寺島家への道!!

子どもの成長と家族の成長をつらつらと

亡き恩師をしのんで

2020年07月24日 21時26分54秒 | 2010年7月

 今日も妻は出勤。 

 娘と二人過ごす休日。

 珍しく 『 ピアノの指導して!! 』 なんて嬉しいこと言ってくるもんなので、数年ぶりにみっちりときっちりと。 数小節ごとに区切って、遅いテンポで縦を揃えたり、強弱記号などの指示記号に忠実に練習させました。

   

 午前中にまだ時間が余ったので、ツルヤへ買い物。

 夕食のメインディッシュの材料はすでに揃っているので、副菜の材料を。

 本当は牛肉を買いたかったのだけど、娘が牛肉の乳臭いにおいがダメなので代わりにウィンナー。 

 安上がりな孝行娘だ。 ちなみにハンバーグならば牛肉も気にならんそうです。

 庭とか玄関とか物置横からも食材調達。

 

 バジルとトマトとピーマンはサラダ。

 

 アスパラガスはビーフシチュー( 牛肉入ってないけど )に。

 でも、この二品はあくまでも副菜。

 シチューの具を煮込み始めた16時ころ。

 小麦粉200㌘を捏ね始める。

 本日の主役はパン。

 捏ねて一次発酵後、丸め直して二次発酵。

 数年前、恩師のカマキリ先生から頂いたカイザースタンプ。

 生地にスタンプを押し付けると

 こんな感じになります。

                

 オーブンで焼き上げると、先生も毎朝早起きして焼いていたカイザーゼンメルの出来上がり。

 素朴な味だけど、とても香ばしい。

 表面はカリッとして、中はモッチリ。

                                         

 去年の今日から、もう一年。

 今日はカマキリ先生の命日。

 妻は高校で音楽を教わり、息子は指揮法を教えてもらい、娘は小さい頃からピアノの腕を認めてもらい、一家全員カマキリ先生とはご縁があるのだ。

           

 今日のために、昨日慌てて買ってきた粉篩。 

 今日は絶対にカイザーゼンメルを焼かなきゃと先週から決めていた。

 先生が助けてくれたのか、今までで一番それらしい形に焼きあがった。

               

        

 もう先生の指導のもと吹くことは叶わない。

 でも息子や娘、中学生に教えるときに必ず思い浮かぶのは、カマキリ先生に教えてもらった来た多くのこと。

 それがカマキリ先生の思いを、伝えていく唯一の方法なんだと思う。 

               

 先生が、ステージの上でカマーズメンバーに振った最後の曲。

 音楽する喜びを次の世代に渡していくのが、先生への一番の恩返しなんだと思います。

         


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