池田進のひとり言

少年サッカーコーチの皆さんへ。

慣用句

2017-10-22 10:14:01 | 日記

9月22日付の日本経済新聞におもしろい記事が出ていました。

見出しは「慣用句、誤用が定着、文化庁調査、○存亡の機→存亡

の危機、○足をすくわれる→足元をすくわれる」。

 

この記事に登場する慣用句は、「存亡の機」、「足をすくわれる」、

「話のさわり」、「ぞっとしない」、「心が折れる」、「目が点になる」、

「知恵熱」。正しく使っているかと問われれば私も自信がありま

せんが、これらの慣用句は、話の流れの中で使うわけですから、

相手が間違って受け取る心配はまずないと思いますがね。

 

記事で、日本大学の田中ゆかり教授(社会言語学)は「若い人

たちの間で誤用や新しい使い方が広がるのはやむをえない。

言葉に関心を持つ機会にしてほしい」とコメントしています。


5W1H

2017-10-11 11:59:20 | 日記

9月17日付の日経に、「カビが生えたまんじゅう配る、川崎市、

敬老の日記念」という記事が出ていました。

「川崎市は16日、敬老の日の記念として市内の特別養護老人

ホームの入所者らに贈った紅白まんじゅうの一部に、カビが

生えていたと発表した。既に食べてしまった人もいたが、健康

被害は確認されていない。

市によると13~16日に、まんじゅう約3600個を施設や個人宅

に届けた。15日午後、幸区の施設から『カビが生えている』と

連絡があり、市が確認すると、129個のほとんどにカビが生えて

いた。別の施設からも同様の通報があった」とあります。

 

不十分な記事です。「どこの業者が納入したのか」「市の担当者

は気づかなかったのか」ということが書かれていません。このよう

な必須な情報が含まれていないニュースが放送や新聞で多く

見られます。記者たちは「5W1H」をちゃんと学んできたので

しょうかね。

 

おさらいですが、5W1Hとは、「いつ(When)、どこで(Where)、

だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」

という6つの要素をまとめた情報伝達のポイントのことです。5W1H

にあたる内容を相手に伝えることで、情報をわかりやすく、もれなく

伝達することができます。

 

この「5W1H」、チーム内のコミュニケーションの場でも意識したい

ですね。監督、コーチ、父兄、選手に必要なことが確実に伝わります。


「りょ」

2017-10-01 09:24:19 | 日記

先日(9月13日)の日本経済新聞の「春秋」を読んで

大変面白かったですね。

書き始めは、「『りょ』。新入社員にメールを送ったところ、

たった2文字のこんな返事がきて仰天した」と。なんの

ことだろうと読み進めると、最近の若い世代のメールで

広まっている“短縮形”についてです。75歳の私には

わからなかったのですが、「りょ」とは「了解」の短縮形

でした。

 

業務の計画書や報告書などの書類はA4一枚にまとめる

ことが求められます。最近の若者はどのような書類づくり

をしているのでしょうかね。A4一枚よりも短い140字以内

で書いているのでしょうか?