no music no lifeかもしれない日々

素人による音楽的感想を目的とするRAG FAIR中心ブログ

つれづれなるままに引地洋輔の話その2

2005-10-30 23:57:13 | RAG FAIRその他考察
このブログはRAG FAIRをすべての価値観の中心に置き、土屋礼央に厳しく引地洋輔に甘いということを公然たる傾向として今までやってきました。(何を突然)
そういうわけで、土屋礼央に対していくら長々と厳しい意見を書こうが、引地洋輔に対しては「好きです」の一言で終わるというドロ甘ぶりを発揮してきたわけです。
なので、先日私が「つれづれなるままに引地洋輔の話その1」を書いたということは、あの記事が非常に遠まわしで遠慮しいしい書かれたものであっても、このブログにおいては画期的な事件であったわけです、そう、こないだの最高裁初の立法不作為に対する違憲判決と同じくらい画期的な。(kizzyさんとpoorbassistさんにしかわからない例えはやめましょう)(その事件が画期的なことであるということからしておかしいという点も共通しているのですが、そんな隠れた意図の説明などしなくていいですよ自分)
その私が「つ(略)その2」を書いているということは、まー、そーゆーことです。
今日の学園祭及びウタワラにて感じたことが、kizzyさんとの連日計4時間弱(事実)に及ぶ長電話の末に結論づけられましたので書いてみます。

その1、ボーカリスト引地洋輔について。
はい、いきなり「つ(略)その1」と同じ話題ですみません。
洋輔さん、ボイトレ頑張ってください。
これを主張する必要があるということを今日のウタワラで確信しました。
声の質はもともといいんです。洋輔さん。Orangeのサビ部分が似合う声だというのもわかります。
サビ部分を礼央さんが歌ったら彼の声の癖が目立つ結果になったでしょう。それは洋輔さんの声については当てはまりません。得なんです、彼は。
ただ、礼央さんの歌った平歌部分が、いつものフラット音程を差し引いても文句なく聴けたのに比べ、はっきり言って聴き劣りするんです。
特に高音の歌い上げ部分にそれが顕著です。
それは今日の学園祭ライブでも感じました。腹筋じゃなくて太ももで歌っているんですね。要するに他の部分に力を入れてなんとか誤魔化せているということにすぎません。

それは、正直今に始まったことではありません。
しかしながらそれを今私が問題にするのは、礼央さんがボーカリストとしての成長がめざましいからです。
ズボライブの時に、礼央さんの成長に他のメンバーの成長がついていけていないことを強く感じましたが、ラグでもそれは表れ始めていると思います。
全員がリードボーカルであるというこの方向性において、それぞれに自分のポジションがあって自分が一番活きるところで歌っていて、それでも成長度に差が見られてしまうというのは、相当だと思います。
RAG FAIRというバンドの凄いところは、メンバーそれぞれが自分の得意分野を伸ばすことがそのままバンドとしてプラスになる、全部足し算が出来るところだと思います。
ですので洋輔さん、ボーカリストとして頑張って欲しい。


えー、次の話題はライブのネタバレ(私基準)は基本的に含みませんが、ライブの感想を基調とするため雰囲気が伝わると思います。
その点お気をつけ下さい。


その2、MCについて。
洋輔さん、どうしたんですか・・・?
今日のMCですが、kizzyさんから伝え聞いたまゆっこさんの言を借りれば「土屋礼央放置プレイ」。
すべてを礼央さんが一人で進めようとして上手くできなくて他の助けがなくてカラ回ってテンパって、結局自分で解決策をどーにかこーにか見つけ出してその場がなんとか収まる、という状態でした。
おっくんが適宜口を挟むのも加納さんが雷を落とすのも健一さんが空気を読まないのも加藤さんがしゃべらないのも、まぁいつもどおりだったんですが、洋輔さんがおかしかった。
あんなに話を進めない洋輔さんを初めて見ました。
一応、口は挟んでました。ただ、一切前に進むことを言わなかった。
おそらく、前に進めようとした努力の跡は垣間見れた気がしなくもありませんが、逆に話が止まるという結果に終わりました。
RAGのライブを見た、ではなくて礼央ラジを聴いている感覚でした。
どうしたんでしょう、あの人。
調子が悪かっただけならそれはそれで次頑張ってね、で終わるんですが、MCから引いた何らかの意図があったとしたら、微妙です。ちなみに私が使う「微妙」は否定的な意味です。
意図があるとしたら、何かは知りませんけど、それを目の当たりにした者として考え直すことを提案します。
要は、MCがぐっだぐだだったんですよ、いつにもまして。
うん、頑張って。いろいろ。

はい、以上、全体的に敬称略でお送りしました。
ライブレポは急いで上げます。