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=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

「Paris」

2009-01-23 | お出かけ お散歩.東京etc
 渋谷のBunkamuraで、「Paris」という映画をやっているので、レディースデーに観に行こう!と、友人と一緒に。込み合うことも予想されたので、朝早い回のをみることにしました。長蛇の列になりそうでしたが、無事に券を確保できました。
 映画を観るのは、本当に久しぶりだったので、わくわくしながら…、そして、その友人に会うのも久しぶりでした。
 ストーリーがあるような…、ないような…。Parisの良いところ、そうでないところが随所に表現されていました。私はParisに行ったことはあるのですが、ほんの一週間…観光気分で滞在したので、おおよその予想にすぎません。ただ、一緒に行った友人、Parisの滞在が長かったこともあり、映画を観た後、いろいろ語ってくれたことは、いろいろと頷かせられる要素がたくさんありました。
 Parisでいろんな人生がクロスオーバーしながら、それぞれがそれぞれを生きている。それはParisに限らず、ここ東京だって、どこだって、同じこと。この映画をみたからといって、急に何かが変わる訳ではない。これまでもこれからも私の人生は、「今」という延長線上にある。だからこそ、日々目の前のことを丁寧に暮らしていきたいと思いを新たにしたのでした。
 その後、遅めになりましたが、駅までの道すがらにある「Viron」でランチしました。こちらのお店、一階はパン屋さんになっていて、レトロドールというバゲットで有名です。2階ではカフェまたはレストランのように飲食できるようになっています。レトロドール、頂いてみましたが、さすがフランス特製の粉を使っているだけあって、香ばしく美味しかったです。気泡がぷくぷくと入っていて、口のふちが切れそうなくらいかたいのも、Parisのバゲットを思い出させました。そして、私たちは、ゆっくりと食事して、映画、パリ、日々のことなどなどを、食後、カプチーノとカフェクレームがなくなるまで、話しに話したのでした。
 帰りに駅前のロクシタンをちょっとのぞいて、…どれもこれもParisのよい香りに包まれた一日だったなーと思いました。(20090123)
 
○今月のうちの晩ごはんはこちらです。

川崎大師へ

2009-01-19 | お出かけ お散歩.東京etc
 新年の初詣には遅いけど、川崎大師へ行ってきました。夫がお守りをおさめたいというので。
 駅を降り立つと、思いのほか、人出が多いのにびっくり。初詣ほどではないにしても、普通の週末にしては多い…と夫は言う。
 はてさて、参道のお店をちらちら眺めながら、川崎大師へ。くずもち、甘酒、とんとこ飴に、おせんべい、ふかふかに蒸したおまんじゅうに加えて、お祭りさながらの出店…。新年が明けて日がたつ今でも、誘われるように人々がやってくる理由が分かった。
 参詣を終え、おみくじをひいて、お守りも無事おさめてきました。
 帰り道、夫は、甘酒を飲む。私は、くずもちを買おうかと思っていたけれど、あまりに寒くて、くずもちって気持ちになれずに、結局何も買わず。
 京急で川崎駅まで出て、川崎BE地下の「ラーメンシンフォニー」というラーメン屋さんが数件集まっているところで、遅めのお昼をとることにした。どのお店のも個性あるラーメンだったのですが、本丸亭の塩ラーメンにしました。鶏がベースの白いスープに、チャーシューと春菊…がのっていました。意外とあっさりしてて、ぺろり。
 その後、蒲田へ。少し買い物をして、「BRARD PAPA'S(ビアード パパ)」で、パリブレストとカスタードパイシューを買って帰りました。ここのは、注文してからクリームを詰めてくれるので、シューがカリっとしたまま頂けます。(家に持ち帰って、夕方頂いた時も、カリっとしたままでした)
 なんでもない週末の一日ですが、この頃思うのは「無事であることのありがたさ」です。何事もないことがなんとありがたいことか…。仮に「何か」あれば、こんな些細で平凡なことですら、享受しがたくなるのだなーと。
 昨年は、体調がすぐれなかったり、病院にかつぎこまれたり…なんてこともありました。健康ってなんて尊いんだろうっと気づかされたことが多かったように思います。今年は、ことなきよう。そんなことを思った1日でした。(20090119)
 
○今月のうちの晩ごはんはです。

汐留~銀座

2009-01-18 | お出かけ お散歩.東京etc
 先週でしたか、汐留にあるパナソニック電工のミュージアムに行ってきました。アーツ&クラフツ展をやっていたので。東京には、美術館博物館ギャラリーの類いは本当に多いので、行くところには困らないのですが、本当に観ておきたいものとなると、そうそう多くはないような気がします。そんななかでも、この時期いちばん観ておきたいものでした。こちらのミュージアムは建築関係の展示が多いようで、前回の村野藤吾展に続いて、二度目になります。
 ウィリアムモリスの壁紙やタペストリー、マッキントッシュの椅子などなどが展示され、興味深く拝見しました。写真などでみるのと違って、色合いが本当によく、実に落ちついた色調ということは発見でした。展示品も多すぎず、少なからず、休日に立ち寄るにはちょうどよいボリュームでした。
 その後、汐留から銀座方面へ歩いて行きました。小腹がすいたので、喫茶店に入って、マフィンと珈琲でおやつにしました。後で分かったのですが、この喫茶店には、ジョンレノンとオノヨーコが来た事もあったそうです。さすが銀座…の喫茶店と思ったのですが、どうやらそんな歴史を重ねてきた場所でもあったのですね。
 その後、アディダスショップでスニーカーを探して、結局買わずに…、銀座のウィンドーショッピングを楽しみました。いつも行く伊東屋と無印良品有楽町店には行かなかったのですが…、久しぶりにすずらん通りのマリアージュフレール(紅茶専門店)に行きました。そして、帰りに木村屋総本店であんぱんを二つ買って帰りました。(このあんぱん、さすが酒種…と思わせるだけの生地でした)
 汐留は、本当にビルが多いので足早に過ぎてしまいましたが、銀座は路面店が多く、ウィンドーも美しいので、ついついゆっくりと歩いてしまいます。
 以前は、出張の折、山手線と地下鉄の乗り換えでよく立ち寄ったのですが、今は違う立場で銀座の良さを享受しているような気がします。(20090118)
 
○今月のうちの晩ごはんはです。

シンデレラロール

2008-12-22 | お出かけ お散歩.東京etc
 金曜、不意に地元石川に住む妹から電話がかかってきた。たわいもない会話でしたが、こうおしゃべりというのは楽しいもの。帰省のお土産何がいい?と試しに聞いてみたら、「堂島ロール」…。すごい行列の噂をきいていたので、「無理っ!」って答えておきました:笑。
 その話を夫にして、堂島ロールはどこで売っているのか…と調べてみたら…川崎ラゾーナにある店舗併設カフェでケーキセットとして頂けることを知ってしまった。そうなったらウズウズ(勿論夫も…)
 お天気にも誘われて、休日に二人で出かけてきました^^
行列は覚悟していたので、お店の前に続く行列の後尾に並びましたが、夫がお店の人に聞くに、カフェは並ばなくても入れるとのこと。
 13時すぎだったので、カフェ内はゆったりとしていて、すぐに席に案内されました。
 夫は堂島ロールと珈琲を、私は、フルーツとカスタード少々を巻き込んだシンデレラロールに、飲み物は季節限定というラフランスのフレーバーティーを。
 テーブルの上にこれらが運ばれてきたときの、ときめきといったら!!!!
 ケーキの皿には、フォークのかたちに抜き取ったココアパウダーが。
 そして、一口頂くと、スポンジの色も味もぎゅっと濃くって、それでもって、ふわふわなのに感動しました。生クリームも、口に入れると、すーっと溶けていくなめらかさ。幸せこの上ない時間でした。
 妹へ…本日中にお召し上がりください…の堂島ロールは買って帰れないけれど、罪滅ぼし?に、この日、帰省時のお土産を予約してきました。(時々、品切れのことがあり、売り切れてると困るため…)このお店、調べてみたら、石川は勿論のこと、関西方面には出店していない模様です。(HPでそうなっていて、これまたびっくりしました)今年後半に夫婦で食べたおやつのうち美味しかったものにしました。
 はてさて、川崎駅前に話題を戻しますが、この後、行列ついでに、つい先日オープンしたというクリスピードーナツを観に行きました。(買う気まんまんで)。しかし、こちらは40分待ちで、ブームが去ってからにしようと決意したのでした。
 その後、ぶらぶらしているうちに、また小腹がすいてきたので、ラゾーナ地下の「おめで鯛焼き本舗」の鯛焼きを買い、あつあつのうちにそのへんで食べちゃいました。
 色々美味しいものを頂き、忘れてしまいそうになっていましたが、この日は冬至。晩ご飯では、ちゃんとかぼちゃを食べてしめました。(20081222)
 
12/21の晩ご飯。ごはん、おすまし(貝割れ、麩)、カツレツせんキャベツ添え、カボチャ煮、春菊のゆずごま和え、苺。

あいだみつを美術館

2008-12-02 | お出かけ お散歩.東京etc
 11月の雨の休日、有楽町の東京国際フォーラムの地下にあるあいだみつを美術館へ夫と一緒に行ってきました。いつでも行けると思い、今まで足が向かなかった美術館ですが、割引券があったので、これを機会に行きました。銀座の伊東屋や無印有楽町にも行きたかったので、どちらが主か分かりませんが、家からのアクセスが良いともいえない割には、意外とよく二人で訪れている場所だと思います。
 さて、美術館のほうですが、さっと見て、その後、お茶でも…と気軽に思っていたのですが、思いのほかじっくりと一作品ずつ鑑賞しました。こんなに親しみのある書の美術館なは、ほかにはないなぁ…と思いました。
 どの作品も誰にでも分かる簡単な言葉ですが、心にしみる重さがありました。どこか愛嬌のある書で、目の前に掲げられると、ふと我にてらしてみるものがいくつもありました。
 そして、あいだみつをさんの座右の銘、道元の「正法眼蔵」は、あちこち紙が挟まれ、何度も何度も読み、そばに置いていたのだろうなぁと思う風貌で、この本の底にあるものから、作品となったことばが生まれてきたことも分かりました。
 作品を鑑賞した後、カフェで、珈琲と、あいだみつをさんの言葉の入ったフォーチュンクッキーをひとつつまみました。
 帰り際、ミュージアムショップで、絵はがきを求めました。「ただいるだけで」「」という作品です。どうやら、夫もひとつ。(いえ、もう一つなぜかマウスパッドを買っていました^^←仕事場用とか…シブイっ)夫が手にした絵はがきは「七転八倒」。いつものほほんとしている人なので、この言葉を選んだのが意外な気がしましたが、夫の心の中が見えたような気がして、ちょっとホコっとしました。
 その時々によって、心に残る作品は変わっていくのかもしれませんが、今の自分を見つめる場を与えてくれる美術館だったと思います。(20081202)

12/1の晩ご飯。チキンとほうれん草のカレーライス、じゃがいもと人参、いんげんのマスタードマヨネーズ和え、キウイ。