わたしの横で・・・
1か月前、妻が「もういいじやない」と諦めていたシロが、少し元気になり、以前のような顔を見せるまで回復した。肺水腫にかかってから1ヶ月、咳をすることもあり、まったく前と同じと言うわけではなく、また突然息苦しくなることもあるのかもしれないが、あのままお別れだったらつらかっただろう。ようやく獣医さんのところへの往診も感覚が長くなって、落ち着いてきたところだが、診てもらう度に万単位にお金が飛んで、なかなかの出費だが、シロの命には代えられない。
ほとんど食べなかったのに、これでもかというほど食べるようになったが、かつてとは違って美味しいものを求める。かつてのフードなど見向きもしないときもあって、ずいぶん贅沢になってしまったが、日々妻がシロ用に自らフードを作る。まさに介護状態、というほどではないが、いつまでも長く続くと良い、と思っているが果たしてどうなのかは、わからない。
今日は妻が帰ってこないことを知ってかどうか、夜になるとふだんとは違って、わたしの横にやってきて寝そべっている。もちろんいつもは妻のうたた寝している横で、妻とともにうたた寝しているのだが・・・。わたしが立ち上がっても、ずっとわたしの居場所の脇に寝そべって、わたしが戻ってくるのを待つ。すっかり甘えん坊になったシロである。そのシロも、暦が変わって、ようやく寝床についた。静かな夜に入った。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます