「過去最多のメダルを獲得し大成功だった」という賛辞の記事が
多い中で、やや辛口なコメントをいくつか目にしました。選手団
そのものではなく、選手団が着用したユニホームやオリンピック
報道に関するものなどです。
そのひとつ。ネット上で発見したのは、「リオ五輪、日本はダサ
すぎ? ドン小西さん“せっかくの選手の活躍が・・・”」という記事。
デザイナーのドン小西さんをインタビューした朝日新聞文化くらし
報道部・松沢奈々子記者の原稿です。「体操、卓球と日本人選手
の活躍は素晴らしい、かっこいいよね。しかし、それを引き立てる
はずの競技用ユニホームのデザインのダサいこと……」と続きま
す。
また、朝日新聞8月26日付の「池上彰の新聞ななめ読み」も興味
深く読みました。池上さんは朝日、毎日、読売3紙のオリンピック
報道に触れ比較し、紙面上で熱い闘いを繰り広げる記者たちに
いろいろ提言しています。
もうひとつ。8月25日付け朝日新聞スポーツ面のコラム「ちょっと
Teeタイム」。「うーん、いま一つ。それが率直な感想です。リオデ
ジャネイロ五輪で、男子は112年ぶり、女子は116年ぶりにゴルフ
が競技復帰しました。1番ティーのギャラリーも少なく、開幕前の
代表争いの方が盛り上がったように感じました」、で始まる村口史子
さんの原稿には私も同感です。