池田進のひとり言

少年サッカーコーチの皆さんへ。

スポーツへの脳科学の応用

2017-06-21 08:59:26 | 日記

5月20日の朝日新聞別刷りのBe reportで読みました。

「スポーツへの脳科学の応用 電流で神経細胞を活性化」と

見出しにあります。既に米国ではこのための製品が一般にも

売り出され、日本でも野球やソフトボールに応用するための

研究が民間企業で始まったそうです。

 

エーツ! 驚きです。ここまでやるのか! 脳神経細胞に電流

で刺激を与えるまでして上手くなりたいの! 上手くさせたい

の!

 

この記事を読んで思ったのは、「スポーツとは何か」ということ

です。「何のためにスポーツをするのか。スポーツは楽しむもの

で、楽しければいいのではないか」というのが私の考えです。

 

しかし今の「スポーツ」は、「オリンピックやワールドカップなど

の世界大会で活躍し、名声を得て、TVなどの芸能界でちや

ほやされ、多くの利益を得る」。そんな道を求めているのでは

ないですかね。


スポーツ医学検定

2017-06-11 10:21:12 | 日記

「スポーツ医学検定」という仕組みがあります。「一般社団法人日本スポーツ

医学検定機構」という組織が実施しています。1回目の試験が5月14日に

実施されました。

 

同機構のHPで設立の「理念」を読むと、「スポーツ医学の専門家が持って

いる知識などを、スポーツ指導者・スポーツ選手自身・あるいは保護者たち

に広めていくことが大切ではないかと考えています。そして、スポーツ医学

検定という事業を通じて、スポーツに関わる人の身体やケガに関する正しい

知識を底上げし、少しでもスポーツによるケガを減らしたいと考えています」

(抜粋)とあります。

 

2回目の「スポーツ医学検定」は、今年12月10日、東京・横浜・相模原で

行われます。インターネットを通じた「スポーツ医学web検定」もあります。

少年サッカーのコーチなどスポーツ指導者の皆さん、ぜひチャレンジを!


「見えないものを恐れ過ぎるな」

2017-06-01 09:26:18 | 日記

日経4月27日夕刊の「十字路」はなるほどなと思いました。

筆者は東レ経営研究所チーフエコノミストの増田貴司さん

です。見出しは「見えないものを恐れ過ぎるな」。

 

私が、なるほどと思ったのは次の2か所です。

「現代を生きる私たちは、ブラックボックスを恐れ過ぎては

いけない。考えてみれば身の回りにある電卓や自動車、

鉄道システム、電子レンジなどは、どれもブラックボックス

の一種だ。多くの人はその仕組みや構造、原理を理解して

いない。これらも登場当初は不気味がられたが、今では

すっかり必需品として受け入れられ、みな安全に使いこな

している」。

 

「このように人類は技術革新により次々と新しいブラック

ボックスを生み出し、初期の忌避感を克服してそれらを

うまく使いこなしていくことで文明を発展させてきたのだ。

ましてや今は過去のトレンドを破壊する新技術が続々と

開花する産業革命期である。見えないことを怖がって

新技術を様子見するのでなく、それを上手に使いこなす

新世界を自ら作り出す姿勢が重要であろう」。