新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い
いたします。
さて、2か月ほど前(11月5日)の日経の社説を興味
深く読みました。タイトルは「100年に1度の変革に挑む
自動車産業」です。
社説の中で興味深かったのは以下の2点。
①「変革の波は3つある。1つはエンジンから電池に
動力源の主役が代わる電動化時代の幕開けだ。
2つめはIT(情報技術)の進化で、完全自動運転など
の新機軸が意外に早く実現しそうなこと。3つめは
カーシェアなどの普及で、所有を前提としない車の
利用形態が徐々に広がっていることだ」と書いて
います。
②「日本の半導体が没落した一因は、設計と生産
をそれぞれ専門の企業が役割分担する世界の
潮流に背を向け、設計・生産一体型の古い方式
から脱却できなかったことだ。自動車産業も系列
のあり方を含めて事業モデルの絶え間ない検証
が欠かせない」と、この日の社説の結びで書いて
います。
私が所属する我が国スポーツ用品産業も、この
ような「変革」を考えねばなりませんね。