私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

花蓮国際機場から台北へ

2005年02月11日 | 台湾
花蓮国際機場は出来たばかりといった風情で、機能的なデザインが印象的でした。開発が遅れていた東部も近年開発が進み、花蓮国際機場にもチャーター便(日本は沖縄)が徐々に就航しつつあるようです。とはいえ、私が着いた時分の機場は閑散としていました。さっきまで皆で楽しくやっていただけに、何だか物寂しい思いがしましたが、「字が素敵だから」との思い付きでやってきた花蓮は本当に素敵でした!出会った人々に感謝しつつ搭乗口へ向かいました。

花蓮国際機場を離陸した遠東 100 便は、飛行距離が短いせいか急上昇でした。遠東航空のフライトアテンダントの上着は、エンジ色で何ともかわいらしい感じです。フライト時間は 30 分かそこらですから、そうこうしているうちに台北の街並が眼下に広がってきました。中正国際機場へのランディングと対照的に、眼下にはマッチ箱のような町並みがびっしりとという塩梅です。台湾の人口密度の高さを実感する印象的な光景でした。

松山機場は木柵線の終点ではありません。
「確かあっちの方が MRT の駅だったよなぁ?」
例の如くテキトー精神で木柵線の終点へ向かいました。松山機場からだと 10 分強でしょうか?まぁ女性が重い荷物抱えては辛い距離かもしれません。
その後中山の天津大飯店にチェックインした際に、松山機場から MRT 乗り継いで来たと告げたら、
「タクシーじゃなくて?」
といぶかしそうな顔されたのが面白かったです。よほどの貧乏人とでも思われたのでしょうか。
道中、車を洗う人の姿を目撃しました。台湾の人は車をあまり洗わないかと思っていましたが、旧正月の元日を迎えるにあたっての大掃除でしょうか。タクシーや観光バスでの名所名跡のピンポイント訪問は確かに効率的ですが、街角のこうした何気ない光景も市井の人々の生活が垣間見えていいものです。

台北駅から地下街を通り、中山の新光三越に入ってみました。小腹が空いたので地下フードコートへ。夜市同様大変なにぎわいです。コの字カウンターの鉄板焼き屋が目に付きます。何ともうまそうですが、またまた麻辣火鍋定食を選びました。白米は初めて食べましたが、普通に美味しいです。元来はパサパサした米だったようですが、戦前日本人が台湾の風土に合うように苦心して品種改良し「蓬莱米」を生み出したのです。
昨年台湾の米が 39 年ぶりに日本に上陸したそうですが、 10 年程前の米不足の際に「タイ米は不味い、不味い」と大騒ぎしていたのは何だったのやら?何で台湾にお願いしなかったのかと不思議な思いがしました。まぁ、米ひとつを取っても日台の距離は 10 年前より縮まったと言えましょう。
食後店内の書店を一巡してみました。株式投資関係の書物が目立ちます。雑誌コーナーの一角は日本でおなじみの雑誌がずらりと。 女性誌が多いのですが、 『 週刊プロレス 』 何て雑誌も並んでいます。買う人がいるから並んでいるのでしょうけど、いやはや感心するやら呆れるやら。

※写真・・・・花蓮国際機場

台湾は国内線に乗る際にもパスポートの提示が求められます。

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