCの中国部長のデニス・ワイルダーは、この一年の台湾海峡における中国の無益な振る舞いを踏まえた議論について言及し、「バランス」の取れた政策を促した。確かに台湾の初心な民主主義がブッシュ政権を戸惑わせることはあるにせよ、中国の振る舞いには目に余るものがある)
<Green: I do not think abolishing the unification guidelines will cause a conflict in the Taiwan Strait, and it may technically be a grey area with respect to the "five noes.">
(グリーン:統一綱領の廃止が台湾海峡における紛争を引き起こすとは思いませんし、「四不一没有」の公約遵守という点においては、厳密にはグレーゾーンと言えるかもしれません)
二月下旬にthe weekly Standardの記事(同紙HP)とTaipei Times紙で合衆国NSC(国家安全保障会議)の新旧アジア上級部長の見解を目にしておりましたので、最終的な落としどころは「表現」の問題になるのかなと思われたNUCと統一綱領の廃止問題ですが、この期に及んで言った言わないといった類の論争が沸き起こっているようです。
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<国家統一綱領適用終了、米国務省と総統府が衝突>
陳水扁総統が2月27日、国家統一綱領(中台統一政策の最高指針)の適用終了を発表したが、米国務省は2日、用語の解釈が誤解を招くという理由で台湾側に修正を求めている。陳総統は米国政府との協議で国家統一綱領の「廃止(abolish)」という表現は自粛し、国家統一委員会の「運用を停止(cease to function)」、国家統一綱領の「適用終了(cease to apply)」という言葉を使うことで合意した。米国政府は、国家統一綱領の適用が「終了」しただけで国家統一綱領それ自体は「廃止」されていないと解釈していた。しかし、総統府の陳唐山秘書長らが記者会見で「『終了』と『廃止』は同じ意味である」と発言したため、米政界を騒然とさせたという。総統府や外交部は陳秘書長らがそのような発言を行った事実はないとして米国政府に反発を示している。(なる台NEWS)
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先月27日のブリーフィングの席で、国務省のエレリー副報道官は、NUCと統一綱領は「廃止」されたのではなく「凍結」されたものであるという見解を示しています。記者に突っ込まれた同副報道官は、「『凍結』というのはその存在が消滅することと同義ではない。したがって現状は維持されている」とかわしたかったものと思われますが、「事実上の廃止」を伝える全世界の報道に困ってしまって・・・・といったところが真相なのでしょうか。
しかし、これは神学論争にも似た馬鹿げた話であり、例えば「『噂の真相』という雑誌が〝休刊〟となった」というインフォメーションを「『噂の真相』という雑誌は〝休刊〟となった。しかしながらその雑誌自体が消滅したわけではない(依然存在している)」と解釈する人間はそういないでしょう。「『噂の真相』廃刊へ」といった報道のされ方も充分想定され得ることです。
<曖昧な国務省の私>が自らの失態を顧みることなく台北にそのツケを回す(しかも、むじな@台湾よろず批評ブログ様からいただいたコメントによると、陳水扁と呼び捨てにしたらしいですし)行為は横暴に過ぎます。
陳総統がNUCと統一綱領の廃止を打ち出して以降のワシントンの関心は、もっぱら台湾海峡の「現状維持」、すなわち中台紛争の防止にあったわけですが、そもそもワシントンが「中台双方からの一方的な現状変更に反対」であるのなら、中国の「反国家分裂法」制定を阻止するのが筋でした。同法こそ「武力による一方的な現状変更」の表明以外の何物でもなく、実際陳総統も今回のNUC&統一綱領の廃止は、それを踏まえた台湾海峡の現状を守るための措置であると言明していたはずです。中国の明らかな現状変更の意志には目をつむり(宥和的な態度を示し)、台北側のみを押さえ込もうとする姿勢は欺瞞以外の何物でもありません。
<Green: Frankly, the administration will not want Taiwan to be the major topic on the agenda. The president can push for cross-strait dialogue, but he must also make progress with President Hu on trade, intellectual property rights, currency, North Korea -- and the broad question of China's role in the world and whether or not Beijing is ready to be a "stakeholder.">
(グリーン:率直に言って、政府は台湾が議題の中心に上ることは望まないでしょう。大統領は両岸の対話促進の後押しは出来るでしょうが、通商、知的所有権、人民元、北朝鮮--また中国が世界で果たすべき役割といった幅広い課題や、中国が「ステークホルダー」となる用意があるか否かといった点に関して胡主席と進展させる必要があるからです)
四月に予定されている中国の胡錦涛国家主席の訪米は、中国にとって「踏み絵」ではあるものの、M・グリーン氏がTaipei Times紙に語った内容から判断しても、台湾問題への積極的な言及はあまり期待できそうにないようです。
今回国務省側がカリカリしているのもすぐれて北京からのプレッシャーによるものでしょうが、北京側からは台湾関係にリソースを割く余裕がないことを見透かされている印象も受けます。(「武力攻撃も辞さずと陳総統に警告」といった報道の類は、むしろワシントンに向けたメッセージであると解釈すべきなのかもしれません)
今月19日に訪米するKMTの馬主席は下にも置かない待遇で、何とゼーリック国務副長官との会談も予定されている(なる台NEWS)のだそうですが、合衆国側としては昨年の野党訪中で慌てて「中台双方の指導者の対話」を言い出した癖に一体何を考えているのか?
当初からすれ違っていたワシントンと台北の思惑(記事)ですが、そもそもそうした齟齬が起きる根本の原因は、台湾の「現状」に対する捉え方の違い(ワシントン側の捉え方が一方的かつ硬直的に過ぎる)にあるといえるでしょう。その意味では、ワシントンと台北の対話不足を差し置いて北京との対話を促すのは本末転倒とも言えます。
昨今の国務省は妥協主義的で臆病なリアリスト達の声が通りやすいのかどうかは存じませんが、そのインモラルな対応は北京側や「聯共反台」な面々への誤ったメッセージとなりかねない点を銘記しておくべきでしょう。
※写真・・・・西門町付近
「横車を押す」ような行為はするな!・・・・この場合は思いっきり前から突っ込んでいますけど。
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まさに、この点が一番の核心でしょうね。一方で「民主主義を広める」とネオ・ウィルソニアンな主張をしておいて、一方ではネオ・チェンバレニアン(?)な対応をしているとなれば支離滅裂ですよ。どこの羹に懲りたのか、台湾海峡の膾を吹いている…。大局的には新QDRの方向性は動かないと考えるのが妥当とは思いますが、米国はこれ以上下手な対応をするとその戦略にダメージを与えたり自らハードルを上げることには繋がりかねないです。
米国の裏庭といわれた南米でどんどん反米政権ができたり、韓国とも関係が悪化するのも、米国の問題のほうが大きいと思いますよ。
大体、米国は「民主化」というなら、民主化した相手が民意にもとづいて、米国の国益と衝突することも覚悟しないとしたら、お粗末きわまりない。
米国の韓国と台湾に対する態度の横暴さを見ていると、米国にとっては反共独裁政権のほうがいいのかと思えてしまいます。
そういえば、自民党の人から見たら、韓国のウリ党なんて、学生運動くずれのとんでもない反米サヨクに見えているんでしょうけど、民進党から見ているとウリ党はウリ二つの同志です。
月曜日にもウリ党の議員5人がやってきて「お互いによく似ている」と感動して帰って行ったし。
タイとフィリピンの民主主義が怪しくなっている今、米国にしても日本にしても、韓国と台湾の民主化の成果を尊重して受け入れる姿勢を示すべきでしょう。
そういう点ではウリ党を敵視している自民党にも猛省を促したいものです。
そうやって民主的選択を罵倒したり干渉したりするのは、もう や め ろ!
人的パイプが旧民正党系一辺倒なのは間違いない。まあ、ウリ党とはイデオロギーが合わないので親近感は湧かないだろうし、個人的には色々な感情を抱いている人がいるでしょう。党レベルでも相互に尊重しつつ率直な意見交換できる方がよいことはもちろんです。ただ、党として敵視しているというのは言いすぎじゃなかろうかと、多少異論を述べたいところではあります。
KMTの馬英九如きと対談しても仕方ないですし、ワシントンに招くべき人間は陳総統でしょう。「中台両指導者の対話」と言っている癖にやっていることはまるっきり的外れとしかいいようがありません。
>大体、米国は「民主化」というなら、民主化した相手が民意にもとづいて、米国の国益と衝突することも覚悟しないとしたら、お粗末きわまりない。
>米国の韓国と台湾に対する態度の横暴さを見ていると、米国にとっては反共独裁政権のほうがいいのかと思えてしまいます。
これはけだし正論だと思います。そもそも「台湾関係法」が制定された当時とは大きく状況が変わっている(00年以降もそうですが)という点を踏まえていないと思いますよね。
メリケンも国府と永年なぁなぁでやっていてDPPとの対話・交流の努力が足りていない感もありますよね。中台の対話云々以前の問題だと思います。
この辺の危うさについては『中台激震』でも指摘されていたかと思いますが・・・・
自民党は曲りなりにも自由で民主的な政党のはずだから、それがおかしいですね。
そんなことをしているから、自民党は軍国主義復活、ファッショ志向だという批判を招いてしまうんでしょうね。
せめてYS民主系ならまだしも。
>まあ、ウリ党とはイデオロギーが合わないので親近感は湧かないだろうし、
ウリ党って、あんまりイデオロギーがないと思いますし、経済的には市場経済で、人権などの価値観でも自由主義なので、自民党のタカ派は無理にしても、ハト派とか若手だったら、けっこう会いそうに思うんですが?
ウリ党の国際的基準による属性は、中道であって、左派ではないわけですから。
それとも、自民党って、私が思っているようなリベラル左派から保守、さらに極右まで幅広い政党ではなくて、単なるファッショ志向の極右政党だったんでしょうか?
>ただ、党として敵視しているというのは言いすぎじゃなかろうかと、多少異論を述べたいところではあります。
>
いや、どう見ても敵視しているように見えたので。
しかも、アジアで数少ない民主主義国家で、曲がりなりにも西側同盟国の一つである韓国の与党と満足に交流もしないなんて、自民党にはアジア民主国家の日本の与党としての自覚にかけているのでは?
中国と対抗し、北朝鮮を敵視するのは結構。
でも、今の自民党および日本政府には、アジアの隣国に友達を作る努力をしていない。
台湾を独立国家と明言して堂々と交流するほどの勇気もない。かといって、東南アジアでも中国の台頭によって日本の足元がすくわれて、G4提案でも東南アジアからそっぽを向かれた始末。
日本は中国や北朝鮮と対抗していくうえで味方がいない。逆にアジアでは中国の影響力が強まっている。どうやって中国と対抗できるんですか?
中国と事を構えるなら、もっと多数派工作をして、味方を増やして、勝算を持ってからやるべき。
今の自民党政権がやっていることは、単なる孤立化、戦前の二の舞じゃないですか?
どうして、タイやフィリピンやインドネシアを日本絶対支持にできないのか?それでいて中国と韓国と喧嘩?単なるアホで基地外です。
中国と北朝鮮とは対決することには異論はありませんが、それなら韓国をひきつけて、さらに東南アジアも味方にする必要があります。
それができない自民党は日本をつぶす気ですか?
>
いや、米国政府とくに共和党のような反共主義者にとっては、「中道左派」である民進党は「アカと同類」だから、ファシストの国民党のほうが好ましい相手なんですよ。
だからこそ米国は04年総統選挙でも暗に国民党側を応援していたのです。
米国は結局は反共であればファシストだっていいんです。
米国に「民主主義」を語る資格などない。
>メリケンも国府と永年なぁなぁでやっていてDPPとの対話・交流の努力が足りていない感もありますよね。
>
米国のとくに共和党に多い「反共タカ派」の目から見たら、民進党は「アカ」でしかないんでしょうな。
サンディニスタやアジェンデ政権をいじめたり打倒したりしたときと何にも変わっていない。
米国と中国はそういう点では本質的には同じです。米国は国内では民主主義かも知れないが、対外的には帝国主義で、親米なら独裁体制のほうが支持するというトンデモ国家。
台湾は、とっととそんな米国に見切りをつけたほうがいいかも知れない。
>中台の対話云々以前の問題だと思います。
>この辺の危うさについては『中台激震』でも指摘されていたかと思いますが・・・・
ブッシュ政権になってから、その稚拙さ、馬鹿さがブッシュ自身の知性の低さとあわせて突出しているような感じがします。
まだレーガンのほうが、民主主義という点では一貫性は見られた。韓国と台湾の独裁体制に民主化促進圧力をかけたのはレーガン時代だったわけだし、あの時代、実際に米国は同盟国や敵対国の民主化を進めていた。
ブッシュ政権にはそれがない。レーガン以前の共和党政権が行っていた「反共であれば、独裁政権のほうを支援する」先祖返りを起こしてしまっている。
これを諌めて、米国にもう少しまともなアジア認識を持ってもらうようにするには、日本政府と自民党がもっとしっかりして米国にアドバイスしてもらわないと困るんですが。
だが、自民党自身がアジア外交を軽視している以上はそれもできない。
ここでアジア外交軽視というのは、いわゆる社共など似非サヨク容共主義者のいう意味ではなくて、中国や北朝鮮と対抗するために、日本の友好国を増やす多数派工作をやっていないという意味です。実際、今日本が中国と事を構えて、アジアで日本を支持してくれる国がないわけだから。
日本が東南アジアを軽視し、韓国まで敵に回した間隙を利用して中国が増長している。違いますか?
そういう意味で、自民党は米国の今の頓珍漢を批判する資格はありません。
イラク戦争以来、対米追随を続けて、以前日本が多少は持っていた、北朝鮮、東南アジア、イラン、イラク、シリア、キューバ、南米とのパイプが失われ、その分を中国が分捕りつつある(とくにイランについては、5年前まではイランは日本人にはビザも免除していたくらい好意的だったのに)。
米国にとって、イランやキューバやシリアは、嫌な国であっても、日本にとって嫌な国じゃありません。
ところが小泉政権になってから、米国と完全に好みまで一致させて、独自の外交ルートを失って、それが中国の付け入る隙を与えてしまっている。
自民党もアホです。
事を構えること自体を支持する国はないでしょうが、別に日本を捨てて中国を取る国もないわけですが。
中国が増長するのは単に日本国内に呼応する集団がいるからであって、世界各国の状況は関係していないと思いますね。
で、その状況を打開する方法はただひとつ、中国朝鮮に妥協しない姿勢を貫くことです。妥協すれば、それを理由に新たな要求を突きつけてくる国であることは現状が証明していますから。
なので現在の外交政策は(少なくとも以前よりは)正しいと言えるでしょう。
君は甘い!
君は現実のアジアがどういう状況になっているのか、まったくわからないで、お花畑にいるようだね(わら)。
今の東南東北アジアでは、タイやマレーシアやインドネシアやミャンマーやラオスやフィリピンなどは、「日本を捨てても中国のほうを取る」というだろうね。
だって、日本を捨てても制裁は受けないだろうが、中国に歯向かうと、もっと恐ろしいことになりそうだから。
ベトナムとモンゴルやカンボジアは、反中感情が強いから、かろうじてやや日本寄りにするだろうが、それでも明確に日本支持をするわけではない。
そして意外に韓国は日本のほうをとるだろうけどね。というのも、韓国経済の命脈はすべて日本が握っているから。日本を怒らせて、中間財や借款をすべてとめられたら、韓国はアウト。
だからこそ韓国は昨年、結局は外相の日本訪問を中止させると脅しながら結局訪問させたわけだよ。
>中国が増長するのは単に日本国内に呼応する集団がいるからであって、
ぜんぜん違います。
「中国と対抗しよう」といっている君のような右派勢力の頭が悪く、戦略的な思考も、まともな現状認識もできず、多数派工作もやっていないからです。
>世界各国の状況は関係していないと思いますね。
君、タイにでも行って、いかに東南アジアが中国になびいているかの現状をちゃんと認識したほうがいいと思うよ。
日本に引きこもっているだけでは、何もわからんよ。
で、中国に尻尾を振っているタイなどはどうやって日本に呼び戻すの?
タクシンその他のスタンスを見ていると、もう絶望的なほど日本は孤立化しているよ。それを中国は戦略的に進めてもいる。
その現実を甘く見てはいけない。
皇室外交でも重要な拠点で、親日度も高かったタイが、どうしてあそこまで中国べったりになっていて、日本に敵対的にすらなっているか。
それをちゃんと認識すべきだよ。
はっきりいって日本の今の外交は危険。
中国と朝鮮ばかり見ていて、多数派工作を考えない引きこもり外交は、勝算の見込みがない。
あんたがた右翼国粋主義者はこれだから困るんだよ。
>妥協すれば、それを理由に新たな要求を突きつけてくる国であることは現状が証明していますから。
>
で、タイはどうするの?タイは中国の応援をしているんだが?
>なので現在の外交政策は(少なくとも以前よりは)正しいと言えるでしょう。
中国に強硬な姿勢をとっている点「だけ」は、以前よりはマシだといえるが、タイなどを味方につけることに失敗している時点で、大失敗ですよ。
なぜ、タイがあそこまで中国べったりになっているのか?その責任は小泉と安倍にある。
大体、小泉政権になってから、首相と外相と経産相が何度東南アジアを訪問しているのか?援助も人も投資も増やしているのか?
何もやっていない。その間隙を中国が付け込んで、東南アジアの多くが中国の属国になりつつある。
アセアン議長国の選出は、かつては日本の意向で決まっていたが、現在は中国の意向が反映されるようになっている。
君にその危機意識がないとしたら、おめでたいというしかない。そのおめでたさは、まるでかつての社会党並みだ(わら)。