3月24日付の朝日新聞のコラム「縦横無尽」。記事の最後で、
日本体育協会(現・日本スポーツ協会)が2013年に出した
「スポーツ指導者のための倫理ガイドライン」を紹介しています。
この倫理ガイドラインには「プロコーチであってもボランティア
指導者であっても、その責任の大きさに変わりはない」と明記
されています。
「本業の傍らであっても、『ダメな指導はダメ』である」と、
コラムは結ばれています。
3月24日付の朝日新聞のコラム「縦横無尽」。記事の最後で、
日本体育協会(現・日本スポーツ協会)が2013年に出した
「スポーツ指導者のための倫理ガイドライン」を紹介しています。
この倫理ガイドラインには「プロコーチであってもボランティア
指導者であっても、その責任の大きさに変わりはない」と明記
されています。
「本業の傍らであっても、『ダメな指導はダメ』である」と、
コラムは結ばれています。
3月24日付の朝日新聞のコラム「縦横無尽」には、
スポーツボランティアに詳しい文教大の二宮雅也
教授のコメントが紹介されています。
「指導を生業とする人、ボランティアに関わらず、
暴力的な指導は許されない。むしろ、仕事と関係
なくスポーツに関わるボランティアだからこそ
意義は高いはず。その本来の姿とかけ離れた
存在は単なるダメな指導者」と二宮教授は指摘
します。
私の知人Sのお孫さんは、昨年まで地域の野球
チームに所属していました。Sさんは毎週のように
応援に行ったそうですが、4、5人いたコーチが
全員、喫煙者なのが気になっていました。ゲーム
の合間やお茶の時間では、野球少年やお母さん
方の目の前でスパスパやっていたそうです。
これもダメな指導者ですね。
3月24日付の朝日新聞のコラム「縦横無尽」で、編集委員の中小路徹記者が、
「本業の傍らであっても、『ダメな指導はダメ』である」と書いていました。私も
全く同感なので、何回かに分けて中小路記者の記事を紹介します。
記事の中ほど。「野球なども含めたスポーツ少年団の指導には、地域の人や
お父さんコーチが無償で携わるケースが少なくない。その現場を取材する中で
保護者から、『ボランティアでやってくれているので意見をいいずらい』という
言葉を耳にすることがある。暴力・暴言があっても大目にみてしまうのだ。
指導者もボランティアを理由に研鑽を積まず、経験則だけで臨むことで、
自身がかつて受けた暴力的な指導を繰り返す構図がある」。
当社外部スタッフのSさんは、散歩途中の公園で、ゲーム中のサッカー少年に
罵声を浴びせる大人たちをよく見かけるそうです。いまだにです。