no music no lifeかもしれない日々

素人による音楽的感想を目的とするRAG FAIR中心ブログ

六本木ヒルズMusic Garden Live

2007-04-30 03:59:44 | RAG FAIRライブレポ
とりあえず一言、普通に良かったです。
おばちゃん安心したよ~。



4年ぶりの六本木ヒルズ、行く予定の直前にエレベーターの赤さびがなんとかというニュースがあって何の嫌がらせかと思いましたが行ってまいりました。
のんびり4時前に行ったんですけど、場所を確保してすぐにリハ開始。
この時間に来てリハが拝めるとは思ってませんでした。
おおおラッキー!
リハ大好きなんですよ。
サウンドチェックするところを見るのが好き。


ココロ予報にオケが入るので、オケとのテンポをあわせるために洋輔さんが手を叩いて指示してるところに早速やられました。
ううかっこいい。
元指揮者的としてはこういうのに弱いんだよ・・・!
基本あまり洋輔さんは歌わずコーラスだけ聞けたのは面白かったんですけど、歌ったところでも高いところだけ歌わなかったりしたので、のどの調子でも悪いのか相当無理しないと出ないのか、若干気になりました。


礼央さんはいつものように「リハーサルでございます」と客の相手をし、「本番ではサングラスをして出てきます」なんて言ってたんですけど、加藤さんに呼ばれたかなんかで「はいはいなんですか加藤さん?」と慌ててリハに戻ったり(笑)
私礼央さんのこういう気遣いは好きですねぇー。
まぁ正直ファンに対する気遣いが必要だとは思いませんが、通りすがりの人へのアピールとしてね。


まぁそんな礼央さんですけど、夏風便りでは跳ね返る音のバランスをやたら気にしてましたねぇ。
ココロ予報のコーラスを間違えたか外したかなんかで加藤さんにしぐさで怒られて、バツの悪そうな顔をする礼央さんがめちゃめちゃ可愛かったです。
あのひとは基本可愛いひとなんだよな・・・。


礼央さんがかがみながら「次、オールドファッション・・・あ、言っちゃった」
と言うので、ああOFLSやるのね、と生暖かい目で見ていたら、

加納さん「やんねぇかもしんないよ?」

かのうさんかっこいい!
と汐さんと同時に呟いて騒ぎました。
なんであのひとはあんなに一言一言に力があるんだ。


洋輔さん「では、本番は15時からですので」
待ってそこのリーダー、17時ですよ。いま16時過ぎですよ。
と礼央さんはじめみんなから総突っ込み。
加納さん「どんだけ待たせんだ」
礼央さん「バックトゥーザヒューチャーしすぎだよ!」
洋輔さん「・・・いま照明さんにつっこまれた」
大丈夫ですかあのひと最近(素)


洋輔さん「みなさん・・・人間は忘れる生き物ですよね。今までの30分間、今までのきたない姿はきれいに忘れていただいて。本番よろしくお願いします」

ん、あれ?
さんざんリハの様子書きましたけど、洋輔さんこんなこと言ってましたっけね?
・・・ほら、人間は忘れる生き物ですからね、ええ。




17時、本番開始。
DJさんに客が「一番早い人は何時に来たの?」って訊かれてましたけど、これフリーのイベントに行くたびに常に訊かれるんですけど、いたたまれないから訊かないであげてください・・・。
ところでミュージックファイターのときから、うんどうしたんだろうなーと思ってたんですけど、あの洋輔さんのてろてろジャンパーはどうなんですか(素)
あと最近のオレンジのめがね。大きすぎて目がやたら寄って見えるのは私だけですか。



・恋マレ
3回目の「ヘイ!」の前におっくんがいつも、いくぞいくぞーって振り上げてくれる手が好きです(笑)
おっくんといえばみなさんご存じのとおり最近はストレートパーマで長い髪してますけど、イルカ前のおっくんパートで真ん中に出てきたときに前髪をかきあげていて、どうしてくれようかと思いました(素)


・ラブフリ
恋マレもですけど、やっぱり歌いなれた曲の安心感はありがたい。



・メンバー紹介
「メンバーを紹介したら、できれば拍手と、『よっ! たまや!』みたいなのください」
って礼央さんが言ったのに「よっ!おっくん!」とか言ってるのが礼央さんだけだったので笑えました。
「この空気どうする気だ」と隣が呟いていた。



・ココロ予報
ぱふぱふと手拍子を煽る洋輔さんがまことに可愛らしくて、ようございました。
あれは音にするなら「ぱふぱふ」だった。

でもこれ途中でリズム変わるとき手拍子をどうしたらいいかわかりませんよね(笑)

ああでもこの曲はオケにあわせて歌うのは難しそうだな、という印象。
テンポもピッチもですけど、ピアノが装飾的な役割だけにオケに合わせて歌うという意識では歌えない上に、オケとずれたらばれますからねぇ。
最初はずれてたのに曲が進むと直ったことは、素直に尊敬します。


・Old Fashioned Love Song
あれだけ最初に礼央さんが下がったのによく違和感を出しませんでしたよね・・・。
全体の音程が下がることよりも6人が合ってなくてハモれてないことのほうがよほど気持ち悪いので、今回はほとんど気にならないです。ええ。
凄いです。
やっぱり歌い込みってほんと大事。


・HANA


サーキットの告知と夏風の宣伝を少し。


・夏風便り
礼央さんの歌詞「路地裏で見てた月の夜に」
あっ意味通じてる(爆笑)
アルフィー高見沢さんがライブで正しい歌詞を歌うことはなくて、その場で完全に意味が通じてる歌詞を作って歌っちゃうんだという神のような話がありますが、ちょっとそれを思い出しました。


あーのー・・・、オケに声が入ってることが微妙だと思ってる私って甘いですか。
それこそね、洋輔さんが言ってた「デビュー当時テレビなのにその場で歌っていた僕らってなんて無謀」の話ですけど、楽器のオケはまぁいいとして、声は。
そういえばオクリモノツアー前は、これが「楽器の1台2台はいいけどオケは」って言ってましたけど、どんどんハードルが下がりつつ常に抵抗してんだな私(苦笑)
っていうか、あれがオケでもともと入ってたのか文明の利器のおかげさまで増えて聴こえたのかは知りませんけど。

エンジニアリングってほんと凄いんだなっていう話を友人としていて。
それがいちばんよくわかるのは押尾コータローさんのCDなんですけどね、レコード会社を移籍した途端に音がめちゃめちゃ変わってまるで聴けなくなったという話があるんですが。
ほら、ココロ予報の歌詞ありのベースは至って普通なのに、シャララバージョンのベースがなんであんなにどぎついのかっていうのが非常に気になったんですけど、あれも要はエンジニアリングの関係なんですよね。

波長変形って詐欺じゃね?と思ってた時代もあるんですけど、まぁそれも含めて作品だということで理解はしてるつもりなんですけど、オケに声はな・・・。
甘いですか。
まぁ普通のライブでも多かれ少なかれエンジニアさんの活躍によりいろいろなされてるんだからそれと違わないでしょう、と言われたらあれですけど。
要は、ライブなのに聴こえてくる声が6人分より多いということに抵抗があるんだと思います。

汐さんとライブ後、RAG FAIRはフィクションだという話をしていて、これを説明しだすと記事いっこ分使うのでまたにしますが、まぁそういうことですよね。
フィクションを中途半端に暴くっつーのが一番たち悪いんだよなきっとな。




夏風便りを歌い終わって、ありがとうございましたー、と下がっていくメンバー。



えっちょっと何この微妙な終わり方(素)
盛り上がるでもなくー。
昨日のズームインライブと、HANAと夏風の順番が逆になったそうですが、そのほうがよかったんじゃないの?
あっそうするとOFLSと夏風のつなぎが微妙になるんだろうか。
いや別にいいんですけど。




RAG FAIRのライブとしては鴻巣以来で、普通に良かったですよ。
汐さんと出た結論は「良い意味でも悪い意味でも引っかかりのないライブ」でしたけど、悪い意味で引っかかりがなかったということは非常に良いことですよ、ええ。
ラジオで聴いただけの先週の武道館とは聴く環境も歌う環境も違いすぎるので一概に比べはしませんが。
歌ってる顔を見ながら聴くのとそれを見ないで聴くのは、RAG FAIRの場合かなり印象が違うので、あれですけど。
それでもいろいろ差し引いたとしても武道館よりずっと良かったと思いますよ。
良かった良かった。

重大発表ってむしろこっちだったんじゃね?(素)

2007-04-29 01:16:03 | RAG FAIR的雑談
公式発表されましたね!


きたぁぁぁぁぁ!
夏休み期間中のツアー!
わー危険!(素)



この際ライブハウスは実はちょっと苦手とかどっちかっていうと音楽会やってほしいとかそんな贅沢は言いません。


オクリモノツアーのとき、明らかにパフォーマンスの視覚的な魅せ方が変わったと思ったんですよ。
おまけに5人はアウトで体力ついたでしょ。
去年のサーキットとはきっと一味も二味も違うと思うんですよ。


あー楽しみ!

今回は頑張ろう私。


もうあれですね、心配なことなんて、ライブハウスは開場してから開演までの時間がつらいことと友達を誘いにくいことと加藤さんがまた無理すんじゃねぇかなっていうことと日程的にまた誰か喉壊すんじゃねぇかってことと客がまた倒れないかなってことと金がないことだけですね!(多すぎ)

ヒットパレード記者発表

2007-04-25 00:28:17 | RAG FAIR的雑談
洋輔さん&礼央さんの挨拶と3分間のメドレーを歌った映像が、公式の右側のバナーから見られます。


普通にうまい・・・。

あの武道館の翌日だけにおばちゃんちょっと安心したよ。
加藤さんがやたら裏声を多用しているのが、ああやっぱり、という感じはしますけど。
メドレーの組み方がほんと洋輔さんっぽいなー。
左端の女優さんが「わぁ~」っていう表情で見上げていたのが印象的でした。


つーかそこのリーダー、「RAG FAIR」って言おうとして噛むって何事。

重大発表ってそれのことですか?(素)

2007-04-24 22:22:16 | 雑談
・・・うんまぁ、2006年の「どでかいこと」も結局何かわからなかったという前歴を持つRAG FAIRらしいオチだと思いますよ。




ところで、私は品のないことはあまり好きではないです。
まぁ私もそこまで品のある人間でもないのであれですが、それでも限度というものがありまして。

ズボの「毎月のアレ」「できちゃった」「母子手帳」という一連のネタはな・・・。
「できちゃったからアレが来ないの」
とネタにできるのは、この人たちにとってこういう問題が他人事だからですよね。
これが切実な問題になっている人にとっては、とりあえず笑えない。
妊娠が関係なくても月のものが重い負担になっている女性もけして少なくないのですから、ましてやメンバーに女性がいるのですから、冗談にする前にもうちょっと配慮ができたんじゃないかと思います。

ま、ネタにしたっていうことは、彼らがこういう問題の当事者になったことがないということが証明されたようなものなので、その点は良かったんじゃないかと思いますけど(素)


・・・こういうネタ、おっくんは嫌いそうだな・・・。
ラジオで女子高生のナマ足に盛り上がるのに怒ってましたもんね。
意外にRAG FAIRいちばんの常識人おっくん。

通説によれば

2007-04-22 21:43:26 | RAG FAIRメディア感想
RAG FAIRが新曲を安心して歌えるようになるまでに要する期間は、およそ2年とされています。




うん、できれば、この期間はもうちょっと短いほうがいいかな・・・(素)



アースデーコンサートをラジオで聞きましたよ、という話。
つらい。

ココロ予報

2007-04-20 00:06:00 | RAG FAIR曲感想
この曲は、


洋輔さんのぶりっこソング。






で終わったらさすがに怒られますかね・・・。



非常にわかりやすく私好みの曲です。

無条件で体が動く曲で、
コーラスに主役感があって、
歌の向こうにメンバーの歌ってる顔が見えて、
Fallin' Loveやfunk loveみたいなジャズ風味で、
ついでながら洋輔さんがやたらめったら可愛くて。



初めて聴いた時は、なんでピアノ入れたんだろう惜しいな、と思っていたんですけど、でもピアノが入らなかったらこのジャズっぽさは出ないですよねやっぱり、と思って思いなおしました。

アレンジフェチとしては言及せずにはいられないのが、シャララ~の休符のところに入っている「ちゅっちゅっ、ちゅっ」っていうコーラスですよねー。
こういう、ライブでは入れられないのがわかりきってる細かいアレンジ大好きです(笑)
サビ前の「うぉー!」とかね!大好き!

この曲は基本的にみんな可愛いんですけど、特におっくんが可愛くて可愛くて・・・。
今までの曲で最もおっくんのリズムパターンが神だと思う曲は半熟ラプソディなんですけど、これは半熟と張るかもしれません。



いやー、ズームインで始めて聴いた時はこんなにハマる曲だとは思いませんでしたね。
同じく歌詞なしのDip!との差が歴然と・・・なんて思ってたのに。
見事なまでに大好きですね。


ココロ予報の手拍子を一緒にやりたいがために今週末の武道館のチケットを取りたくなって、おのれココロ予報・・・!とか思ってたんですけど、一昨日、ライブ翌日の月曜日提出のレポート(行政法)を言い渡されましたので、あえなく断念です。
これは行くなというお告げとしか考えられません。
チケット取ってなくて本当によかったぜ。
・・・ああでもこの手拍子一緒にやりたい!




ところで、あの洋輔さんのぶりっこはどうしたらいいんですか。
歌い方もものすごくぶりぶりしてるんですけどね。
だいたい子どもに目を細めたり絶対しねぇだろあのひと(素)
駅へ向かう足音がリズム奏でたりしないでしょ?
最後の「ららら~ふぅ~」のところなんて、ちょっと首を傾げて人差し指を立てて歌うところまで目に浮かびますよ。
ピキヲタ的にはこのわざとらしさが可愛くてたまらないんですが、これ他ヲタさん的にはどうなんですか。


それでも、サビの一番盛り上がるはずの「動き出した」のところの音程が上がりきってなくて、ぶりっこになりきれていないあたりが詰めが甘くて非常に洋輔さんらしくていいと思います。
この曲でどうしてもこだわったソの音なのに・・・!(爆笑)
正直、そんなところが好きです。




このシングルは私にとってはアメとムチだとずっと思ってますけど、ココロ予報がアメであるという意味は、要はガス抜きだと思うんです。
私のまわりのラグファンを見ていると正直な話、6人全員がメインボーカルなRAG FAIRが好きな人って、幾億からずっと我慢してきたという一つのパターンがあると思うんですよ。
むろん、これは傾向の話ですけどね。
オクリモノはこういう方向性のアルバムだから、とリード以外のメンバーが暇そうにしてることにもライブで声が聴こえないことにも理由をつけて、オクリモノツアーが終わって次はきっと、という勝手な期待があって、夏風便りで「・・・またか・・・」となって、というこの流れは私自身の話ですけどいずれにせよ声が聴こえないということにかなり不満がたまっていた人が一部にいた。
私はNHKホールのあと極端なことに、ファンでいられないかも・・・なんて友人に泣きついたりしてましたから。
まぁ直後に笑点のテーマで引き戻されるというお手軽っぷりでしたけど。

でも私ココロ予報を聴いてからずっと元気なんですよねー。
正直な話、ココロ予報がなかったら夏風便りにもっと不満たらたらだったと思います。
その意味でこの曲はものすごいガス抜きになっている。
はじめは夏風便りのカップリングは違う曲が決まってたのに、ズームインからのオファーで急遽ココロ予報を作ったということですけど、まぁその当初決まっていたカップリングがどんな曲かわかりませんが、ズームインにはものすごく感謝しています。
この曲がシングルに入って、しかも両A面として出てきたんですから。



むろん、こんな曲ばかり作ってほしいわけじゃなくて、そんなに幅の狭い活動ばかりしてほしいわけじゃなくて、私はいろいろ思うところはありつつも幾億とかはものすごく好きですし、良いんですけど、でも結局のところ私が好きで好きで興奮してしまうくらい好きな曲って、こういう曲なんですよね。
そこに関して自分の狭量さに悩んだりした時期もありましたけど。
でもねー。
スキなんだもんしょうがないジャン(by大黒摩季)

夏風便り

2007-04-19 10:04:01 | RAG FAIR曲感想

アメとムチシングルのムチですからね、申し訳ありませんが一切期待しないでください。
音楽ってやっぱり主観で聴くものですから、好き嫌いが分かれるのは仕方ないです。
好きになれない曲でも良いところは良いと言えるくらいのスタンスで聴いてはいますけど、身体に良くない我慢はしないことにしましたので、そのあたりをご考慮のうえ、読んでいただけるのでしたら8割くらい差し引いてお読みくださいませ。
と前置きが長いときは100%、あんまり良いこと書きませんから。





とりあえずこの曲で最も印象的な部分はどこかと言うと。
圧倒的にイントロのピアノのフレーズだと思います。

動画配信とかで断片的にサビとかは聴いてましたけど、このイントロは今まで聴いていなかったので、かなり「おおっ」と思いました。
光田さんはやっぱりさすがだと思う。
昔を思い返してどうこうっていう曲だと言ってましたけど、サビとか他の部分では全然そんなかんじしないのに、このイントロのピアノを聴いた瞬間にぱっと自分の中学とか高校生時代を連想しましたもんね。
この曲の調はシャープが6つつく調ですけど、そのシャープの感じが鋭く出ているフレーズですよね。


私はロンバケ世代なんですけど、っていうかロンバケ世代ってどのへんのことを指すのかよくわからずに使ってますがとりあえずあのドラマが放送されてたのは私が中学2年の4~6月なんですが。
私は初夏といえばロンバケ、という連想をする頭の構造してるんですよ。
ロンバケって、Long Vacationっていうドラマのことですよ、一応。
「夜の空気がもう夏だね~」
という山口智子さんのセリフがあって、そのセリフがどうにもこうにも印象的で、La La La Love Songのイメージとか夜の東京湾に反射する緑色の光とか、とにかく印象的なドラマだったんですよね。
ロンバケはストーリーよりも、キラキラした空気が好きでした。
あからさまに夏!じゃなくて、季節的にはまだまだぜんぜん夏じゃないんですけど夜の空気に夏の匂いが混じる瞬間っていうのは確かにあって、その空気がものすごく好きで。
ロンバケ好きは同世代には多いと思いますが、いちばん印象的なセリフがこれだというのは私くらいしかいないんじゃなかろうか(笑)

で、イントロのピアノのフレーズから、一瞬で
「夜の空気がもう夏だね~」
に飛びました。

なんでここに飛んだかというとたぶん、シャープの多いイメージが重なったんだと思うんですけどね。
夏風便りはシャープ6つ、La La La Love Songはシャープ5つですし。
レコーディングの段階でキーを3つ下げたと言ってましたが、下げなかったらこんな鋭いフレーズは生まれなかったんじゃないかと思うと、その判断グッジョブです。


他の部分と比べるとこのピアノは明らかに異質なんですけどね。
一瞬でタイムスリップする感覚なのかもしれない。
曲の一番最後にも同じフレーズが入ってますけど、イントロが鋭いのに比べて穏やかにすっと熱を冷ます感じがあるので、それで回想終わり、ですかね。


夏風便りは、ピアノのこのフレーズの勝利。




・・・RAG FAIRの曲に対して楽器の評価をすることにも慣れてきた気がします(素)
あ、だいぶ前からなんですけど、BarksのRAG FAIRのページで「このアーティストの魅力」の3位が「楽器」になっているのを知った時はさすがにショックを隠しきれませんでした。




まぁせっかくなのでコーラスの話でもしましょうか。


とにもかくにもAメロBメロがなぁ。
歌詞もコーラスの入り方もなんですけど、AメロBメロでこの曲の評価をガタっと下げているのがもったいないんですよねー。
まぁ完全に私の主観ですけどね。
この平歌が好きな人もいらっしゃるんでしょうけど。
個人的にはここがこの曲最大の難点なんですけど、2番「いつも通りー」のコーラスはなんでこんなアレンジをつけたのか。
意図的にイレギュラーなコーラスを入れて声を引き立たせようとしているんでしょうけど、ちょっと無理やり感が否めない。
Do it!の2番入りのところの無理やり感と似たものがあります。
「いつも通りー」という歌詞とこのアレンジとの関連性もない。
これが例えば君盾の「天使の羽と~」のところの健ちゃん6度上コーラスだったら、確かに6度上なんていう字ハモのつけ方はイレギュラーなんですけどその感じが天使の声が降ってくる感じで、曲ともその部分の歌詞とも完全にマッチしていて、あれは曲自体の評価をかなり跳ね上げたんですけどね。
うーん、夏風便りもサビだけだったらもっと良い評価できるんですけどね・・・。


そしてコーラスが効果的なのはサビですよね。
特に最後のサビ前のコーラス、これは好きですねー。
このサビは、コーラスの透明感でだいぶイメージが変わりますね。
NHKホールで聴いた時とは全く印象が違いますもん。
ええ、つまり夏風便り最大の問題は、このコーラスの透明感はライブでは再現できないということです。
とか言って、やってくれることを密かに期待しています。


とりあえず、NHKホールで聴いた時よりはずっと印象良いです。


・・・洋輔さんが好きそうな曲だっていうことはわかるんですよ。
たぶんこれだけ拒否反応を示してるのは楽器コーラスうんぬんじゃなくて歌詞だと思うんですけどね。
ていうか楽器とかコーラスとかは第一印象には大きく関わりますけど、曲を飲み込んでしまえば曲そのものの評価はそことは別枠でできるんですけど。
私は明らかに歌詞をそこまで重視しなくて、内容よりも語感が大事なんですよ。
だから礼央さんの詞が好きだったりするんですけど。
彼は語感の作詞家だと思う。
代表例が、ズボ曲ですけどknock!knock!の「あとちょっとの自分が神様のように叱咤激励」です。
なんですけどね・・・まぁ語感なんてほんとうに好みの問題なんでしょうから・・・。



まぁ結局、これは好みの問題ですね。はい。
次はココロ予報の感想書きますー。


夏風便り/ココロ予報

2007-04-18 15:14:13 | RAG FAIR曲感想

公式に上がっていたCDショップのコメント動画3本を立て続けに見ると、同じようなコメントを続けて録ったであろうことに対して同情の念が湧きます(素)
でもまぁ雑誌の取材でもどこも同じようなことを言っているわけだから、これが普通の仕事なんでしょうねー。




DVDはまだ入荷してないらしいんですけど、CDは昨日買いました。


初見で気になったことをつらつらと。


とりあえずジャケットですが、なぜ女子高生なんだ。
この頃を思い出して、ということでしょうか。
まぁいわゆるモデルさんのすらりとした足でなかっただけよしとしましょうか(素)

内側のメンバー写真。
加藤さんとおっくんの目つきが悪い~!
幾億や君盾とは違うんだから、夏風は切なく痛々しく振り返るんじゃなくて切なくても微笑みつつ振り返る曲なんだから、ココロ予報は見るからに楽しげに歌っていい歌なんだから、楽しそうにすりゃいいのに。
曲のイメージともPVのイメージともかぶらない。
洋輔さんの目線は、まぁ、10数年前を振りかえっているのかしらと解釈できなくもないんですけど。


夏風便りの歌詞カード。
「ほら」「ぼく」「のら」「あくび」「ほらね」
これをカタカナ表記にしたのは何故だ。
作詞者の西沢さんの意図なんでしょうか。
なんでしょうね、なんか、カタカナ表記によって妙な引っ掛かりができる。
特に「ぼく」なんですけど、「ボク」という表記によって現実に存在する人ではなくてアニメのキャラクターみたいな、そんな非現実感が出るんですよ。

例えばココロ予報の歌詞が、こっちは「僕」という表記ですけど、もし
「空がボクについてくる」
だったらどうか?
これだけで30前後の男性が歌う歌ではなくなる。
イメージですけど。

夏風便りのカタカナ表記によって生まれるのは、年相応ではないというよりは、非現実感、作り物感。
なんとなく私が高2の時にテレビ東京系でやってたアニメ「彼氏彼女の事情」のイメージなんですけど、知ってる人いますかね。



CDの見た目の感想はそんなもんです。
このシングルを一言で言うと、アメとムチですかねー。
あくまでも私にとっては、ですけど。
曲の感想はまたのちほど。


5周年本

2007-04-17 10:29:11 | RAG FAIR的雑談
フラゲ日ですね。
先に5周年本の感想を書いておこうかと。



とりあえず、8000円なのにプレゼントボックスとは図々しいな(爆笑)



箱が届いた瞬間にこれだけは思いました。
だって8000円って大きい金額ですよ。
Tシャツとクマはいいんで安くしてくださいっていうのが本音ですけど、インタビューだけだったら2~3000円にしかなりようがないんだろうからビジネスとしては成立しないんでしょうねー、と一応思っておきます。




さーてまぁ内容ですけどね、私は音楽に対しては聴いて歌う人間なので、作る人間じゃないなということを再確認しました。
音楽を聴く人間と歌う人間と作る人間の考えることはそれぞれ違う。
私の中でも、「聴く曲」(例・ハレルヤ)と「歌う曲」(例・ラブフリ)が分かれるんですが、やっぱり礼央さんや洋輔さんやおっくんの考えていることは理解は出来るし想像は出来るけど、かなり距離があるし実感はないです。
加藤さんや健ちゃんが考えることのほうがよほど近い。
加納さんが考えていることは達観しすぎていてそういう問題じゃない。



まぁでも、私の予想の範囲をぶっ飛んだことが出てこなくてほっとしました(素)

オクリモノツアーのアフターパンフが来たときに、あれを読んでもぶちぶち言ってる自分が血も涙もない人間に思えてオクリモノツアーに対する自分の評価を撤回しそうになったんですけど、直後にビッグローブのライブ映像を見てショックを受けて我に返って「あっやっぱ変えるのは無理」と思ったという経緯がありまして。
そういうふうにメンバーから発信されるもので自分が振り回されるのがいちばん怖かったんですけど。
動きませんでした。良かった。

当たり前なんですけど表に出てくるインタビューとかは嘘ではないとしても真実のごくごくごくごく一部にしかすぎないから私は元々インタビューをあまり信頼しないんですが、私はメンバーでも関係者でもないんだから表に出てくるインタビュー以上のことを知りえるはずもなくて、それがわかった上で私は裏を読もうとするんですけど音楽や言動のつながりや空気から想像するしかなくて、それが真実に達し得ないのは当たり前で、それに対してこっちが独自に思うところがあるのは当たり前で、それが制作サイドの意図したものとずれるのも当たり前で、好きなアーティストと音楽の趣味が合致するわけでもないのもまぁ自然な話で、でもあっちはそれも計算に入れた上で作ってるんだから私も私で勝手に思ってりゃいいや、とまぁそう思いました。




そうそう、5周年本最大の名ぜりふ、
「快心の一撃と痛恨の一撃を併せ持ってる」
さすがリーダー。拍手。




今日の授業の予習が終わってないのに私は何やってるんでしょうか(遠い目)
午後から民訴と憲法なんだよ!
徹夜したのに終わらなかったのでちょっとやさぐれてるんです。

・・・・・・行ってきます。

「平成のクレイジーキャッツ」

2007-04-13 20:55:03 | RAG FAIR的雑談

とRAG FAIRが称されていたのってどこででしたっけ。
ラグ定ラグピだったか、とりあえずオフィシャルサイド発信だったと思うんですけど。



こないだのスポーツ紙の植木等さん追悼記事では、

SMAPが 現代のクレイジーキャッツと言われていました。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



うん、いっそ清々しいですね。







それはともかく、そんな「平成のクレイジーキャッツ」(※自称)RAG FAIRが夏の舞台でクレイジーキャッツを演じるそうですね。
礼央さんが植木等さん役。
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200704/gt2007041301.html

・・・ちょっと見てみたいと思ってしまったではないですか。
さーて、礼央さんに「無責任男を装った責任感のカタマリ」は演じられるのか!?
んふふふふふ。