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=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

香りで守る

2005-11-29 | 日々の暮らし.金沢
 五感は研ぎすましていると、ある程度までは鍛えられるものなのだなぁと実感している。
 私の場合、特に嗅覚が敏感。美味しいごはんの匂い、かぐわしい花の香り、タバコの残香…、ガス臭さとか、人一倍鼻がきくもよう。
 だからこそ、いい香りに包まれたい欲が強いともいえる。
 そんな私の最近のつよーい味方は、小さなボトルに入れた、よい香りのするオイル。
 オイルは、バリの「Frangipani」(プルメリア)のフレグランスオイルを、ホホバオイルで希釈したもの。これからの季節、ハンドオイルにいいかなぁと思って、作ってみたのですが、本来の目的外のところでおおいに活躍中。かばんの中に肌身離さず持っています(笑)
 Frangipaniは、花そのものも、とてもよい香りがするものです。 ウブドで量り売りをしているお店を教えてもらって、ほんの少し宝物のように持ち帰ってきました。
 この香りに包まれていると、あのバリの甘くて香り高い空気がよみがえってくるかのよう。
 そして、何か大きなものに守られている感じがするのです。
 このような香りに包まれているということは、邪悪なものが近付き難いイメージは分かるのですが、それだけではなく、バリアに守られたような安心感にも近い感覚にもなります。
 目下の心配は、このオイルが切れたら、次はいつバリに行くことができるだろうか…ということかな…笑(20051129)

- もう12月の足音が聞こえてきますね。
   外は荒れ模様で、そろそろ雪も?
これまでのツケが回って、公私ともども、しなくちゃいけないこと目白押し…笑 


コットンタートル

2005-11-26 | 日々の暮らし.金沢
 冬がちかづいてきた。ニットの出番もちらほら。素肌にニット…なんて素敵な着こなしだけれど、肌の弱い?私にはタブー。すぐにちくちくしてかゆくなる。なので、ニット(特にウール)は直接肌に当たらないように、下にコットンものを着ける。
 そんな理由で大活躍なのが、コットン製のタートルネックのシャツ。今年はオフホワイトのを購入。薄手のジャージを二重に重ねたすぐれもの。スーツの下にも、セーターの下にでも、ベストと合わせても可愛いし、とってもお役立ちもの。かたちやいろそのものは、なんのかわりばえもないけれど、いちばん出番が多い。近年、いつのまにやら、タートルネックシャツファンで、色違い、ボーダー柄と、何枚か、洗い替えには困らない程度にある。
 逆に、ウールのタートルネックは、母にあげてしまったり、すっかり姿を消してしまった。
 私にとって、合うもの、合わないもの…。そんなことがようやく分かりかけてきた。
 そういえば、分かってきたことで、すごーく楽ちんになった。本当に好きなこと、やりたいことに時間や心をさくことができるから。(20051126)

- 一昨日、ようやく修理中だった愛車が戻ってきました。早めにタイヤも履き替えてもらったことだし、週末も近づいて、ドライブ(…といっても、買い物とか実家へ行く事とか…)楽しみにしていました。
 で、昨晩、21時を回って帰宅して、ごはんの支度をしていました。すると、ドアをノックする人が…(うちはチャイムが壊れています…笑) 暗そうな顔をした青年が…なにやら立っています(こわいー)新聞の勧誘かと思って、「結構ですー」と言うと、「あのー車ぶつけたんですけど」…(なんですとー) 同じアパートに住む方でした。確かめてみると右のミラーに白いペンキがこすりつけられてします。「あーあ」。どうせだったら、修理出す前にぶつけてほしかった。先方は、私の修理のことなんか知らないと思うけど…(笑) また修理出さなきゃ…。お金を払っていただく…というのはいいのですが、車やさんに連絡して、いついつ取りにきてもらってと約束して、鍵を渡して、代車に乗って…そういった一連の手間も結構面倒で…。まぁ、当て逃げされてないだけよしとするか。

食べ物の味

2005-11-23 | 日々の暮らし.金沢
 食べ物を口にするとき、それはいのちとして生まれて来た食べ物の気持ちを頂いていることになる。日本でごく普通に手に入る、お肉、卵、牛乳は、なんだかとっても「哀しい味」がする。哀しい味のするものを、ごく当たり前のように口にしていると、慣れてしまって、自分も哀しい味の一部になっていることに気づかない。とっきどき、そういったものを口にすると、そう感じるのです。
 こんなふうに生きたかった訳ではないんだよーっていう血が流れているっていうのかな。
 だから、とても哀しい味なのです。
 そんなことを考えていた頃、ちょうどバリに行って、お肉でも卵でも、それはそれは何でも頂いてました。どれもこれも、いのちをまっとうしているものの味がしました。バリに限らず、アジアごはんがおいしいのは、そういう理由かな。
 いのちを頂くことで、生きていけるのが、私たち人間だったりするのだけれど、私たち人間を生かしていくために、いのちをまっとうしていないものがいて、それを頂くことは、自然な流れじゃないなぁと思っています。
 それに哀しい味のするものになって哀しい生き物になってはいけないですから…ね!
 自然な流れの一部となって、生きていきたい。私の考えていることは、とどのつまりそういうことなのです。(20051123)

- 長町研修館のフェスタで、ペンデット踊ってきました。雨のぱらつくなか、テントに守られて…笑。踊りながら、花を捲いた時、会場?から拍手が起こって、思わず笑っちゃいました。私にとってペンデット初舞台だったのですが、衣装も髪型も華やかで、お花も捲いて…、なぁんか楽しかったなぁ。なによりも、もっと踊りこまなきゃなぁ…!

スペース・クリアリング

2005-11-17 | 日々の暮らし.金沢
 「ガラクタ捨てれば未来がひらけるー風水浄化術入門ー」(カレン・キングストン著/小学館文庫) 偶然バリから帰る途中の羽田空港の書店で見つけた。
 活字に飢えていたとはいえ、面白そうと手にとった本の著者が、1年の半分をバリで暮らし、そこでバリ人の知恵などを得、そこから編み出した「スペース・クリアリング」についてはなかなか興味深い…
 早速、本格的な「スペース・クリアリング」とはいかないけれど、部屋じゅうの大掃除をして、ついでに要らないものチェックをしてみた。
 今日はかばんの中をチェックして、要らないものを持ち歩いていないか、さらけてみた。
 要らないものを手放していかないと、新しいものは入ってこない。
 必要最小限で…と思っていても、少しずつモノは鬱積しているものだなぁ…とも思う。
 スペース・クリアリング…お掃除は必ずしも得意じゃないけれど、お掃除した後の、清々しい空気は、なにものにも代え難い。
 その清々しい空気が、それぞれの清らかな心をつくり、しいてはそのたたずまいとなっているのだとすら思う。(20051117)

冬支度

2005-10-31 | 日々の暮らし.金沢
 冬は駆け足でやってくる。
 そして、寒さは足下からやってくる。寝る前の足湯のぽかぽか感はやめられませんが、そろそろ本気で冬支度を。コートを着てる人もちらほらと見かける。
 膝掛けを出し、その数日後にコンパクトヒーターを出し、この週末には、ホットカーペットを敷いた。最後の砦は、オイルヒーター。よく考えたら、11月から4月までほぼ半年、暖房のお世話になる。北陸の冬は長い。
 冬だからといって、張り切ってスキーとかしてたこともあったけど。
 最近は、特別な何かを求めない。うちでごはん作ったり、本を読んだり…それだけでいい。
 もっともっと小さくてささやかな、手の中にあるものを転がしていたいから。(20051031)