洋輔さんが生きてたよ。
感涙。
詳しくはまた後日。
最近遊びすぎなので、今日は学校に泊まりこみで予習でーす。
金曜日、ブルーノート東京にマンハッタン・トランスファーの来日公演を見に行ってきました。
お客さんの年齢層はかなり高いだろうと踏んでいたので、ばっちりスーツを着て行ってみましたが、正解でしたね。
ぱりっとスーツを着たおじさまとドレスのおねえさまばっかり。
よ--こ*ねえさんとご友人が一緒に来てくださってよかったです(笑)
今だから白状しますけど、カクテルのおつまみにオリーブなんて食べたのはあれが初めてでした(素)
開演前、この場所でRAGが歌うということを想像してみて・・・青くなりました(素)
あのですね、私はRAG FAIRがブルーノートに見合った演奏をしてくれることに関しては何も心配していないんです。
その点に関して、アーティストとしてのRAG FAIRを私は全面的に信頼しています。
何が不安って、客ですよ、客。
客がブルーノートの雰囲気に合わない行動を取って、ブルーノートに「客がアレだから今後RAG FAIRを呼ぶのはちょっと・・・」と思われるのが怖いんです。
全く同じことを考えていたよ--こ*ねえさんが、マントラ公演の感想とともに、ブルーノートの楽しみ方を書いてくださっています。
ブルーノート名古屋に行こうかな、と考えている方、ぜひぜひぜひぜひこちらの記事をご覧ください。
マンハッタン・トランスファーって、ご存じない方も多いと思うんですけど。
女性2人、男性2人から成るジャズ・コーラスグループです。
80年代前半にアルバム「ヴォーカリーズ」等でグラミー賞の常連だった、ジャズコーラスの第一人者です。
日本ではトワイライト・ゾーンやThe Boy From New York Cityが有名。
・・・といっても、マントラが大活躍していた時期は、私が生まれた頃ですのでね。
私は1983年生まれですから。
洋輔さんの口からマンハッタントランスファーという単語が当然のように出るのも不思議なくらいですよね。(FC会報1号参照)
そんな私がなぜマンハッタントランスファーを知ったかというと、TAKE6つながりです。
TAKE6みたいな雰囲気のコーラスが好きだったらマントラも好きかも、というレビューを見かけてベスト盤The Very Best of Manhattan Transferを借りてみたら、そのコーラスの透明感とボーカルの自在さにハマりこんだというわけです。
ど真ん中ジャズっていうわけじゃないんですよね。
ちょっとポップス寄りで馴染みやすくて、そのあたりはTAKE6と通じるものがあると思います。マントラのほうが前衛的ですけど。
シンガーズ・アンリミテッドのほうが、ど真ん中ジャズコーラス。
マントラはアルバムを20枚以上も出しているので、全部はチェックしきれないんですけど。
最初に聴くとしたら、やはりThe Very Best of Manhattan Transferでしょう。
マントラの有名どころが全部収録されています。
ただ、日本で一番有名なトワイライト・ゾーンは、ベスト盤で聞いた段階では、
・・・???
でした。
これが収録されているアルバムExtensionsを聴いて、初めて腑に落ちました。
マントラはアルバムによってかなり曲の雰囲気が違うので、アルバム単位で聴くのがいいと思うんですよねー。
ちなみに洋輔さんがFC会報で触れていたNothin' You Can Do About Itも、Extensionsに収録されています。
グラミー賞を受賞している「ヴォーカリーズ」は一人一人のヴォーカルに焦点を当てているので、確かにヴォーカルはものすごい素晴らしいんですけど、ハーモニーを楽しみたいんだったらExtensionsかSwingだと思います。
えっと、やっと公演の話をしましょうか。
最初に、
"Ladies and Gentlemen, please welcome The Manhattan Transfer!!"
というアナウンスで呼ばれるのが、ニューヨークっていうかんじでおしゃれ(笑)
やー、なんていうか、貫禄の勝利。
すべてに余裕を感じるんですよ。
一人一人普通に歌を楽しんでいる。
「歌」っていうものを完全に自分のものにしてしまっています。
CDで聴いている分には色々な声が聴こえるので、どうやって生で歌っているんだろうと思っていたら、いや普通にそれを目の前で素でやられました。
生で歌えるんですかこれ?(素)という驚き。
一人が持っている声の幅が、ハンパじゃない。
それを自由自在にあやつってくるんです。
だから、知らない曲でも全く問題なく引き込まれる。
4人全員が自由に歌っているのに、なぜか結果としてコーラスになっている印象。
・・・どっかにこんなアカペラバンドがいましたね?(素)
マントラのライブのもう一つの特徴は、視覚的効果をうまく使っていることですかね。
「振りつけ」と言うほどではないんですけど、4人の体の動きで曲を効果的に聴かせている。
しかもそれがあまりに自然なんですよ。
4人揃った動きなんて打ち合わせしないとできないなんてわかりきっていますが、「打ち合わせしてきた動きです」感が全くない。
これぞ、ベテランの貫禄です。
また、メンバーはすごくキュートでした。
メンバー2人のソロコーナーがあったんですけど。
テナーのアラン・ポールが、この日奥さんとの25回目の結婚記念日だったんだそうです。
奥さんと初めて出会ったのが、なんと京都(笑)
アラン「アイシテル」(←たどたどしい日本語で)
そして、奥さんに捧げる歌を歌っていました。
くっ・・・わぁぁぁ聴いてるほうが恥ずかしいぜ!
でも許す。
なぜかものすごいマイナー調のブルースだったんですけどそこまで上手くはなかったんですけど奥さんにこの曲をぜひとも歌いたかったんだろうなぁと思いますけど。
アルトのジャニス・シーゲルは、スティービー・ワンダーの作った曲をカバー。
でもこの曲、スティービー自身は一度も録音していなくて、他の人に提供したんだそうです。
ジャニス「なんていう人だったかしら・・・・・・、あぁ、マイケル・ジャクソンだったわ」
な、なんてお茶目!
ジャニスはものすごくキュートな人でした。
表情がくるくる動くんですよー。
声も一番伸びやかで、ヴォーカリストとしては私は彼女に一番惹かれました。
選曲も多様で、アルバム「デビュー!」(原題:The Manhattan Transfer)、Vocalese、tonin'、Brazilからそれぞれ1曲ずつ、カバーも何曲かありました。
たぶんお客さんがあまり知らないであろう曲を立て続けに歌っていたのですが、みんな飽きてない。
すごいですね。
そして最後の最後に、trickle trickleとBirdlandというメジャー曲を歌うと、やっぱりお客さんは盛り上がりますね。
私もすごいテンション上がってノリノリでした。
アンコールはノリノリの曲から一転、しっとりとEnbraceable Youを歌って締め。
やー、すばらしかったです。
グループとして商業的に衰退していったりとか活動が10年なかったりとかいろいろありましたけど、そんなこと微塵も感じませんでした。
いいものを見させてもらいました。
以上。
あ、なんか無駄に長くなりましたね(苦笑)
本題に入る前に、まずは私信。
よーぉすっけさんっvv
明日までにひげを剃ってほしーなー☆
・・・この私が語尾に"☆"なんてつけたら、さぞかし不気味であろうの。ふふ。
さて、本題です(素)
レコーディングで死んでいるであろう洋輔さんブログの更新が止まり、礼央さんブログはサッカーの話ばかりな昨今、熱いブログがある。
光田健一さんブログ。
ほんと最近の癒しは素ブログか光田さんブログかなんですよー。
まずは最新記事をみていただきましょう。
"かとうくんが今日、目をきらきらさせて教えてくれた。"
この時点で、光田さんが加藤さんの特性をいかによく把握しているかが読み取れますよね。
一文だけで、ああ加藤さんだな。っていうことが伝わってきます。
さすが、あの伝説の番組の音楽監督。
以下、光田さんと加藤さんの会話がそこに文章化されているのですが。
光田さんってRAGの保父さんなんですか?(素)
28歳と40歳近い男性の会話にはとてもとても見えない。
その会話に対するコメントが、
"君は良いヤツだ。"
良いヤツなのは光田さんのほうです。
他にも、
"そういえばよーすけ。今日も韻を踏んでいた。"
とか。
あぁー癒される。
光田健一さんのホームページもおすすめです。