=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

地震のこと

2007-03-27 | 日々の暮らし.能登
 安否を気遣うご連絡をたくさんいただきましたが、おかげさまで元気?にしております。ご心配おかけしました。それぞれに御礼申し上げたいところですが、こちらでまず一報いたします。ありがとうございました。
 地震が発生から、ずーっと羽咋の事務所に詰めていましたが、昨晩、七尾の事務所にちと寄ってから、家に帰って、ぐっすり寝て復活!しました。七尾のうちは、いろいろ崩れたり(もともと?…笑)、倒れたりはしていましたが、破損したものはありませんでした。水も電気もガスも普通です。
 いつも余震の中にいるので、船酔いみたいな感じ…笑。(いつ揺れてるのか、止まっているのか、よくわかりませんー)
 ラジオをつけると、普段とおなじ番組をやっていて、ちょっと涙出てきますけど、ガンバロウ能登!!ですね!
 今日は、被害の大きかった穴水町に、被災建築物の調査に行ってきます。では、行ってきます。(20070327)

香りのこと

2007-03-22 | 日々の暮らし.能登
 バリで買ってきたフランジパニ(プルメリア)のエッセンシャルオイルで、やわらと…石鹸を作った。
 オリーブオイルで作りながら、ココナツオイルも買ってくればよかったかなーなんて思ったけれど、あとのまつり。ココナツオイルを入れると、きめ細かく、泡立ちのイイ石鹸になると聞いたので。
 さて、このオイル、ウブドの量り売りのお店で、それこそ日本から小瓶を持参して買いに行ったくらい、楽しみにしていたものなのです(もちろんお店にある瓶で普通は詰めてもらえる)
 ホホバオイルに一滴たらしても、すごく香り高くて…。
 でも、日常的に香りをまとうことをしなくなったので、いつも使う石鹸とかが、とってもイイ香り…といったレベルがちょうどいい。
 そう、最近の私は、頑張りすぎず(笑)こんな感じ。(20070322)

- 気がつくと、意識せずとも、頑張ったり、無理したりしてたんですよね。無理しない、無理しない(by一休さん☆)

クジャク

2007-03-19 | ささやかなること
 大学生の頃、男女何人かで動物園に行ったら、白昼堂々、目の前の熊が交尾を始めて、年頃だった私たちは、目のやり場に困ったことがある…笑
 生物の営みがそこにはあり、何が起こるか分からないのが、動物園;そんな教訓を得て、よくよく考えてみたら、動物園に行ったのは、その時ぶりではないかな。
 さて。鳥類のオリの並ぶコーナーに、クジャクとキジのオリが隣り合わせていました。
 それぞれオスとメスが一羽ずつ。クジャクもキジもメスはきわめて地味な存在。
 クジャクのオスは、おなじみの立派な羽を閉じておりました。子供たちは、「ほら、メスはあっち」と、羽を開くよう促してみたりして。
 よくみると、クジャクのメスは、なんと隣のオリのキジのオスのそばに居て、どうやら、そちらに気がある様子。。。オスよ…つれないなぁー。羽を開かん気持ちも分かる…と、その場を少し立ち去って、しばらしくして振り返ると、なんと、あのクジャクのオスが、羽を広げて、求愛しているではないかーーー。
 しかし、メスは一瞥もくれない。ちょっとせつない。
 すると、今度は広げた羽を振るわせ、気を引こうとする。一瞬「威嚇」って思ったけど、それは、見事なまでの求愛のサインだと分かった。
 それでも、メスは気のないそぶり。
 オリの外にいる、メス?の私の目がハートになった…笑
 クジャクのメスは幸せ者だなぁ。
 あんなふうに分かりやすく、見事に求愛されたら、心揺り動くでしょ?!
 人間様の場合、求愛の方法が千差万別。加えて、バレンタインに女性からチョコ…なんていうのもあって、自然界の法則は、????…笑
 ちょっと大いに、動物、特にクジャクがうらやましくなった。
 鳥類のコーナーを去りながら、邑知潟の白鳥の群生をみながら、「鳥は、いったん夫婦になったら、一生添い遂げる…」と聞いたことを思い出した。どちらかが先になくなったときは、死ぬまで一羽でいるのだともいう。
 鳥たちが、本能として、当たり前にやっていることが、身にしみる今日この頃。(20070319)

畳ころころ

2007-03-15 | 日々の暮らし.能登
 粘着テープでごみをとる「カーペットころころ」を愛用し始めた。畳の部屋なので、使えないかなと思っていたのだけれど、畳の部屋もほこりが溜まるのは同じ。掃除するほどでもないけれど、気になるときに、ころころ。
 これが結構癖になる楽しさ。
 使って、もうくっつかないってくらい…くるくるして歩いて、びりっと破いて、おしまい。
 やっぱりきれいな部屋は気持ちがいい。
 もう疲れちゃって動きたくないよーって時でも、ころころくらいならなんとかって思えるから不思議。だから、ころころするときは、大抵夕方か夜。
 本当に夜おそーく帰ってきたときは、そのままバタンキューしちゃうからイイとして、遅く帰ってきたけど、ごはん食べたりお茶したりといったとき…とかが出番多しかな。
 大掛かりな掃除は、週一回の掃き掃除+拭き掃除なのだけれど、その合間合間に、ころころ。
 ほこりに弱い私の素敵な味方です。(20070315)

- 週一回の徹底掃除は、週末に入る前の木か金曜の夕方にします。最近はほとんど夕方。まずはシーツを替えて、それから各部屋へ。しかし、そのきれいになった部屋に、週末ほとんどいないのが、目下の贅沢な悩み…苦笑

恐がり

2007-03-12 | ささやかなること
 正直言って、私はすごい恐がりです。お化け屋敷とかがコワイんじゃなくって、人の意識・無意識の中で発するネガティブなものに対して、「恐がり」です。 そんな「恐がり」の私ですが、最近は必要以上に怖がらなくてもいいんだーと思えてきました。
 それは、やはり、自分のことを大切に思ってくれる人の存在は大きいです。
 今でこそ少し落ち着いたので客観的に言えますが(笑)、はじめのうちは、趣味は違うし、仕事も畑違いだし(社内関係者でも建築関係者でもありません)、心細いかぎりでした。
 でも、今は、一緒にいたり、話していると、家族よりもずっと、やさしい気持ちになります。
 趣味などの共通項は、あればよいにしたところで、それよりも何か通じる部分が少しでもあれば、とるに足りないことなのだなぁと。
 そして、不思議なことに、小学校の頃とかに、まだ好きなものが細分化されずに、ただただたくさんたくさんあった時のことをよく思い出します。いや、その頃の私に戻っている気すらします(笑)
 で、なんとなく思い出すに、その頃は、決して「恐がり」ではなかったなぁと。
 とすると、怖がっている部分は、一体なんなのか「?」ですが、少なくともそういうことを思い出せてよかったなぁと思うのです。
 で、気づいたのは、はじめのうちは、なんでも違いが気になるものだけれど、本当は、同じだったり似ていたりするもののほうがずっと多かったりする。それは、このことに限らず、森羅万象についても同じ。そう思ったら、コワイっていう気持ちが薄まっていくのも、受け入れやすいです。
 怖がる気持ちも、好きという気持ちも、おんなじひとつのもの。なんか、禅問答みたいだけど、そういうことなんですよね。(20070312)