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=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

身体を受け止める

2006-03-13 | バリ舞踊
 漢方を飲んでいることを、ちらっと口にしたら、バリ舞踊の先生である幸恵さんから「それを受け入れる身体ができていないと…」と。
 そのとおりです。厄年まっさかりのあの不調な時だったら、ちっとも効かなかったかもしれませんが、今は予想してたよりも、ずっとずっと私の身体にしみこんできて、身体の芯まであったまるような、ぽかぽか感があります。…かといって、のぼせているわけでもなく…。正しい身体でいることは、こんなに気持ちよい気分で過ごせることなんだなぁと実感しています。(まだまだ正しい身体とはほど遠いですが、少し近づけたような気がしているもので…)
 ふと思いました。世の中で、痛々しいことがたくさん起こっていますが、もしかしたら、それは、自分の身体を大事にできなくって、それを自分以外の人にあたることで解消しているのかもしれない…なんて思いました。
 自分の身体が不快だと気づける人は、まだましで、その不快感が何かも分からず、悪い空気を発散している人は、意外と多いなぁと思います。
 自分では、そんなつもりはなくても、人間は生き物ですから、良かれ悪かれ、何かを発しているものです。意識しようがしまいが出ている。だから、本当は、ちゃんとちゃんと一人ひとりがそういうことを分かっていて、ケアしてあげられたら、もっともっと世の中慈しんでいけるのになぁ。
 こういうことを気づかせてもらったのは、他でもないバリ舞踊を教わってからです。先生がそういうことを大切に伝えてくださることもあるのですが、そういうことを伝えて頂いて、自分のこととして、私たちのこととして、受け止めることができるかってことも大切なのだなぁと思います。
 すごい極論だったと思いますが、「踊りがうまいか下手かとか、踊れる、踊れないとか、そんなのは、どうでもいいのよ」といったようなことをおっしゃって、私は「あれー?」と思いました。私たちがもどかしいくらいに踊れないことは、自他ともに認めるとおりです。「そんなことよりも、身体を大切にすることとか、…(ここの部分うまく書けません)…」伝えたいこと、大切なもののことのことを、会話の中で聞かせていただいて、胸のすく思いでした。
 最近は、少しだけ分かります。まだ分かったつもりだけかもしれませんが、自分の身体を大切にすることが、どんなに素晴らしいことかってことかってこと。(20060313)

バリ舞踊練習日誌060311

2006-03-13 | バリ舞踊
 先週の舞台が終わって、反省点だらけ。今日のレッスンからは、気持ちを切り替えて。(皆さん同じ気持ちだったのでは?)そんなこんなで、午前、金沢、午後小松のフルエントリー。
 それぞれレッスンは2時間。はじめに、ゆるやかに身体をほぐし、まずは、久しぶりに「ルジャン」を。フォーメーションを決めて、私は前方左に立つ。ちゃんと鏡をみよう。自分を見つめよう。
 いつもより少しだけ自分の動きも周りの動きも見えたような気がした。以前よりすこーしだけ何か近くなった。まとまりに近くなった。
 同じ動きで、同じように踊る。当たり前のように思っていたけれど、それがどんなにむつかしいことかは…。
 個々の問題はある。私は、ひじから先の部分のうごきがやはりぎこちない。筋肉を意識する動きを教えていただく。しばらくは、お昼休みにでも特訓だ。
 そして、レゴンラッサム。しばらく、舞台のこともあって、ゆるやかな進み具合だったのですが、今日という今日は…「次に進みますが…」 一瞬静寂があって、「は-い」(元気よくお返事?!したのは私です…笑)
 1年以上、レゴンに取り組んでいて、もう終わりのない深ーい踊りだというのは、もう十分承知していますが、なかなかゴールがみえないというのは…。
 今回、ラッサム王の振りは、分かれたところから、だんだん「男」らしくなってきて、ひざより下にある外側の筋肉を使うと、雄々しく表現できる…とコツを教えて頂く。
 細かな表現のことをこうやって伺い聞く度に、かの地で、幸恵さんが、いろいろな思いをして得て来たものを、分けていただいているんだなぁと感じる。
 思えば、これまで2度参加したバリツアーでも、そう強く感じた。
 金沢→小松への移動中に、幸恵さんとお話してたように、レゴン三昧のバリツアーできるといいなぁ。もう身体が動きません…っていうくらい踊って、水浴びして、ティルタサリ観て、スンバヤン(お祈り)して…夢のなかでもレゴン踊ってるっていうような…笑 (20060313)

花捲き舞台

2006-03-05 | バリ舞踊
 指折り数えた「建築士会東海北陸ブロック会青年女性協議会」in金沢
 昼間のブロック発表、ワークショップ、夜の懇親会と、それぞれグループに分かれて準備を進めてきました。私は、懇親会チームにいつのまにかなっていました。(適材適所?) それも、レジメにはバリ舞踊担当…岡本ってな具合で(笑)。もっと仕事が欲しくて?、受付チームにもまぜてもらいました…。
 昨年秋頃、懇親会でバリ舞踊を…という話をちらっと聞いて、冗談だと思っていたのですが、どうやら本気と青年委員長Nさんから直々に説得?されたのが、12月。すぐに幸恵さん(踊りの先生)に相談して、メンバーを募って、総勢8人で参加することにしました。
 1月なかばに、幸恵さんとNさんとで会場下見に行き、踊りのフォーメーションを決め、ステージや会場に合わせて、音楽も編集し、入場~イントロ、そして、花捲きの「ペンデット」を練習してきました。
 会場やステージが参加人数に合わせて大きくなると聞いたのが、先週はじめ。なんとかなる範囲でよかったなぁーと思いつつ、思えば、腰の調子が悪くなったメンバーとか、私自身も、前日から朝まで、おなかの具合が悪くなり(緊張してた?)、体調も万全とはいえず…。
 当日は、とてもいい天気で、会議の準備のため、会場へ。
 石川スタッフで、いつもはなかなか仕事で来られない方とも、久しぶりの方も、みなさんいらっしゃって、それはそれは華やか…にぎやかなものでした!
 資料をつくって、並べて、夜の打ち合わせ→買い出しに出かけて、あっと言うまにお昼になって、富山ブロックの発表を聞いて、現代美術作家、高橋先生のお話をきいて、ワークショップ突入。
 ワークショップ担当のN村さんたちが、ふだんの感じと違って、かなり緊張した面持ちで説明しているのを聞くと、「私も、今晩、同じ人たちの前で、話すならまだしも、「踊る」のに、大丈夫かいな」と思ったりしました。
 かなり時間もおしていて、ワークショップがはじまって、まもなく、材料を決めたあたりで、「お先に失礼します」 (同じチームのみなさん、戦力外ですみませんでしたー)
 演台の花を持って、夜の懇親会の会場となるホテルへ。
 まずは、ボコール(お皿)をつくる。お花の花びらだけ摘んで、大山盛りに。
 まだ会場の準備ができていないので、控室で、頭と顔をつくる。
 髪の毛を一つに結わえて、つけ毛をつけて、踊り用のピアスをつける。
 それから、顔にドーランを塗って、眉、チーク、目(アイシャドウとかアイラインとか)と仕上げていく。そんなうちに、会場に行き、ステージの出入り、衝立位置の変更、音響・照明さんと打ち合わせして、メンバーと1度、通して踊り、立ち位置等を確認して、また控室に引きこもり(笑) それからは、髪飾りをつけまくり、お花を挿して、メークもさらに濃くして(笑)、サロンを巻く。胴体を巻く細帯は、着崩れしないように息をはきながら、締め付ける(く、くるしー)。さらにピンクのを螺旋状に巻いて、ピンクのオーガンジーをしめて、深呼吸。あとは、本番を待つだけ。
 お呼びがかかって、ドアが開いて、歩いて、ステージに…そこからは、もうあっという間でした。
 自分の位置について、会場を見渡すと、ステージの前方に、子供の学芸会さながら、たくさんカメラ片手に集まっていて、それを見て、思わず吹き出してしまいました。(その後も、魅惑的なスマイルのはずが、笑いをこらえた表情になってしまった…半分はメイクのせいもあるのだけれど)
 踊りのことをいえば、いつもの半分以下の調子でした。ひとつ大きく間違えてて…、その後も何かとひきづってしまいました。もっと集中力を鍛えねば…。これからの課題てんこもりって感じと、かえって気が引き締まる思いでいます。
 さてと、今回のことで、舞台に立った方はもちろん、協力して下さった方、応援にきて下さった方、そして、建築士会の方々、たくさんの方に支えていただいて、この舞台があったんだなぁと今更ながら感謝しています。踊りのほうも、気抜けすることなく、また精進しまーす。(20060305)

 p.s. 私たちの踊りはオープニングだったのですが、エンディングでのNさんの変装(HGレーザーラモン)に、すべてかっさらっていかれました(笑) ワークショップではありませんが、まさに二極性。よくできました。

季節はずれのTシャツ

2006-02-27 | バリ舞踊
 何かと物持ちのいいほうで、Tシャツにいたっては10年選手も珍しくない。
 いちばん最近買ったのは、バリ舞踊のためのもの。バリ舞踊Tシャツは、無地で大きくえりぐりのあいたものがいいと思っている。
 それにサロンとステップレス(黒くて太いゴムベルト)を巻く。サロンが華やかな分、Tシャツはシンプルなのがいちばん…なのに、なのに、なかなかそういうのに巡りあえない。
 少し身体を動かせばすぐに熱くなるので、冬でも半袖。
 今使っているのは、綿の黒の無地の。襟ぐりは丸くあき、割と薄地で、身体にややフィットする。これユニクロの肌着売り場で見つけました!
 もう一着、今度は違う色で欲しいなぁと思って、この度ユニクロに行ってみましたが、いまひとつ色がピンとこなかったのと、袖丈や素材の厚みなど、合格点のがありませんでした。
 あーあーと思って帰って、その後、とある肌着売り場を覗いたら、ありました!短い袖の、綿素材100%で、淡い色のが。(ババシャツに並んで…笑) 冬場はみなさん、こういうのを下に着ているから、Tシャツシーズンの夏場よりもかえって、手に入りやすいのですね。もっと買っておこうかな!(20060227) 

バリ舞踊練習日誌060218

2006-02-18 | バリ舞踊
 爽やかな澄んだ空気。空も晴れ渡り、春を思わせる日。
 そんな日でも、お休みのお楽しみといえば、バリ舞踊(笑)
 先週は、レッスンもなく、自主練も参加できなかったので、待ち遠しいような、そんな気持ちでした。
 今週は、小松でレッスン。いつも小松まで一緒に行くりえちゃんと、待ち合わせを決めるときに、3月の舞台もあるので少し早めにいって、練習しようってことにして、皆にも声をかけて…っと。
 で、いつまでも舞台の練習ばかりじゃ…ということで、今週からは、いよいよレゴンラッサムがメインです。
 先週、パートナーを改めてかえたので、あとパートナーの決まっていない人を…。
 右のアガムをとって、できるだけ背丈というか、肩から腕までの開いた大きさが同じくらいの方でペアを組み、アガムのかたちなどで、どっちが右か左かというのを決めるのですが、右がしっくりくるとか、ちょっと違うペアだなぁ…というのを、なるほどなーと思いながら見ていました。
 振りはちと進みました。
 そういえば、最近、欠席続きのメンバーがふと気になって…みんなで「どうしたんかねー」と話していました。踊りのレッスンは、数回休んでいると、すごく振りが進んでいたら…と思って来づらくなることもあるかもしれません。
 それでも、「人は人。自分は自分」とおっしゃられたとおり、自分なりに楽しんだり、苦しんだり?して…いけたら…というか、いくしかないものなのでしょうね。
 一生懸命やったつもりで、それが全然報われないというか、いっこうに手応えがなく、途方に暮れること…、今の私には、バリ舞踊と、建築のお勉強でしか味わえない気持ちです(笑)
 レッスンも、もう終わりかけになって、「踊りが『面状』で、こう肩で動いている…」ことを今日もまた…。(一向に成長の進歩のないことをずばり言われているに等しく、もうどうしたらいいのでしょう)
 それが、いろんな場面で出てきてるので、あらあら、あーあーと、穴があったら入って小さくなりたい気持ち。(しょぼん)
 「肩を動かさずに、ぐーっと込めて…」。そういわれてみると、私の動きは、本当に表面でほわほわと動いていて、力がこもっていません。
 しばらくは、肩を動かさずに、自分のずーっと深いところに入っていけるように意識してみたいと思います。(20060218)