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=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

バリ舞踊練習日誌070210+24

2007-02-26 | バリ舞踊
 気がつくと、2月が終わろうとしている。1月下旬から、またこれから半年、日曜の授業が始まった。土曜のレッスン→夜、宿題→早起きして、日曜授業(ほぼ1日コース)ってサイクルにもようやく身体が慣れてきた。ただ、もう日曜夜には、精根尽き果てて、何にもできないまま眠りにつくーってパターンで。
 ということで、10日のレッスン日誌はすっかり記憶の彼方へー。(あ、書くの忘れてたかもーってさっき思い出したくらいのテイタラクさで…苦笑)
 10日は、ちょうど午前は長町で体験レッスン第2弾。
 私も参加して、基礎をみっちり。基本をやりながら、「あー、基本できてないんだなぁー」と自分の土台のあやうさを、改めてひしひしと。
 ちょうど、我が友なほちゃんも、参加してくれたので、帰りの車の中では、「やっぱ、基本、基本だよねー」とうなっていました。はは。
 で、午後からは、小松でレッスン。詳細は。。。ですが、「みぞおち」が動いていないことを、ばっちり指摘され、もう「永遠の課題」すぎるのですが、それもこれも、やはり基本…、身体の幹の部分に関わること…時間がかかっても、少しずつ何か糸口を見つけ出していきたいものです。
 そして、24日。午後から長町のレッスンに参加しました。
 さっと、身体をほぐした後、4月に長野のお寺で踊られる曲を、参加するメンバーも、そうでないメンバーも皆で。キパス(扇子)とスカーフを持って、ゆったりと、やさしい気持ちで。
 これまでに教わったどの曲かのどの部分にある部分なのですが、つなげて、こんな新しい踊りが生まれ、皆で踊れることに感動。そして、なにより、この曲がとても、やさしくて美しくて、なんか涙がうるーっとなりそうでした。(で、踊ると、これまた基本のできてなさに、うるーっと…笑)
 で、その後、レゴンラッサム。バリで一部振り付けが変わったところがあるのですが、そこが曲に合わせてどうしてもうまくできませんでした。
 ゆっくり教えていただいて、やってみて、ほーなるほどなぁと納得したつもりでした。
 でも、また曲に合わせてやってみると、「ア(濁音)ー」といった感じで、まったく音に合わず、何の振りもできない私が、呆然と立ち残されています、、とほ。
 「できないところは、それぞれできるように…」
 レッスンの終盤で言われたこと、まさしくこのこと…。
 真っ正面から、できていない、できない振りって…。がんばりまっす。
 10日に、いただいた年間スケジュールの紙をみて、レッスンの日は、月2回だし、思ったより、全然少ないので、1回1回を大切にって思いました。(もう12月までの日程がほぼ決まっていて、それをみると、1年って早いなぁとも)しかし、1年前と今とで、踊りは何か変わったのか…と言われると…穴の中に入りたくなります。
 踊り以外のことは、いろいろ変化があったり、でも、こんな変わらない私もあって、それは肯定すべきことではないのですが、少しほっとしたりします。
 思えば2002年の2月くらいから、細々ながらバリ舞踊をこんなふうに続けています。5年目に突入…。仕事が楽しかったときも、辛かったときも、身体がしんどかったときも、元気になったときも、勉強てんこもりのときも、試験がダメだったときも、もっともっと私のなかでいろんなことがあったと思いますが、バリ舞踊があったことで支えられてきた部分も大きいんだなぁと思いました。それは、踊りの持つ魅力もさることながら、先生である幸恵さんや、なんといっても一緒に続けてきた仲間の存在が大きいです。どうも、ありがとうございました。そして、これからも、よろしくお願いしますっていう気持ちでいっぱいです。5年目の節目ですね。(20070226)

バリ舞踊練習日誌070127

2007-01-29 | バリ舞踊
 もし、「バリ舞踊」がなかったら、一体どんな気持ちで、週末を迎えているんだろう?
 正月もあけて、すっかり普通の日々…。今週から、例の日曜講習も始まって、なすべきことの膨大さに唖然としつつ、でも、それと、これとは別。踊りは、細々とでも続けていこうと思う。
 ストレッチをしながら、気になっていたこと。それは、左の太ももの筋肉が伸びないということ。きっと身体のゆがみと関係あるのだと思うのだけれど、そう思ってみれば、右のアガムは無理なく自然につくれるのに、左アガムは、ぎこちない。うまく体重をのせられない。その重みを足が支えきれていない。
 うーん、基本の半分(左)ができないってことは、大げさに例えると、踊りの半分は、おかしいってこと????? 
 今年の目標「素直に…」が早くも、雪崩れていくーー涙
 鏡を見ながら、自分の踊りに、力がこもっていない…とも思った。くにゃくにゃしてる。スタミナ不足とでもいうのかな。といっても、たくさん食べて、身体が変わったら、よくなるとか、そういうのでもない。身体の中の、粘りとか、バネのような部分かもしれない。
 それにしても、目の前で、先生がやっている踊りを、そのまんま同じようにやろうとしても、どうしてもできない。(苦しいはずなのに、気がつくと、腰が反対だったり…とほほ)
 そんなことを繰り返しながら、我が日常を振り返る。
 踊りでさえ、うまくできないことが、これだけたくさんあるのだから、日常の中で、素直に表現しきれてないことがたくさんあることは、容易に想像がつく。
 それは、私だけでなくて、多くの人も同じことで、そんな不完全な部分を、お互いに補ったり、解釈しながら、人は人として生きているのだ。
 ぎこちない表現しかできない自分、誰かの発するものを素直に受け止めきれてない自分。
 もしかしたら、もう少し「マシ」になれるかもしれないけれど、それが1ミリでもマシになるのに、どれだけの何がどうしたもんだか…ねぇ…笑
 開き直りとは、また違った意味で、これまた細々と続けていくこと。
 例の勉強もそうだけど、あきらめたり、開き直ったり、やめてしまうことのほうが、ずっと簡単なんだと思う。でも、私は、簡単なことが嫌いだったりするのです…笑(苦労症)。ということで、苦しいことが、楽しいと感じるくらいまで、やり抜こう。人生訓のかたまりみたいになってしまちゃったなぁ…てへ。(20070129)

バリ舞踊練習日誌070113

2007-01-14 | バリ舞踊
 新年あけての初稽古(レッスン)。気持ちも新たに…。
 しかし、年末年始、そんなに食べてないと思っても、そんなに動いてもおらず、明らかに余分なものがたっぷりついていると自覚できる身体。
 ストレッチをすると、大腿部の筋肉がこちこち。普段あまり使わない身体の斜めの部分をのばしたり、太ももの骨のキワマッサージ、膝の裏…リンパの流れをよくするストレッチも教えて頂いて、ようやく身体が中から動き出した。
 今日から、新しいメンバーの、まいこさんとめぐちゃん。
 新年ということだけでなく、新しい空気に満ち満ちてまいりましたー。
 午前のレッスンで、身体の首からみぞおち…にかけて…のこと(毎度なのですが、今年、その先、前へ進みたい)、そして、ひじは直角で、その先の手は垂直に…ということ(変なクセが…)。
 その後のお昼は、新年会ランチということで、みんなで小橋の「福わ家」で鍋焼きうどんを。
 お抹茶からはじまって、コシのあるうどんに(私は天…だったのですが、おおきなエビとかクワイとかすごいボリューム+美味でしたー。ふだんだったら勇気のでない一品ですが、レッスンの後だし…笑)
 食事の後は、恒例の「今年の目標」。ひとりひとり身体や気持ちが違うように、それぞれの思いがあり、その「有言」。時間もおしてきたので、ひとことで。
 「私は………素直になりたいです」
 いろいろ思い込みとか自覚なき動きとか変なくせとか動かなくってどうしような身体のまんなかとか、それはそれはあるのですが、それは私のなかで、素直に受け入れてなくって、ちゃんと身体に伝わっていない…そういうことなのかなぁ…と。
 だから、私は、素直になりたいです。
 そう言いながら、踊りだけの目標じゃないかもしれないなぁ…と思いました。
 ということで、今年もみなさまよろしくお願いしますー(20070114)

-  新年から新しくメンバーを迎えたティアラシャンティですが、さらに12月に「金沢情報」にメンバー募集が掲載され、問い合わせが30件をこえたそうです。うち体験希望の方も10人以上いるようで、また急遽体験レッスンをすることになりました。メンバーが増えれば、月3回土曜午前午後レッスンとしてうち3回(以上?)参加といったスタイルになる予定です。なお、初めて…の方は午前…に基本とペンデットとなります。会場は午前は基本的に金沢…で、あさみさんが頑張ってくれてます。また日程、詳細が決まり次第おしらせします。前回の体験レッスンに行けなくて涙した方も是非に…笑。

バリ舞踊練習日誌061209

2006-12-12 | バリ舞踊
 2週連続かつ今年最後のレッスン。ついでに言うなら、今年最強の筋肉痛(なんでやろ?)。土曜から3日たった火曜もまだ身体がきしきし言ってる、レッスン終わった後に、温泉行くことが多かったのですが、今回は能登へとんぼ帰りせねばならず、身体を冷やしてしまったことも原因か。知らず知らずのうちに、身体が季節に順応し、筋肉がこわばっている。
 今回は、小松での全体レッスン。向かう車の中から、りえちゃんと「師走だー!早いね~でも、私、ぼけぼけー」とぼんやりした会話をしながら。
 身体をほぐす時、もうすでに左太ももの足の付け根がぴりぴり。歩きの練習をして、ぐいっとみぞおちから動くよう、直しが入る。「みぞおちは自分自身」。それにしても、私のみぞおちってば…。
 小さい頃から、何かわだかまりを抱えたまま、大きくなった私自身がかたくなにしている。そんなことのあらわれのよう。「ペンデット」を踊っても…。
 レゴンを踊る。一度踊ると汗だく。上半身と下半身バラバラ事件。自分でもどうしていいのか分からず、ずっと時間ばかりたっている。こんな状態で続けていていいものか。
 もしかして、力の入れ過ぎなのでは…と思って、力を抜いても、気合いだけが先走っているのかもしれない。あーよく分からんー(叫)
 帰り道、あまりにもおなかがすいたので、コンビニに寄って買い食い。冬の定番といえば…に、く、ま、んー(笑)やっぱ、なんか部活みたいやわぁ。
 みんなと少しずつ別れる時に、「おつかれさま~よいお年を~」とご挨拶。今年が少しずつ締めくくられていく。
 とうとう、りえちゃんとふたりになったときに、「来年の今頃どうなってるんだろうねぇ」という話になって、ふと我にかえってみると、去年と今年とで、私はいったい何がどう変わったんだろう?って思った。一向に変化の兆しのない踊り…そのことはおいといて、何か少しでも変わっていたらいいなぁ。
 今年も1年ありがとうございました。(20061212)

バリ舞踊練習日誌061202

2006-12-04 | バリ舞踊
 この日の午前は、長町研修館で体験レッスンの日でした。どのくらいの方がいらっしゃるのかしらーと思いつつ、たくさんの方がいらっしゃったみたいで…。心からうれしいなぁ…と思いました。私の友人、金岡ちゃんとうたちゃんも急遽行きたいとのこと(しかし、金岡ちゃん、高速で車から煙が…やむなく欠席になったのです)。うたちゃんは、小松のレッスンまで参加して下さいました。(うたちゃん、いかがでしたか?私は、今日筋肉がすこーし笑ってます)
 で、体験レッスンにも顔出したいなーと思っていたのですが、前日から、事務所の忘年会泊まり明け。よくよく考えてみたら、幹事でした。(なので、早朝ダッシュ逃げ…するわけにも行かず、のんびり温泉の朝ご飯…その後、たいしたこともしてませんが…笑)その忘年会、実は、あの「加賀屋ー」だったのです。人生35年にして「初」加賀屋!(今、「加賀屋の流儀」(PHP)という本も出ているそうで、地元七尾では売り切れるほど?ベストセラーになってます…)しかし、その加賀屋の格調高い玄関に、車を横付けしたのは、セレブなお客だった訳ではなくて、幹事グッズもろもろをお持ち込みするため…。「できません」とは言わない加賀屋さんに、「台車をお願いします…」が最初のリクエストでした。しかし、職務?を全うしつつ、お風呂にも1階のと3階のも全部入って、宴会ではフルコース…デザートまでほぼ完食。朝ご飯も温泉卵からササガレイの干物、デザートのマンゴスチンまでぜーんぶ平らげました。(貴重な人生経験として、エレベータからカードでしかあがれないVIPルームである「浜離宮」のお部屋も行って参りました;)
 おっと、レッスン日誌でした。(加賀屋体験記で終わるとこでした)
 その後のレッスンです。夢見心地な気分で、眠さ爆裂…笑。汗はすべて昨晩のビールとアルコール…と予想されます。 しかし、そんなふんわり、あまあまな気分は、一踊りしたら吹き飛んだ。
 「まねできないけど、なんかこう、上半身と下半身がばらばらになって、…気持ち悪い」。すごーく困った顔で言われると、どうこたえていいのか分からなくなる。「どうしたらいいんでしょう…」ふー。
 もう言葉にできるものはすべて表現しつくしていただいていて、でも、私は治せない。その根本が分かっていない。しっかり自分ができないところを見つめて、そこを治そうと、自分でしないとダメなのに。踊りである以上、無意識でやっているところはないのかもしれない。すべては意識することからはじまる。(とかっこいいことを書いてみても、ちっとも進歩していない)
 レッスンが終わって、私が、ちゃんとできないのは、私の心の問題なのだと、思った。
 そういえば、今、いろいろ、心に降り積もっていること、どうしたらいいのか分からなくなっていること、すべては同じところから発しているような気がしてならない。
 壁がある。踊りで気づいた壁ではあるけれど、それは、どれも同じ壁だと思った。
 午前の体験レッスンで、
「月に2度のレッスンで踊れるようになりますか?」といった質問があったそう。
「踊りは、日常の延長…なのですよ」
 言わんとしていることが、胸に痛かった。
 日常の根底に流れていることすべてが、今の私の壁になっている。
 壁を破りたい…、20代の頃、いろいろ辛(つら)楽しかったことは、私の人生の壁すべてだと思っていた。まさか、このまま転がり流れるだけの30代になって、壁があるなんて思ってもみなかった。この先、壁はいくつあるのだろう。壁をこえられる日は来るのだろうか?
 そんなことを思いながら、また七尾に帰った。ふむーー。(20061204)