昨年11月24日付の日経の文化面に、「マラソン侍でござる、
江戸中期・宇和島藩の史料に『遠走』」という文章が出ていました。
昔、地方新聞宇和島支社の記者だった宮住冨士夫さんという人が
筆者で、「伊予・宇和島藩は10万石の外様大名だ。小藩ながら
幕末には薩摩藩に次いで蒸気船を造るなど逸話に事欠かない。
藩は江戸中期から『マラソン大会』を開いていた。最長47キロも
走り、幕末にはタイムまで記録していた」と『遠走』のことを紹介
しています。
そして、宮住冨士夫さんはこのようなことを提案しています。
「2020年の東京五輪の開会式で、遠走を復元してはどうか?
新国立競技場のトラックを乗馬の殿様が先導し、タスキ掛けの
侍が続く。電光掲示板に『1759年にさかのぼり、サムライは
マラソンをしていた…』と英語字幕が出ると、歓声が上がる
のではないか」。
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