no music no lifeかもしれない日々

素人による音楽的感想を目的とするRAG FAIR中心ブログ

千里金蘭大学百花繚蘭祭ネタバレレポその1

2005-10-31 19:30:03 | RAG FAIRライブレポ

千里金蘭大学の学園祭にて行われたRAG FAIRのライブに行って来ました。
ちなみに、私のレポにおいてセットリストは、私がその時感じたことを説明するための便宜上の手段として書いているにすぎませんので、セットリストはあまり信用しないで下さい。
今後の学園祭も同じセットリストで行われる可能性が高いと思われますので、反転でどうぞ。
しかしながらこれだけはここで言わせていただきたい。
客(のごくごくごくごく一部)がぎゃーっぎゃーうるさい。
高校生以下と自分で言っていたので、可愛らしいお子様のようですが(超嫌味)。そんなに「よーすけよーすけ」言わなくてもわかります。
そのせいでMCが聴こえないとか、おそらくそのせいでピッチパイプ吹き直しとか、ありえません。
ファンであるならば最低限、メンバーの迷惑を最優先して考えてください。
私にとっては不運なことに、彼女たちが私の真後ろだったのでねぇ。
こういう声かけを増長させかねないような発言をするメンバー(特に礼央さん)にも、責任はあると思いますけどね、正直。
それでは気を取り直して、以下反転でどうぞ。

基本の並び順は左から健一さん、礼央さん、加藤さん、洋輔さん、加納さん、おっくんの音楽会並び。衣装は黒スーツに襟なしシャツでした。
・サマースマイル
加藤さんのマイクは入っていたのでしょうか(素)。それくらい、一切聴こえませんでした。どうしたんでしょう、この人。
まさか、抜いた親知らずがまだ痛むんでしょうか(時期を考えて抜けよ)

・Dip!Dip!Dip!
曲が途切れず、加納さんのベースラインが入ってそのままDip!へ。
Aメロで「千里金蘭大学へようこそー、呼んでくれてありがとう」っぽい歌詞で歌っていました。
礼央さんの歌は相変わらずフラット気味。というか、曲を切らずにやっているので音を取り直していないわけですよ。なのでこの曲ではすでに半音下がっていました。

・恋のマイレージ
またしても曲を切らずにそのまま恋マレへ。(無謀な)
客は全員座りだったんですけど、メンバーはぴょんぴょんとやっていました。
「へい!」でジャンプとか「お土産じゃ見に行こう」の振りとか、もうなんていうか、あぁアイツらお持ち帰りしたい(は)いや、それは要らんな、とにかくアイツらどーにかしてやりたいと思うほど可愛らしいです。
このライブは、客を座らせることが前提のライブだったんですかね?
学園祭という、ラグのライブをあまり知らない人を前提にしたライブであれば立たせたほうが得策だと思うんですが。無条件でテンション上がり易くなりますしねぇ。
ただ、立ってくださいっぽい指示は一切なかったですし、客も立つタイミングを逃した感がありあり。
そんなわけで客もためらいがちの「ヘイ!」でした。
加藤さんは声は相変わらず全く出ていないんですけど、だから「はだしの夏べいべいぇいいぇいいぇい」のところも存在感は一切ありませんでした。でも体はやたらめったら軽くて、ステージの端まで走ってぴょんっとやるアレは健在でした。
や、声が出てなかったら意味ないし。

この最初3曲における加藤さんの無音っぷり(素)は、本当にひどかったです。
マイクの電源そのものを疑うくらい。
洋輔さんの声もあまり聴こえなくて、礼央さんと健一さんの二人による掛け合い状態。全体的に、礼央さんと健一さんの声だけよく聴こえました。
洋輔さんと加藤さんは明らかに声の調子がおかしかったです。でもそれだけじゃなくて、マイクもおかしかったと思います。礼央さんと健一さんはまっすぐ声が届くのに、洋輔さんと加藤さんは何かクッションが挟まっているような声の届き方でした。

会場は本当のコンサートホールっぽい内装で、音楽会2をやったNHK大阪ホールの二階席を外したようなところだったんですけど、ただ音響はそれほど良くありませんでした。
ホール全体で響いているような感じは一切しなくて、ライブハウスのような、スピーカーから直接音が届くような音響。なのにステージと客の距離は遠くて、テンションも上がりづらい。音響に期待しただけに、期待はずれ感がありました。

・MC
礼央さん中心のMC。
「呼んでいただいてありがとうございます。これ。最初読めなかったよ?漢字。」
あぁ、学園祭のタイトルが「百花繚蘭祭」という、その話ですね。ちなみに正しい四字熟語は「百花繚」です。大学名の千里金からとって「百花繚」になったのだと思われ。
おっくん「ひゃっかりょうらん、ね」
礼央さん「そう、ひゃっかろょうりゃん」(←噛んだ)(愛)
加納さん「言えてない」をはじめ健一さんやおっくんから一斉につっこまれる。
礼央さん「で、そのひゃっかりょうりゃん」(←二度目)(愛)

「で、言い方悪いんですけど、僕たち控え室に監禁されていまして、学園祭を一切見られなかったんですよ。そこで、うちのマネージャーを派遣しまして。則松っていう女なんですけど。」
手をひらひらさせて若干頭の悪そうな走り方をしながら高い声で礼央さん「すごい楽しかったです~あはは~」
洋輔さん「これね、みなさんわからないかもしれないんですけど、そっくりなんです」
あぁ、則松さんってそんな人なんですか・・・。ってわかるわけないと思うんですけどお知り合いでもあるまいし。
再び則松嬢のマネをしながら礼央さん「みなさんにたこやき買って来ました~」
ちょうど6つ入っていて、本場の味を楽しもうと(違うと思いますが)一人一個ずつ食べたんだそうですが。
礼央さん「さすが千里金蘭大学、自由な大学ですわ。洋輔が食べた一個にたこが入ってなかったんです」
実は礼央さんと健一さんが食べたのにも入っていなかったそうで、6つのうち3つにタコが入っていないたこ焼きだったそうです。
加納さん「加藤はどうだったの?」
いきなり振られた加藤さんですが、いつものようにMC中はマイクを下ろしてしまっているんですね(どうかと思いますよ)。
慌ててしゃべろうとする加藤さんに礼央さん「いきなり振られると反応できないからこの子」とかばい、洋輔さんも「前の日から準備しないと無理なんです」
加藤さん「俺のね、実は3つ入ってた」
そしてしゃべれば時々奇跡的におもしろいことを言う(しかし天然)加藤さん。
礼央さん「そうだよね、6つにタコ6つ入ってればいいんだもんね」
分け合うことは予定していないということですかね。

洋輔さん「たこ焼きという名前だからといってタコが入っているとは限らない」
礼央さん「『ただの粉でできた焼き』の略かもしれないしね?」
んーと、んーと、と考えて、
礼央さん「もしかしたら『たくさんの恋がやれる季節』(←はっきり覚えていないので雰囲気です)の略かも」
と言って拍手をもらっていました。
ここで洋輔さん、何を思ったか。
「『純子』っていう名前だからと言って純粋な子とは限らないですから」
・・・よよよ洋輔さん!?
言 う に 事 欠 い て ソレですか?
別に「優子」という名前だからと言って優しい子とは限らない、でもよかったんじゃ。
や、ここで「純子」といえば例のあのお嬢しか思い浮かばないのなんて私だけじゃないですよね?
おそらくステージ上の礼央さんも同じお嬢を思い浮かべられたのでしょう、唖然としておられました。
どういう意味ですか洋輔さん!と突っ込むのは怖い気がするのでやめまーす。
礼央さん、びっくりしつつも「そうだよね、純子が純粋な子とは限らないし、洋輔さんだったら、えーと、『ほんっと大学卒業してください!』とか」
もはや意味が不明でしたが、なんとなくおもしろかったです。
礼央さん「内輪ネタばっかりですみませんね」
この発言はスルー。

今日はいっぱいしゃべっていいですか?ということで、お客さんの顔が見えるように客席にも照明を若干当てさせます。
「ライブ中のダメ出しも受け付けますから」
うん、それはどうだろう礼央さん。(素)
ここで礼央さんが千里金蘭大学の学生さん~?と手を上げさせると、最前列から3~4列くらいの人がいっせいに挙手。少なっ。
「後ろのほうの人が今、おいしい場所とりやがってって思ってますけど」
いやいや何言ってるんですか、ラグにあまり興味のなかった人たちが今日でラグに興味を持ってくれたとしたら、私なんかが前に行くより全然。ねぇ。
次に高校生以下の人に手を上げさせて、「これは学長、未来の生徒にアピールするチャンスですよ!」というわけで、僕たちも千里金蘭の一員として千里金蘭のいいところをアピールしていこう!
実際問題として学園祭にラグを呼ぶなんて、学校のアピール以外に目的はないわけです。
そこで会場の千里金蘭の学生に、千里金蘭のいいところを言わせます。

1、先生と生徒がすごく仲が良い
このワンフレーズが発展して、「先生と生徒が入り混じっている」→「先生と生徒が入り乱れている」(大違い)になっていました。
洋輔さん、その発言をしたお客さんに向かって、「もしかして、先生の方ですか?」
・・・礼央さんも礼央さんなら洋輔さんも洋輔さんだと思いました。

2、施設が豪華
礼央さん「そうだよね、ていうかこのホールさぁ。」
おっくん「俺らがツアーで回るような会場やんね?」
礼央さん「そうだよ、しかもなんか、歌いやすくない?」
うん、まー、音響はあまり良いとは思いませんでしたけど。
礼央さん「そう、施設についてね、一つ訊きたいんだけど。高校のグラウンドのサッカーゴールの脇に、金ぴかの像があるよね?」
その像が裸体像で、そこまではまぁいいんだけど手にボールを持って股間を隠している像なんだそうです。その像のタイトルが、「手のひらのたま」というらしく。
礼央さん「あれは、どういう意味があるんですか?」
それは訊くわ。(ラグピの加納さん風に)
客「作品!」
加納さん「そりゃ作品だろ」 ・・・ごもっとも。
おっくん「一応ネットで検索したんやんね。でも出てけぇへんかってん」
健一さん「へぇ、そんなのあったんだ」
洋輔さん「だってそれが俺らの楽屋から見える唯一の施設だったんだよ?」
よし、その像の意味がわからないなら、ここで千里金蘭のアピールポイントを聞いて今その像に意味を持たせよう!
という流れになったんですが、礼央さんがそのMCの方向性を自分でまとめて客に伝えられるまでに相当回数の言い直しと時間を要しました。・・・メンバー誰かっていうかむしろ洋輔さん、助けてあげて下さい。というかMCは練っていなかったんだろうか。
そして、そういう流れになったにもかかわらずまとまらなかった気がします。

3、実験室!
礼央さん「え、なんの実験するの?理系の大学なんですか?てかどんな学部があるの?」
客「栄養」
意味がわかっていない礼央さん。おっくんや加納さんはわかったようで、礼央さんに助け舟を出すんですが・・・
客「管理栄養士!」
見るからに頭が???だらけの顔をする礼央さん。
加納さん「もうわかってない」
・・・礼央さんってそんなに理解力のない人でしたっけ・・・?
礼央さん「実験室の何が凄いの?」
客「試験管を割っても怒られない」
礼央さんが、そうね、試験管にヨウ素溶液を入れてどうこう・・・と自分の記憶の中にある実験を並べたんだと思いますが、ヨウ素溶液が出てくる実験なんて、小学校の時のヨウ素でんぷん反応以外に何かありましたっけ?
客「ラットを飼ってる」
ここでも理解できない礼央さん。テンパってますねぇ。
おっくん「ラットって、マウスやんね?」
加納さん「ねずみだよ、だから」
ここでやっと理解した様子の礼央さん、「あぁびっくりした、俺一瞬納豆を飼ってるのかと・・・」
んなわけあるかい。
礼央さん「ラットに名前をつけてかわいがったりしてるんですか?いずれ殺すのに」
ま、そうですよね。ラットって動物実験もしくは解剖の為に飼いますもんね普通。
おっくん「ラットに『レオ』とかいう名前つけられてたらどうする? ・・・レオ~、ほらほらお水ですよ~、ぐしゃぁっ!」←ラットのレオくんにメスを入れた擬音。

で、今まで上げてきた千里金蘭のいいところを今日のライブに例えると、
・メンバーと客が入り乱れている(それはどうだろう)
・マイクを落として壊しても怒られない(やめてください)
・健一が豪華(なんでやねん!)

もうとにかく礼央さんが一人で進めようとしてテンパってごちゃって意味不明でした。
礼央さんが何か意味不明発言をして、離れた立ち位置のおっくんがわざわざ歩いて礼央さんの頭をはたきに行って、礼央さんも歩いてはたかれに行くという場面がこのへんでありましたが、突っ込まれた意味不明発言の内容は忘れました。


MCがくそ長くて一切終わりません
一旦切ります。


つれづれなるままに引地洋輔の話その2

2005-10-30 23:57:13 | RAG FAIRその他考察
このブログはRAG FAIRをすべての価値観の中心に置き、土屋礼央に厳しく引地洋輔に甘いということを公然たる傾向として今までやってきました。(何を突然)
そういうわけで、土屋礼央に対していくら長々と厳しい意見を書こうが、引地洋輔に対しては「好きです」の一言で終わるというドロ甘ぶりを発揮してきたわけです。
なので、先日私が「つれづれなるままに引地洋輔の話その1」を書いたということは、あの記事が非常に遠まわしで遠慮しいしい書かれたものであっても、このブログにおいては画期的な事件であったわけです、そう、こないだの最高裁初の立法不作為に対する違憲判決と同じくらい画期的な。(kizzyさんとpoorbassistさんにしかわからない例えはやめましょう)(その事件が画期的なことであるということからしておかしいという点も共通しているのですが、そんな隠れた意図の説明などしなくていいですよ自分)
その私が「つ(略)その2」を書いているということは、まー、そーゆーことです。
今日の学園祭及びウタワラにて感じたことが、kizzyさんとの連日計4時間弱(事実)に及ぶ長電話の末に結論づけられましたので書いてみます。

その1、ボーカリスト引地洋輔について。
はい、いきなり「つ(略)その1」と同じ話題ですみません。
洋輔さん、ボイトレ頑張ってください。
これを主張する必要があるということを今日のウタワラで確信しました。
声の質はもともといいんです。洋輔さん。Orangeのサビ部分が似合う声だというのもわかります。
サビ部分を礼央さんが歌ったら彼の声の癖が目立つ結果になったでしょう。それは洋輔さんの声については当てはまりません。得なんです、彼は。
ただ、礼央さんの歌った平歌部分が、いつものフラット音程を差し引いても文句なく聴けたのに比べ、はっきり言って聴き劣りするんです。
特に高音の歌い上げ部分にそれが顕著です。
それは今日の学園祭ライブでも感じました。腹筋じゃなくて太ももで歌っているんですね。要するに他の部分に力を入れてなんとか誤魔化せているということにすぎません。

それは、正直今に始まったことではありません。
しかしながらそれを今私が問題にするのは、礼央さんがボーカリストとしての成長がめざましいからです。
ズボライブの時に、礼央さんの成長に他のメンバーの成長がついていけていないことを強く感じましたが、ラグでもそれは表れ始めていると思います。
全員がリードボーカルであるというこの方向性において、それぞれに自分のポジションがあって自分が一番活きるところで歌っていて、それでも成長度に差が見られてしまうというのは、相当だと思います。
RAG FAIRというバンドの凄いところは、メンバーそれぞれが自分の得意分野を伸ばすことがそのままバンドとしてプラスになる、全部足し算が出来るところだと思います。
ですので洋輔さん、ボーカリストとして頑張って欲しい。


えー、次の話題はライブのネタバレ(私基準)は基本的に含みませんが、ライブの感想を基調とするため雰囲気が伝わると思います。
その点お気をつけ下さい。


その2、MCについて。
洋輔さん、どうしたんですか・・・?
今日のMCですが、kizzyさんから伝え聞いたまゆっこさんの言を借りれば「土屋礼央放置プレイ」。
すべてを礼央さんが一人で進めようとして上手くできなくて他の助けがなくてカラ回ってテンパって、結局自分で解決策をどーにかこーにか見つけ出してその場がなんとか収まる、という状態でした。
おっくんが適宜口を挟むのも加納さんが雷を落とすのも健一さんが空気を読まないのも加藤さんがしゃべらないのも、まぁいつもどおりだったんですが、洋輔さんがおかしかった。
あんなに話を進めない洋輔さんを初めて見ました。
一応、口は挟んでました。ただ、一切前に進むことを言わなかった。
おそらく、前に進めようとした努力の跡は垣間見れた気がしなくもありませんが、逆に話が止まるという結果に終わりました。
RAGのライブを見た、ではなくて礼央ラジを聴いている感覚でした。
どうしたんでしょう、あの人。
調子が悪かっただけならそれはそれで次頑張ってね、で終わるんですが、MCから引いた何らかの意図があったとしたら、微妙です。ちなみに私が使う「微妙」は否定的な意味です。
意図があるとしたら、何かは知りませんけど、それを目の当たりにした者として考え直すことを提案します。
要は、MCがぐっだぐだだったんですよ、いつにもまして。
うん、頑張って。いろいろ。

はい、以上、全体的に敬称略でお送りしました。
ライブレポは急いで上げます。

ア・カペラ / シンガーズ・アンリミテッド

2005-10-29 22:56:45 | その他音楽

久しぶりですね、や、キャンペーンをやっていることを忘れていたとかそういうわけではないです、たぶん。
やらないわけにはいかないだろう一枚。

A CAPELLA / The Singers Unlimited

シンガーズ・アンリミテッドは1967年に結成された女性1人、男性3人によるジャズ・コーラス・グループです。
スタジオでの多重録音を駆使しているのが特徴なので、ライブで聴くことはできません。
「シンガーズ・アンリミテッド」というグループ名のとおり、多重録音により声の限界を超えようとした、という説明がどこへ行ってもなされていますね。
「アカペラ」という手法が録音技術の問題もあって一般的なものでなかった当時、その先駆けとなったグループだそうです。

ジャズ・コーラス・グループとは言ってもポップ寄りです、が、マンハッタン・トランスファーやTAKE 6を聴きなれた私のポップ耳には充分ジャズ寄りに聴こえますね。
選曲がとてもポピュラーで、"Here There and Everywhere"などビートルズの曲が3曲。「青春の光と影」など、誰でも聞き覚えのある曲が収録されています。
ジャズコーラスは、使用する和音の面でも発声の面でも少し特徴的なので、はじめて聴かれる方、特に今現在一般的なアカペラを聴きなれている方は驚かれるかもしれません。
シンガーズ・アンリミテッドのリーダーGene Puerlingが全ての編曲をしているそうですが、この人の使う和音は、これがまた特徴的なんですよね。彼は正規の音楽教育を受けていなくて全て独学だそうですが、それを聞いてそのことに納得するような編曲です。マンハッタン・トランスファーの"A Nightingale Sang In Berkeley Square"も彼のアレンジです。
ちなみに礼央さんの作るメロディも、あぁこの人独学なんだなとわかるメロですけど、同じ感覚ですね。常識的じゃない。

コーラスのほうですが、たぶんアカペラ用のトレーニングを積んだメンバーではなさそうな歌い方なんですけど、それでも非常に緻密なコーラスです。
おそらく、アカペラという手法が一般的になってから「アカペラ用の声」ができだしたのではないかと思うのでね。
女性が一人いるので、彼女の声が非常に効果的です。
多重録音のおかげで、彼女が主メロをとりながらコーラスにも女性の声が聴こえるという現象がおきています。
女性の声があるだけでコーラスが非常にやわらかな声質になっています。
"Fool on the Hill"の最後の盛り上がりは、多重録音だからこそできる効果です。圧倒的なコーラスです。

録音技術の関係で少しコーラスが割れて聞こえる部分もあるんですが、それを補って余りあるコーラスの技術です。録音環境がよくなくても、今のコーラスグループより繊細で緻密なコーラスに聴こえます。

好き嫌いはあると思いますし、特にラグファンの方がこれを気に入られるかどうかは、ちょっとわかりませんね。
ただ、音楽の質としては非常に高いと思いますので、質の高いコーラスを聴きたい方にはお勧めです。

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今日はバイトで疲れました。
お客さんに謝るのって、それだけで疲労困憊します。
ダスキンのミスタードーナツ本部に声を大にして言いたい。お客さんに謝るのは、あなたたちではなくて私たちセールスの人間なんですよ!
・・・勘弁してください。(疲)
いいんだ、明日は学園祭だもん!


ナチュラルマン / 光田健一

2005-10-28 22:46:58 | その他音楽
おっくんブログを見て初めて気付きました。
学園祭あさってか!!(素)
まだまだ先だと思っていました。あさってには生ラグ。どどどどうしよう!(ただのミーハーであることを露呈)
なんにも決めてないよケイちゃん!後でメールするから予定決めようぜ!←私信

ナチュラルマン / 光田健一
私が買うと思ってた人~! はーい!
というわけで見つけたので買ってしまいました。加藤さんがコーラスに参加しているアレ。
ズボライブの前に梅田駅茶屋町口に新しくできたおしゃれスポット的なところの中にあるタワーレコードを覗いて来たんです。西日本最大級のCDショップということで興味を引かれたので。
あのねぇ、すごかったです。あの広さ。在庫量。
すべてのアーティストに仕切り板があって、もちろん光田健一さんのスペースもありました。ラグは白い天使以降全部揃ってました。
洋楽は洋楽で、日本では生産中止になっているマニアックなものが大量にありました。輸入盤だらけ。
あまりにマニアックすぎて、マニアックじゃない音楽ファンにとってはちょっと見づらいと思ったくらいです。
仕切り板に書いてある名前が知らない名前ばっか。
どこか六本木ヒルズのミニチュアっぽいそこに行ってタワレコにしか行っていないというのは、妙齢の婦女子としてどうなんだろうな・・・(遠い目)。
そこで今度ライブがあるようで、参加アーティスト陣が倖田くみさんとか小柳ユキさんとかに混じってウー・ルーチンさんの名前がありました。
ラグ兄さんと関わりのあるアーティストさんをお見かけすると、「いつもラグさんたちがお世話になってありがとうございます(素)」と言いたくなるのは何故なんでしょうね(何様)

ところで、その『ナチュラルマン』です。
メロディがいい。アレンジがすごくいい。
何が良いって、楽器の使い方がとっても豊富でマッチしているんですね。ずいぶん色んなバラエティがあるんですけど、アルバム全体の雰囲気は壊れてないですし。
クラシックやジャズが光田さんのバックグラウンドにあるということがわかりやすいアレンジをされていると思います。
やはりピアノは非常に上手いです。
歌詞が少し入りづらいのが難点ですかね。紋切り口調で独りよがり感があるので、駄目な人はいるであろうと思われます。

光田さんの声はとっても可愛らしい声です。が、あんまり歌がお上手な方では、ない、ですね。
特に裏声の使い方が耳に引っかかるのかな。
小田和正さんや佐藤竹善さんと活動を共にして影響を受けていることがよくわかる歌唱だと思います。それはつまり一つ一つの活動を自分のものにして、それにつながりを持たせてきた証拠だと思うんです。思いを入れてすべての活動をして、思いを入れて歌ってきた人なんだなぁと思いました。

クレジットを見てしまったら加藤さんの声を探してしまうと思ったので見ずに、流して聴いたんですが。
加藤さんの声に耳が即座に反応しました。(わあ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私って。(遠い目)

あ、でもこれですね、加藤さんファンのみなさん。とても面白いと思います。
加藤さんってトップのイメージがあるからなんですけど、加藤さんの中声域(真ん中パート、ラグで言えば健ちゃんポジション)っていう珍しいものが聴けて非常に新鮮です。
トップをスムース・エースの重住ひろこさんが歌っておられて、その下に加藤さんの声がある(と思われる)んですよ。
女性の声と加藤さんの声の絡みっていうのもなかなか聴けるもんじゃないですしね。
ちょっと新しい発見でした。

あ、『世間She Loves You』に加藤さんの声が欲しかったんじゃねーかというあなたの意見に同意です、よ--こさん。(私信)
イントロの「ふ、ふ、ふローンリー」(適当)っていうコーラス、加藤さんの声音がわかりやすすぎて思わず笑ってしまうんですけど・・・。

ズボンドズボン扉~In&Out~ツアーネタバレレポその3

2005-10-27 23:27:05 | ズボンドズボン

4月から通う予定の大学院(親の承認は取っていないがもはや決定事項)から入学前オリエンテーションっぽい行事の案内が来ました。参加は任意と書いてあるんですけどね。その内容が、
・模擬授業(扱うテーマや判例や事前の課題図書の指定までしてあって、やたらやる気満々)(しかも私も名前を知ってる有名な教授だぜこの人)
・教職員との懇談会
奨学金とかを含めた説明会
入学前にやっておくべき勉強について
明らかに、これは来いって言ってますよね!?
・・・というわけで、また東京に行くことになりそうです。金ないっちゅーねん!っていうか、せめてバイトのシフトが出る前に知らせて欲しかった!!

気を取り直してズボライブネタバレ続きです。今日で最後。以下反転プリーズ。

堪能ジャパンの盛り上がり方はものすごかったですね。
最後のほうで「おっとっと」が混じりだして、
・バランス
ロンスカアレンジ。わーい、このホーンアレンジ好きです。
2番の嬢「中華がいいのにな」が「たこやき」になってました。
「右より左より」とかキツネの手真似とか、おそらくいつもの恒例行事であろうことが、ズボライブ初参戦(しかも一人で)だった私には微妙についていけなくてあわあわしました。
私の位置からは見えなかったんですけど、「おっとっと」の時、礼央さんと嬢2人でバランス取るようなポーズしますか?なんか可愛らしかったような気がしましたけど。

・生活ライフ
サビでお手々フリフリ。このへんはすべてがノリだったので、歌はあんまり覚えてません。ただ、客の乗せ方は神だった。
途中で、礼央さん「みんなともっとコミュニケーションを取りたい子がいるんです! ファンレターの少ない菅田!」
菅田さん「言わなくていいよ!」
なるほど、菅田さんはラグでいえば健ちゃんのポジションなんですね(素)。時々ぼそっと短く効果的なつっこみを礼央さんにするところとか。マスコットマスコットー。かわいいというか愛しいの域ですね。
そういうわけで、がっちゃんのドラムに続けて同じことをみなさんもやってください、ということで、ドラムと観客の手拍子の掛け合い。
楽しーい!
続けて、菅田さんとパーカッションサポメンのっちさんとの掛け合い。パーカッションには一切詳しくないんですけど、楽器の種類が違うから当然音も見せ方も違うのでおもしろかったです。テンションかなり上がりましたね。

再び扉をノックする音響があって、
・knock! knock!
「あとちょっとの自分が神様のように叱咤激励」をみんなで合唱。
みんながあんまり歌えていないのが印象的でした。
で、歌えてないよーと思ったんでしょうが礼央さんと純子嬢が「もっと声出してー」ってすごい言っていました。嬢が「自分に言い聞かせるように!歌って!」って言ってたんですけど、うるせえよ(素)なんて思ってませんよ、念のため。
うん、確かにね、あわせて歌ったらテンションが上がる箇所には間違いないんですけど、難しくないですかい?嬢の音域って、一般人を基準にすれば高いと思いますよ確実に。「ごーごー」と違って、張り上げられるような音域でもメロディでもないですしねぇ。
あらかじめ歌詞を把握してないと歌うのは無理だと思いますし。
菅田さんがものすごーく活き活きしていました。

ありがとう!と退場するメンバー。
アンコール、で菅田さん、真哉さん、ベースサポメンの3人が出てきます。
・open sesami
おーかっこえー。
なるほど、ライブでインスト曲やる間ボーカル隊は突っ立てるだけなんかなーと思っていたんですが、こういう使い方をするんですね。
ただ問題は、楽器だけになられると私は専門外なので一切コメントできません。

礼央さんと嬢も出てきます。
アンコールといえば、ボーナスみたいなもんだよね!というわけで、
・迷わせる
文句なし(素)。
あれです、ライブで聴くとこうも変身するものかと。
この曲も堪能ジャパンと同じでゴーゴー系の曲ですが、礼央さんが「ゴーゴー」の言い方を確認していて、「ゴーゴー、ゴー、ゴー」って堪能ジャパンのリズムでやりました(素)
菅田さん「今、素で間違えたよ」
礼央さんアホな子(愛)
嬢が「何歳!?」っていう台詞のところで礼央さんの肩を小突いて、礼央さんがびっくりして「おまえいきなり何すんの!?」という目で嬢を一瞬見たのが印象的でした。
たぶんこの曲だったのかな、真哉さんのギターソロのところで、礼央さんと嬢が両側から全身で「びらびら~」(伝わるのかなこの表現)(手をひらひらさせてその人を立てるアレです)ってやってたのがやたら可愛らしいかんじでした。

・当たり前の恋
ここでこの曲が来るとは。
別にそこまでノリノリの曲じゃないですよね?でも、前の「迷わせる」のノリをそのまま継続してテンションは一切下がりませんでしたね。
この辺り神だったのでもうなんでもいいかんじでした。うぉー、土屋礼央に誤魔化されてますよ、私としたことが。
ただ、私が好きな嬢のコーラスがなかったのが残念でしたー。
なんでしょう、私「扉」よりも「ロングスカート」のほうが音楽の方向性としては好きみたいですね。スイングジャズっぽい音作りは紛れもなくツボなのと、派手な厚みのあるコーラスが好きだからだと思いますが(だから所詮コーラスバカなんですって私は)

一旦下がるんですけど、なぜかダブルアンコールの気配が漂います。え、いっぺんにやればいいんじゃ(素)
・ここにいるから
礼央さんがものすごく力を込めて歌っていて、もはや鬼気迫ったものがありました。
サビの「聴いてー」と歌い上げる部分で一箇所だけ、礼央さんの声の伸びが素晴らしくて「おぉー」と思ったところがありました。最後のいっこ前。
一箇所だけかよ、とは正直思いましたけど。
これだけ歌い続けた後だから一回でも出ただけですごいんでしょう。これを全部決めたら礼央さんの歌を相当見直したところだったんですけどね。
この歌でこそ、礼央さんと純子さんが二人でがっつりハモればいいのに。3度ハモりがばっちりはまる曲じゃないですか。もったいないことしてると思います。シュガー・ベイブの「すてきなメロディ」みたいな形が理想なら尚更ですよ。主メロをとらなくても純子さんが存在感を示すことができる曲なのに、自分でつぶしている気がします。

で、全員が前に出てきておじぎ。右手を上げて右に向かっておじぎ、左手を上げて左に向かっておじぎ、両側から菅田さんに向かっておじぎ。なんでやねん!(おそらくその場の全員が思ったことでしょう)
というわけで終了。

・総評
ズボンドズボンはライブ向きのバンドです。あれを経験したら、CDの音がちゃっちくて聴けなくなりました。
礼央さんはここがないと生きていけないんだろうな、ということを肌で感じました。
当日書いたように、土屋礼央には神が降臨していました。
それはライブが終わって時間がたって冷静になった今でも認識は変わりません。
あの日、私がなぜ「ズボファンおよび礼央さんのファンが羨ましい」と書いたかというと、「神降臨」というのが自分自身の興奮としてではなく、とても冷めた客観的な、ただそこにある現象として認識したからです。もし私がもっとズボが大好きだったら、無条件に楽しかったんだろうなと思います。
客観的に、礼央さんは本当にすごかった。歌のぶれも目立ちませんでしたしねぇ。すべてにおいて確かに中心でした。客の煽りも、他の人が煽った時と礼央さんがやった時では反応が全然違いました。あの求心力はすごいですね。
ラグの礼央さんよりもズボの礼央さんのほうがいいという意見を時々見かけますが、はっきり言ってそれは事実だと思います、礼央さんの魅力を最大限に活かせるかどうかという観点において。ラグではあの求心力は発揮されないし、発揮されることを今は求められてないとかいう話はまた別の記事でやりましょう。
で、しかしながら、このレポを読まれた方はおわかりでしょうが、私がベタ誉めしたのは礼央さんであって(以下略)。
良い意味でも悪い意味でも、土屋礼央におんぶに抱っこの印象でした。
今後、ズボがどういった方向性に進んでいくのかに純粋に興味を持ちました。
そんなライブでした(どんな)

以上です!読んでくださった方、長々とお疲れ様でした!


ズボンドズボン扉~In&Out~ツアーネタバレレポその2

2005-10-26 21:45:01 | ズボンドズボン

ズボライブネタバレレポ続きです。反転してどうぞ。

礼央さんが着替えの為に袖に引っ込んでいる間、純子嬢のMC。「改めましてこんにちはーズボンドズボンですー」みたいな。
コーヒーの歌を聴いていただいたんですが、みんなコーヒーは好きなの?というふうに客に聞いて、「ブラックー」とか声が返っていました。
嬢「ブラック派の人ー?」
会場からばらばらと手が上がりましたけど少なかったですね。若い女の子が多いせいでしょうが。私もブラックでは飲めません。
嬢「はい、わかった」と、ものっそどーでもよさそうに反応。
どーでもいいんじゃん!的雰囲気の客席。
ここで礼央さんが戻ってくるものの、襟は立ってるしネクタイは首に引っかかっただけで襟の内側に入っちゃってるという状態。や、別にそれがエロいとか思ってませんよ。確かに緩んだネクタイはツボですけど。
純子嬢が礼央さんに「みんなあんまコーヒー好きじゃないんだって」だったかな?コーヒー好きの礼央さんをいじめにかかるような発言をしていた気がします。
そういや、昨日書くの忘れてたんですけど、「薄いコーヒーは駄目ですよ、あ、薄いのはおまえのしゃべりだって?」というベッタベタなネタを曲の最初で礼央さんがやってましたね。
客席から襟を指摘された礼央さんが、「もうちょっとコーヒートークしてて」と純子嬢に言って自分はネクタイを直しにかかります。
嬢「この人ね、いっつも衣装にトラブルがある人なんですよ」
コーヒーの話じゃないのかよ!
礼央さんがステージからいなくなると、MCが一気に止まりますねー。すべてにおいて礼央さんが中心だったので、どこを基準にして見れば良いのかわからなくなるかんじ。
や、この短い間くらい繋ごうぜ純子さーん。
ともあれ、前のツアーではズボンが破けて赤いぱんつが見えたそうです礼央さん。
・・・えーと、それ、うたまつりの時もやったんじゃなかったですっけ? 学習能力がな(略)
菅田さん「あの時は神かと思った」
嬢「思ったね!あんたすごいよ!」
えぇまぁ素でズボンを破るなどという芸当を2回もやる人なんて、そうざらにはいませんよね。
礼央さん「なんだその誉め方は!誉められた気がしねぇよ」
いや、別に誉められたわけじゃないと思うよ礼央さん
この時、二人に対してとてもぞんざいな言い方をしていたのが印象的でした。

さて、礼央さん「これからは少し落ち着いた雰囲気で行こう」ということで、キーボードの位置に座る礼央さん。
・すてきなメロディ
カバーを一曲。あまりカバーはやったことがなくて、ずっとオリジナルでやってきたんですけど、前に鷹男というイベントで出演者全員がカバーを何かやろうということで、その時はシュガー・ベイブの『DOWN TOWN』をやった。シュガー・ベイブは、山下達郎さんと大貫妙子さんが在籍したバンドで、男女ツインボーカルの形をとっています。ズボも男女ツインボーカルだから憧れてるバンド。『Songs』というアルバムが1枚しかないんだけど、ものすごく好きなバンドだということです。
当時はあまり評価されず、経済的な理由からたった3年で解散しちゃったんですけど、今では再評価されて伝説のバンドという評価がなされています。
で、今回は『すてきなメロディ』という曲を。
「男女2人がずっと同じメロディを歌い続けるんだけど、俺たちの究極の目標、だよね」
え、ズボってそういう形を目指してるんですか・・・?
へぇ。
あのすいません、ついさっき純子さんは「姫」的存在だと結論を出した私の立場はいったいどのへんに(知るか)
ま、だから今後こういう形の曲を作ると思うから、「あ、あの時の曲のパクリだな」と思わないでね、ということだそうで。
礼央さん「タイトルも似たような・・・えーと、すてきな・・・」
嬢「すてきな・・・」
礼央さん「『すてきなメロンパン』とか」
こういう、自分で振ったにもかかわらず急な展開には弱いのは相変わらずですね。
曲のほうはとても素敵な曲です。かわいらしいメロディですよ。礼央さんが「二人が同じメロディをずっと」って言うからユニゾンかと思ったんですけど、ずっと字ハモでした。
へー、ズボってこういうのが目標なんだ・・・。
ま、それについてのコメントは『すてきなメロンパン』を聴く時まで控えることにします(素)

次は新曲を。今、扉を出したばっかりでツアーの話をやってるのに、この業界は厳しくて「次の曲できた?」って言われるそうで、ツアーと平行して曲出しをしているそうです。一ヶ月に一度の曲出しで、礼央さんはこの忙しいのに頑張って4曲持っていったんですけど、純子さんはなんと10曲持ってきたそうで。
まぁ多けりゃいいってもんじゃねぇだろうよ。
菅田さんは録音機材がないからその場でピアノで弾き語り。真哉さんは「もしもシリーズ」でやってくるそうで、「もしもサンタナが日本人だったら」(日本人な曲らしい)とか「もしもジェフ・ベックがBennie Kだったら」(Bennie Kな曲らしい)とか。
で、今回は純子さんの曲をやります。
・手をつなごう
唯一の嬢メイン。礼央さんはキーボードと最後のほうでちょっとコーラスのみ。
なんていうか相変わらず歌詞がすっと入ってこないです。「手をつなごう」っていうサビの歌詞しかわからないですねー。ま、私があらかじめ歌詞を知らない曲がこれだけだったということはあるんでしょうが。
純子嬢の高音はきつい印象があるので、こういうメロディは嬢の声質には合わないんじゃないかと思いました。
ていうか、嬢ってこんなに鼻にかかる声でしたっけ?いや、鼻にかかる癖の強い声だということは認識していたつもりだったんですけど、こんなに強いとは予想外でした。

・数学なんて関係ない
オールナイトニッポンの曲。「こういうふうにしよう」と決めるまでは時間がかかったんですけど、決めてからはすっと書けた曲だそうです。
CDでは礼央さんがやってたコーラスをまんま嬢と菅田さんがやってましたね。

前回のツアーから渉さんが抜けて、正直ベースがいなくなってこんなに何もできなくなるとは・・・。正規のメンバーだけで集まると歌2人とドラムとギターしかいないから、スタジオ作業が何もできなかったんだけど、素を出し合ったらいろいろなことができたとかなんとかっていう話があって、
・愛情ばっかミステイク
イントロとかの少年時代コーラス(こんな言い方でごめん)、嬢と菅田さんでやってたのはいいんですけど、菅田さんの下ハモがずーっと最初から最後まで半音ずつ低かったのが非っ常ーに気になりました。あの音程は逆に見事だったのではないかと思います(素)
金管のサポートが入って少し違った雰囲気でした。
礼央さんのボーカルはCDを忠実に再現しているのかと思うような相変わらずさでした。「おくびょうだった」のところとか特にそうですね。この曲ばかりは別に生で聴いたから良く聴こえるとかそういうことはなかったです。

礼央さん「今29歳だけど、この間RAG FAIRの加納さんと話してたんだけど、29歳になると確実に30代の自分を見てモノを考える、昔の自分とこれほど考えていることが変わるとは。いや、昔の自分を否定したりはしない、その時はその時で精一杯頑張ってたんだけどね」という話。
ここで加納さんが出てくるとは。あの二人は加納さんのほうがずっと精神年齢が高いように見えますが実は最年長組で意気投合していそうです。礼央さんって変なところ老人ですからねー。
礼央さん「えっと、今何歳だっけ?(純子さんを指して)24?」
・・・健ちゃんと同い年じゃなかったですか?よく知りませんけど。
礼央さん「(菅田さんを指して)4歳もいますけど。えっと、地球で言うと何歳だっけ?」
菅田さん「地球で言うと・・・2万・・・(とかなんとか)」
というわけで(どういうわけだ)昔の曲を2005年バージョンでやります。
・陽
シンコペーションだらけのパーカッションとギターのフレーズがボサノバっぽいアレンジでした。全然印象違いましたけど、良かったですよ。照明もラテンチックな赤。
ただ、ボサノバは囁くような弱いボーカルを特徴とするので『陽』と合うとは思わないんですけど、その辺のボーカルと楽器隊のミスマッチさは、まぁミスマッチがズボの売りなのでいいのかと(素)
陽は1番だけ。

・堪能JAPAN
「みなさん堪能してますかー」と礼央さん。で、堪能JAPAN。おぉー、これこそライブ向きの曲ですね。
「どこが頭?(入るタイミングがね)」と菅田さんに尋ねる場面もありつつ、礼央さんの「ゴーゴー」煽り。
最初は自分が「ゴーゴー!ゴー!ゴー!」って言った後に同じように繰り返させてたんですが、そのうち「ご・ぜ・ん!ご・ぜ・ん!」(客「ごーごー、ごー、ごー」)って言い出します。その時は何で「ごぜん」などと言い出したのか意味不明だったんですが、ライブ後に気付いたんですけど「午前・午後」っていうことだったんですね。
その後、いくつか同じようなネタ系の煽り文句で「ごーごー」ってやらせてたんですが、一切意味がわかりませんでした。その原因は音響が悪いのか礼央さんの滑舌が悪いのかネタがマニアックすぎてわからないのか、まぁおそらく全部だと思うんですけど(素)、純子嬢が爆笑していたのと、客が「意味わからないけどなんかおもしろいね」っていう雰囲気になっていたのが印象的でした。
そのうち、「白い馬、白い馬」と言い出します。白い馬といえば。アレですよねアレしかないですよね、けどまさかそんな、という気分になる一部観客(推定)。そしてその推測どおり、
純子嬢「スーホー!スー!ホー!」
あのー、「スーホーの白い馬」って今でもネタとして健在なんでしょうか? 若い子達わかるんですか?私はばりばりわかりますが。
お次は、礼央さん「株式、株式」 客「上場、上場」
礼央さん「一部、一部」 客「上場、上場」
二つ続けて株ネタでした。もうこの辺りはもはや訳がわからないんですけど、ま、堪能JAPANですから、みたいなノリでした。

で、途中で「おっとっとっととととっとっ」が入って、『バランス』へー。あれー、『バランス』が『堪能JAPAN』の前だっけなー(あやふや)(すいません)

長い!切ります。続きます。


ズボンドズボン扉~In&Out~ツアーネタバレレポその1

2005-10-25 23:29:51 | ズボンドズボン
昨日は礼央さんをベタ誉めするという一切私らしくない珍しい記事を書いたので今日ヤリでも降るかと思ってたんですけど、降りませんでしたね(素)。や、別にライブ直後の興奮により錯乱してあんな記事を書いたとかそういうことではないですけど。
「神が降りたといわれるまで頑張る」と今さっき礼央化ラジオで言っていましたが、昨日言ってしまいました。悔しいですね。ちなみに「ふところ」は「太さ」ではなくて「深さ」です。いくらライブ後だと言ってもギターの調律くらいはしたほうがいいと思います。

はい、10月24日大阪BIG CATのネタバレレポ行きますよ。
曲順が一部曖昧なのですが、ある程度は許してください。
もはや決まり文句と化していますけど。私はズボンドズボンのファンではありませんので、その点お気をつけ下さいませ。要は、ファンじゃない人間に好き勝手言われているのを見るのがお嫌な方はお避けになってください。
全てがネタバレですので、以下を反転してどうぞ。(ツアー全日程終了したので、薄い色に変えました)

当日券より悪かった整理番号のおかげで、ほぼ最後列に近いよーな場所でしたけど、横向きには中央だったのでよかったです。それでも意外とステージは近かったです。
グッズ売り場を横目でチラ見してきましたが、ネックレスがツアー二日目にして売り切れていました。これってツアー後に特典があるアレじゃなかったでしたっけ?それは・・・欲しかった人が可哀想だなぁ。

衣装ですが、男性陣は扉のジャケットのようなスーツ。純子嬢も「お嬢」な黒い衣装で、白いお帽子をお召しでした。

・オープニング
ツアーにいらっしゃーいなバラード。礼央さんはキーボード弾き語り。「ウェルカーム」ってみんなでコーラスしていました。
会場の音響のせいなのかマイクが変なのか楽器の音量が大きいからなのか単に滑舌が悪いのか、歌詞はあまり聞き取れませんでした。それはライブ全体に言えます。私が普段楽器バンドのライブに一切行かないからかもしれませんが。何しろ、終わってから耳がおかしくなるようなライブに行ったのは5年前のaikoさんのライブ以来です。
今思えば、サポートを入れずに演奏していたのはこの曲だけだった(と思われ)。

靴音だか扉をノックする音だかのエフェクトが響きます。
・smile
礼央さんがギター持ってましたね。キーボードとベースのサポートの方が入っていたと思います。キーボードの方はトミーフェブラリーのような雰囲気の(おそらく赤眼鏡のせいですが)可愛らしい女性でした。ベースの方は、ずっと女性だと思っていたんですけど、男性、っぽい・・・?ま、私目が悪いんで(開き直り)
平歌部分で礼央さんと純子さんが二人でハモるところが非常に合っていなくて(音程の問題ではなく)、やはりこの二人の声は合わないということを再確認しました。菅田さんと純子さんが二人で「ちゅるちゅる」やってた部分もありましたが、そっちのほうが良かったです。純子嬢は礼央さんとハモらないほうがいいのでは(素)。
間奏部分の意味不明スキャット、CDでは礼央さんと純子嬢のユニゾンですが、菅田さんも入っていました。真哉さんは私の位置からは見えなかったのでコーラス参加の有無は不明。うん、3人以上でハモる場合はいいと思いましたが。

・答え
この曲で、ズボはライブ向きのバンドであることを再確認。CDでは声が細くてサマになっていなかった礼央さんのボーカルが割とまともに聴けました。歌っているところを見るという視覚的効果のせいだと思いますが、礼央さんが渾身の力で歌うから、その姿でだいぶやられます。あんな歌い方する礼央さんを初めて見ました。この頃からすでに礼央さんには何か宿り始めてました。
これが聴き劣りしないというのはけっこう驚きましたね。
うっかり礼央さんに対して色気を感じた自分が迂闊でした。
CDでは誰かとユニゾンでやってますが、楽器もなくなった最後の最後で純子嬢のソロコーラス(って日本語おかしいですねぇ)は迫力がありました。純子嬢が歌い終わると同時に消える照明が効果的。

・MC(たぶん)
どうもこんにちはーズボンドズボンですー的な。
今回も英語で言えばcarでやってきた(菅田さん「英語で言う必要は全くなかったけどね!」)。前回のツアーの時はガス欠とかトラブルだらけだったんですが、今回はスムーズに来たんだそうです。
昨日の23時だかなんだかに事務所集合だったんですけど、礼央さんが一時間遅れたということで。
車の中で寝るためにマイ枕を持参した礼央さん。「枕って意外と大きいんだね!リュックに詰めたらリュックが枕だけでいっぱいいっぱいになっちゃっ」たそうで、荷物とは別に枕を米俵のよーにかついで来たらしいです。
枕があると快適だったんだけど、「いいでしょーいいでしょー」と他のメンバーに自慢して、「貸さな~い」ってやってたんだそうです。客に何か言われて、「ね、卑しいでしょ?いいんだ」だって。

・boy
「答え」の時は礼央さんギター持ってなかったんですけど、この時は持ってましたかね? 
とりあえず、純子嬢はどんな位置にいるのかを見ることがこのライブの大きな目的で、CDより歌うパート増えてんのかなとか思ってたんですけど、あのまんまなんですね。それが驚きでした。
時々出てきてコーラスをやる程度ですか。あれですね、「姫」的ポジションなんですね。確かに、嬢は確実にズボンドズボンの彩りなんですけど、そこにいるだけで彩り的なものがあります。嬢がメインで歌うときは他の人がぱっと引きますしねぇ。うん、「姫」ですね。
歌っていないパートでも自分で口ずさみながらうろうろ動き回っていたんですが、客のほうを見るというよりは自己陶酔型の人である印象を受けました。
礼央さんが楽器やってる時は、手ぶらなのが純子嬢だけなんですよ。だから、手拍子を煽るくらいのことはできていいのになぁ。たぶんboyの時にサポメンのベースの方が嬢より先に手拍子煽っていたのを見て、ちょっとあれでした。

・ラブフリ
ここからパーカッションがもう一人(のっちさん)と、管楽器3人(サックスとトロンボーンとトランペットが見えました)がサポートで加わりました。
ロングスカートアレンジです。わーい。このサポートさん4人良かったなー。

・青山ブルーマウンテン
再び扉をノックするエフェクトが響きます。
礼央さんが一旦袖に引っ込んで、ジャケットを脱いでネクタイも蝶ネクタイに替えて、ついでに折りたたみのテーブルを持って出てきます。この時、礼央さんの白シャツ背中がものすごく透け透けでした。あーけっこう背中の肉付きがよろし(略)
テーブルを出してテーブルクロスを広げ、それを拭く芝居を始める礼央さん。
「あ、どうも。コーヒー専門店デバイス青山大阪支部、店長のムトウでございます」
と、コーヒーは濃い目に限るんだということをつらつらと語りだします。砂糖もミルクも入れちゃだめ、無糖でね!だ、そうで。あ、店長の「ムトウ」っていう名前は「無糖」だったんですね。
こういう芝居は礼央さんはやはり上手いですね。
アメリカンの注文は真哉さん、アメリカンお湯入りの注文は菅田さんでした。濃いコーヒーが出せなくて凹む店長。
で、ここからライブバージョンの注文。
礼央さん「あら純子さんいらっしゃいませ、お帽子が素敵ですね。今日も一人ですか、相変わらず友達いないんですねー」
純子嬢「いるわよ!2,3人くらいは・・・」
礼央さん「2,3人でも寂しいですねぇ」
純子嬢「うるさいわよ!」
というやり取りがかわいらしかったです。嬢がお嬢っぽくすまして椅子に腰かけ、「まっくろーいものを飲みに来たの」
濃いコーヒーを出せるかもしれない期待をしながらメニューを広げる店長。
お嬢「まっくろーい、コーラ。ボトルで(このへんにハートマークが飛んでました)」
ずっこける店長。「もっともっと濃い目に入れたい」という歌詞が「コーヒーを入れたい」という根本的な欲求に変わり、「メニューにないぞ、スーパーで買えよ」と歌いながら、でもペットボトルのコーラは用意してありましたけど。
お次は、サポメンの管楽器3人衆が声を揃えて、「すいませーん、トイレ貸してくださーい」
歌詞は「経営が危ない」になってました。確かに危なそうですね。
曲の最後で礼央さんがコーラのペットボトルでテーブルクロス引きに挑戦していましたが、失敗したことが客の空気から伝わりました(見えませんでしたから)
コーラのペットボトルって、重心と摩擦力の関係でクロス引き無理そうな気はしますけど。お皿よりペットボトルのほうが摩擦力は大きそうやんね。

続きます。

神降臨

2005-10-24 23:20:52 | その他音楽

ズボライブ行ってきました。
とりあえず特筆すべきは一ヶ月前に取ったにも関わらず当日券より整理番号が悪かった自分のチケット運の悪さなんですが、そんなことはともかく。
土屋礼央に神が降臨してました。
ああああああ。
この私があの男を手放しで誉めるなんて、このブログを見て下さっている皆さんにはおわかりでしょうが今まで一度もありませんしこれからもきっとない気がしますので、今日の記事は国宝並みに貴重です(素)

それと同時に、今日ほどズボファンもしくは土屋礼央のファンを羨ましく思ったことはありません。

会場でメンバーのサインつきCDを売ってましたね。釣られてませんけど。
あと、あれです。会場でラグの学園祭の宣伝ポスター(手作り)が貼ってあったんですけど、千里金蘭のチケットがまだあるらしいです(痛)
お時間のある方はぜひいらしてくださいませー!


県民性チェック

2005-10-22 03:42:32 | 雑談
友人に、私のブログは辛口だけど洋輔さんにだけはでろでろに甘いと指摘されました。図星です。や、これも愛(は)。

はい、バトン好き出ました。県民性チェック。京都府民ver。

● 「おっきい、おっきい」「寒い、寒い」と形容詞を繰り返す。
「冷える冷えるもうー」とか。
● 「この前の戦争」といえば、応仁の乱だ。
や、それはない(素)。でも唯一京都が戦場になった戦争としてはコレですか。
● 人の陰口を言うのがことのほか好きだ。
陰口・・・このブログで堂々と言っている場合は陰口ですか
● いけずを文化だと思っている。
それを叩き潰すのがアイデンティティだと思っています
● 時代劇のロケ地を即座に言い当てることができる。
無理。清水寺にも金閣にも銀閣にも平安神宮にも大覚寺にも行ったことありません(実話)
● 東京人より大阪人が嫌だ。
大阪人と人くくりにされるのはいや。笑い好きは大阪人の特徴であって京都人はむしろ遠い。
● 滋賀県人も好きではないが、疎水の水が止められたらシャレにならんので、表立って公言はできずにいる。
疎水作ったの京都府知事だった人だから、別に害はないんじゃないですか
● KBS京都のかたつむり大作戦を知っている。
レオールの間、CMで何回聴いたと思ってるんですか。
● 京都の人はみんな「~どす」と話すと思われている事を笑い飛ばせるぐらい自分は寛容だと信じ込んでいる。
それを知られていないほどの京都の閉鎖性は事実だと思う
● 京都が日本の中心だと思っていて、いつか天皇は京都に帰ってくると信じている。
帰ってこなくて良いが、天皇の故郷はここだと思っている
● 水道水が、カビ臭くなると、夏を感じる。
当然
● 本音と建前を完璧に使い分けることができる。
当然
● 「にしんそば」は雑誌が作り上げた名産品で、実はあまり食べない。
年越しそばはにしんそばですよ。ただ、甘露煮をそばにぼっちゃっと入れるのはどうかと思う
● 電車の中で、火縄を小さく振り回せるようになって一人前。
火縄って
● 高山彦九郎・皇居望拝の像で待ち合わすとき「土下座前」と言う。
それは大学2回生で知りました
● 深夜番組のCMというと「岩田呉服店」と「亀岡山田木材経営団地」と「出町輸入食品」と「いずもや」だ。
それはそうだ
● 子どもの頃のおやつは西村のエーセーボーロだった。
どっちかというとポン菓子
● 東京人のことをちょっとバカにして「お江戸の人」と言う。
それは言わない
● 関東は基本的に東夷(あずまえびす)の住む田舎であると思っている。
確かに京都人は関東人を毛嫌いしますよね。特に高校野球の応援で(素)
● 心の中では、東京人を田舎モンと思っている。
いや、別に
● 道に迷うと「丸竹夷二押し御池姉三六角蛸錦~♪」を歌う。
それは歌う
● おやじが、テレビで「パープルサンガ」を見て、「紫光クラブ」と呼んでいた。
おやじは京都人じゃないもん
● マスコミでは一般的になっているが「おばんざい」なんて言葉は使わない。
絶対使わない
● 石匠6代目河波忠兵衛が7代目に変わったとき、6代目の安否が気遣われた。
知りませんよそんなこと
● 大丸百貨店のことを「大丸さん」と呼ぶ。
あぁ、呼ぶ!
● 「田渕岩夫の特ダネ!てれび」でしか見たことがない田渕岩夫が気になる。
うん、気になります。京都のローカルネタなんですか?
● 自分は行けなかったが「京都大学」を大変誇りに思っている。
思ってます。大学院は出願すらしませんでしたが。
● 京都を「近畿」や「関西」の言葉でひとくくりにされるのが嫌。
嫌です。
● 北野天満宮の牛の頭をなでた手で、自分の頭をなでたことがある。
参拝したことないから牛がいるかどうかも知らない
● 北野天満宮のことを「天神さん」という。
言います。
● 広告を書いたバスは、景観を損ねるので古都京都にふさわしくないとは思うが、損ねるほどの景観がもはやなくなりつつあることには見て見ぬフリをしている。
景観が残ってるところなんて最早バスなど通らないところだけでは(素)
● 国語の時間に「擬音語」を「祗園語」と聞き間違えたことがある。
ない。
● 只の地の野菜を「京野菜」と称しブランド化するのは、如何なものかと思う。
普通の野菜でしょ?加茂なすみたいなのはまぁともかく。
● 京都パープルサンガの本拠地の正式名称「京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場」は長すぎるので早く専用スタジアムが欲しい。
専用スタジアムは絶対要らない
● 他府県の人に「京都には海がある」といっても、信じてもらえなかったことがある。
ある。
● 京都は特別な所だと思っているので、地方都市と言われてショックを受けたことがある。
7歳でした
● 「しかし、よくご存知ですねえ!?」と言われると、つい「ええ。わたしら二人、あすこのモンでんねん」と返してしまうクセが抜けない。
言いませんそんなこと
● 市バスを乗りこなす自信があるので、地下鉄はほとんど利用しない。
敬老乗車証があればそうするでしょうが、市バスは最早機能していないのでそれは無駄
● 「おまん」「萬古堂」の看板を見てもなんとも思わない。
別に
● 「大文字焼」と「焼」をつけて言うのは納得がいかない。
「焼」なんかつけませんよねぇ普通
● 全国に数ある「小京都」を鼻でせせら笑う自分に気づいたことがある。
うちが由来だということは誇りに思ったりする
● 子供の頃、琵琶湖に海水浴に行った。
琵琶湖に泳ぎには行きましたよ。
● 語尾に「はる」を付けるのは敬語だが皮肉を言うときにも使う。
使う使う!
● 街中でちょんまげ姿の侍や腰元の姿を見ても驚かない。
それは驚くだろう
● 「リプトン」と言えば喫茶店だ。
それが何か。あぁ、ティーバッグ?いやいや、喫茶店ですけど何か
● 山科区、伏見区、西京区は京都のうちに入らないと内心では思っているが口には出さない。
平安時代には洛外でしたもんね。
● 他府県、とくに東京に行くと大阪人と間違えられるのは、大いに遺憾である。
遺憾です
● 「3時です」と言われると「宇治茶です」と続けたくなる。
なりません
● 道は碁盤の目しかしらないので、道がカーブすると不安になる。
カーブしてる道そのものは京都にもありますよ
● 修学旅行の素朴な制服姿を見ると、「田舎からようおこし」と心の中で言ってしまう。
言いません
● 夏になると紅葉パラダイスのプールへ泳ぎにいった。
それはない
● “区別”が好きだ。
区別・・・。区別という名の差別は京都人は好きですね、確かに。ただ、それが必要な場合もあります
● 近所のソバ屋も散髪屋さんも、営業許可証の発行人が『蜷川虎三』であることを自慢する。
しませんね
● 京都タワーは好きではないが、旅行から帰ってきたときに見えると懐かしく感じる。
思います。好きではないし登ったこともありませんが、私の部屋の窓から見えます。
● 京都駅ビルの階段をダッシュで上った(上ろうとした)ことがある。
見上げた瞬間に諦めました
● なんちゃって舞妓とほんまもんの舞妓さんの見分けがつく。
歩き方からして違いますから
● 江戸時代のことはあまり語りたくない。
確かにあまり好きな時代ではないです
● 京のぞみちゃんを知っている。
知ってます
● 京阪を『おけいはん』と呼ぶのは気恥ずかしい。
絶対に嫌です。あれを呼び始めたときは抹消してやろうかと
● タクシーはMKを好んで乗る。
MKが一番安くて丁寧です
● 場所を説明するときに、両手などで十字を作って、「これ四条通で、これ烏丸通な」 と説明する。
当たり前じゃないですか
● ほんやら洞、六曜社、進々堂、は、学生の時、とりあえず入ってみた。
ほんやら洞と新々堂は入りました
● 嵐電、叡電といえば、なんのことかわかるが、京福電鉄と言われてもピンとこない。
それはそうですね。「らんでん」ですもん。
● ワコールを「パンツ屋」、任天堂を「花札屋」と言う。
おばあちゃんは言う。
● 「おたべ」・「生八橋」は、久しく食べていない。
食べませんねー。
● うんざりするほど雑誌で特集が組まれているが、掲載されている店にはほとんど行ったことがない。
ありません
● 「おっさん」(おっにアクセント)といえば、お坊さんの事だ。
「ぼんさん」って言います
● 地元の各種団体・集まりのトップが、大体同じ顔ぶれなので飽きてしまう。
飽きるほど見てませんが、同じ顔だとは思う
● 京都市で一番景気がいい企業はお寺さんだ。
その次が島津製作所
● どこの学区出身かで相手を値踏みする。
しません
● 雑誌などで人気の町家だが実は冬はものすごく寒く、耐震考慮は0という凄まじい建物である。
それは事実だ
● 地図を広げている外国人を見ると、迷わず避ける。
英文学科出身者がそんなことするはずがありません
● 他府県で「たぬきうどん」を注文したら「はいからうどん」が出てきたことに納得がいかない。
あ、納得できない!
● 清水寺、金閣寺、三千院、三十三間堂など、名所に行ったことがない。
ないって言ってるじゃないですか
● 他府県人は区別がつかない河原町のヤンキーとビジュアル系の区別がつく。
最近見なくなりましたね
● 昔、河原町のジュリーに会ったことがある。
ないです
● 東大より、京大のほうがノーベル賞受賞者が多いことが自慢だ。
それはそうです
● しかし、京都出身の京大生が意外と少ないという事実には触れて欲しくない。
京都出身の京大生ばかりだったら京大はとっくの昔に寂れてると思います
● しょっちゅう他府県の人に「京のぶぶ漬け」の話をされるので、否定するのがじゃまくさくなって、つい曖昧な返事をして誤解を招いている。
最近は「ぶぶ漬け」を知っている他府県の方すらあまりお見かけしなくなりました
● 日本共産党の候補に投票したことがある。
京都は強いですもんね、共産党。今議席とれてませんけど。
● 子供の時、八瀬遊園に叡電に乗って行ったことがある。
ありません
● パリと京都は似ていると、ちょっと本気で思っている。
姉妹都市じゃなかったですか?
● 他府県に対して、根拠のない自信が満ちあふれている。
カビの生えかけた伝統以外の部分では特にありませんが。伝統にカビを生やさないようにすることこそ肝要。
● 祇園祭の宵山は毎年行くが、鉾の巡行は見たことがない。
宵山すらあまり行きませんよ。人が多すぎる
● 「将軍」と言えば、徳川でも金正日でもなく足利将軍だ。
いやーそれは徳川だろう
● 五山の送り火の自分だけの最高のビュースポットを知っている。
最高のスポットは近年なくなりました
● 上ル、下ル、西入ル、東入ルなど、住所通りに歩けば、必ず目的地にたどり着く住所表記は便利だが、いかんせん長いので、書類等に書き込むとき、スペースが足りないのがやっかいではある。
あれはパソコン入力に置いても長いのでじゃまくさいです
● 他府県で道に迷うと、自分ではなく碁盤の目になっていない道が悪いと思う。
私は方向音痴なので碁盤の目ですら迷います
● 先人の作った功績を自分の功績と勘違いしているフシがある。
どうでしょう、あるのかしら
● 国宝の建物に落書きをしたことがある。
ありません
● 烏丸(からすま)を「からすまる」「とりまる」と読む人がいても笑って許せる。
5歳の時に、なんで「とりまる」と書いて「からすま」と読むのかしつこく訊いて回ったことがあります
● かわみちやのそばボーロの缶が家にある。
ありますあります
● 奈良に軽いライバル心を持っている。
ありますねぇ。
● 通りの四つ角にはいけず石を置く。
置きませんよ
● マンションのペントハウスにすむよりも、自宅2階から祇園祭の巡行を見られる木造2階建てのほうが、京都人のステータスとしては上である。
それはそうでしょう。新しいただ金を積んだだけのものを京都人は嫌がりますから
● 友達に寺の息子(娘)が3人以上いる。
1,2・・・・・、いました。
● 住所に「上ル、下ル」が入っているのが自慢。また入っている住所に憧れる。
長くて書きづらいでしょう
● 新京極を北へ歩き、三条の手前にある坂がどうも納得できない。
あれなんなんでしょうね?無理に工事した感ありあり
● 昔フジイダイマル前にあった噴水に、コインを投げ入れたことがある。
ありません
● 基本は薄味だが、ラーメンだけはこってりじゃないと気が済まない。
なんでわかったんですか?
● 京都が舞台のサスペンスを見ると、内容よりもロケ地がどこかで盛り上がる。
場所によります
● そして「あんなとこからそんなとこまでそんな早う移動できるかいな」と必ず突っ込む
やります!
● 「夏を逃がすな~」と歌われると「風はコーヒーブラウン」と続けられる。
できません。
● 年に一度の学区運動会は、1-2ケ月前から練習するぐらいの盛り上がりを見せる。
なんとしても成功させないとっていう空気はありますね、前日くらいに
● 京都の東の果ては、八坂神社の奥の円山公園だと思っている。
そんな印象ありますねぇ
● 京都人に関する書籍があるとつい読んでしまう。
たまーに
● そして「それはちゃうやろ」と鼻で笑う。
それは京都全体じゃなくある一定のグループに関することだろ、とは思います
● 市内以外の京都人は四条・三条に行く時は『京都に出る』と言う。
京都市内以外ってことでしょ?言います。
● 王将の床はよく滑ると思う
王将って全国チェーンでは(素)
● 権力を持っている人にはなびかない反面、しきたりには無条件に従ってしまう。
しきたり、というか礼儀とかは。権力に対する対抗意識は強いです
● 丹後で京都ナンバーを見ると違和感がある。
あります
● 「牛若丸の未来くん」のステッカーを持っている。
もってません。市バスに必ず貼ってありますがあれかわいくない。
●親戚に滋賀人を持つ友達が5人以上いる
友達の親戚の居住区まで把握してません
●サンテレビの阪神戦を試合終了までやってくれるKBS京都を有難く思っているが、ABCとのリレー中継の時は前半を放送してくれない事に激しく憤っている。
阪神ファンじゃありません
● 土建屋よしゆきが現場で働いているのを見たことがある。
ラグファンがうっかり反応しそうな名前ですね、それ
● 山崎弘士と尾崎千秋を知っている。
アナウンサーだそうですね。知りません。

長かった!面白かった!

つれづれなるままに引地洋輔の話 その1

2005-10-21 01:23:12 | RAG FAIRその他考察
ブランニューRのHPで純子嬢が「伊東美咲に似ていると評判」と書かれていることについては何も言わないでおこうと思います(素)
生で見たことはありませんが、「女性的じゃない」と言われると口では「女性ですよ!」と主張するけれど実は「女性っぽくない」と言われることを喜んでいるように見せかけて、自分の狙ったところでは女性的だと思われたいタイプだと思います(長い)
ていうか、健ちゃん酒癖悪いんですか・・・!?
遠巻きに眺めたい。

ストリートライブの映像を見ていて思ったんですけど。
洋輔さんは得だなと。
何がって腹筋を使わない歌い方で美声(素)っていうところが。
美声、というのとは少し違うかもしれません。
そのへん加納さんの濁らせない高い声の出し方と少し近いんだと思います。
加納さんのベース声じゃないボーカルというのは、ラグ定なんかでよく聴きましたけど、もとが良い声なんですよね。カラオケで誉められるタイプ。
洋輔さんもそれと近いのかな。
加藤さんは完全なる体作りとボイトレの上に成り立っている美声のような感じがします。だから歌によってひどく向いていないことが明らかなもの、例えば椎名林檎とかを歌わせたら、「あぁ向いてないな」と思うだけじゃなくて聴き苦しいものになってしまう。
礼央さんに至ってはあれだけボイトレした上で、更に自分の声を飾らないと魅力的に聴こえない声ですよね。全身を響かせて出している声なのに響かない声ですし。必要以上に歌うことに対して体力を使っている人ですよね。損だ。
それと比べると洋輔さんは、もともとが良い声なんですよねーあれ。
のど声なのに美声ということは、トレーニングする前から良い声だったんでしょう。
『フォーリンラブ』の「ふぉーりんふぉりんらーぶ」コーラスであれだけ落ち着く声が出るというのはすごいことだと思います。
逆に言えばだからどうしたって腹筋が必要な張り上げ系の高音になると苦しくなるのだと思います。
『半熟ラプソディ』の「好きでーす」参照。
ライブではあそこ必ずひっくり返るじゃないですか。
張り上げる時に顎が上がるのは、のどを使っている証拠なんですけど、洋輔さんはその傾向が顕著ですし。

要は何が言いたいかというと、ひっくり返らない「好きでーす」を聴きたいのでボイトレしてね(素)ということですハイ。
や、別に洋輔さんがボイトレしてないなんて思ってませんけど一応。