私の「認識台湾」

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China won't give Ma an easy ride: ex-MAC official

2005年01月07日 | 記事
◆China won't give Ma an easy ride: ex-MAC official(Taipei Times

「中国は、馬氏にとってくみし易い相手ではない:前MAC高官」

海峡両岸関係:仮に馬英九氏が08年の総統選で勝利しても、KMTの中国に対する約束が重荷となるであろう。

Shih Hsiu-chuan記者
2005年12月12日月曜日,Page 1

行政院大陸委員会前高官が昨日示した見解によれば、仮に中国国民党(KMT)が08年の総統選で勝利を収め、中国政府との約束(胡連5項目の共識)を履行しようとしても、海峡両岸関係の扱いは容易ならざるものとなる事態が予想されるという。

行政院大陸委員会前副会長の陳明通氏は、著書の出版記者会見の席で「仮にKMTが08年の総統選で台頭したとしても、現実には約束したことの大半は実現困難でしょう」という見解を示した。

「胡連共識をうまく履行できなかった挙句、両岸関係は悪化の一途を辿るものと思われます」

「私は学術上の意見交換で先月上旬北京に招かれました。彼らに言わせれば、[KMT主席]の馬英九氏は未だに反共主義に凝り固まっているように中国の当局者に思われており、中国政府は馬氏が両岸政策の扱いに悠長な時間を与えないだろうとのことでした」

馬氏は汎藍陣営(KMTとその友党の親民党)の代表であり、08年の総統選の最有力候補として広く喧伝されている。

馬氏は08年の総統選で勝利するかもしれないが、前KMT主席の連戰氏(陳氏によると中国政府は連戰氏を手なずけるのに相当心を砕いたという)ほど中国政府への共感は深くない。

「今年連戰氏が訪中して中国の胡錦濤国家主席とコミュケを交わしたのは、馬氏を従順にする戦略の一環でもありました」

コミュケは、「92年の合意」(「一つの中国」の原則の下に台湾独立に反対する立場を表明するなどした)に基づき、KMTと中国共産党(CCP)の共通の目標について概説したものであった。

「CCPがコミュニケの原則を実現に熱を上げている一方、台湾人の多くは両党の政策目標に反対する立場を表明しています」

「野党が中国でそうしたコミュニケに署名するのはたやすいことですが、大陸委員会を通すべきであったということです」

行政院大陸委員会の吳燮会長に言わせれば、中国政府と交渉した後に政府に働きかけるようなやり方は民主主義の精神を殴打するようなものであり、MACに対しても悪影響が及んだという。

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