連休最終日。
東側と南側の雪かきをして一路実家へ。
親子三代で善光寺さんへ初詣。
コロナも心配だけど、受験の事はもっと心配なので人込みを避けて行ってきました。
本堂でお参りを済ませた後は、我が家の子供たちにとても縁のある場所へ。
本堂の北東に位置する千人塚。
長野市内の小学校3校で受け継がれてきた にとはちさま の義民助弥さんを供養してあるのだ。
9年前に息子は助弥さんを、6年前に娘は子供役をそれぞれ演じた。 そんな訳で、何かお願い事や誓い言がある度にこの千人塚にお参りに来ているのです。
お参りを済ませて反対側の北東へ。 善光寺に来たならば寄らなければならないところがもう一つ。
西側入り口に昔からあるお店の甘酒。 今日は猫ちゃんがおらず女将さん一人。
このお店の甘酒を母に飲んでもらいたくて連れてきたんだけど、飲み始めたら目から涙が落ち始めた。
『 母親に作ってもらった甘酒の味がする。 』
今から70年近く前の話なんだろうなぁ。
その一言を聞いた女将さん 『 一番嬉しい言葉ですよ。 』と。 少し目がウルウルしていたような気がする。
女将さん曰く、東京から長野に嫁いできて、ご主人のお父さん = 先代から何度も何度も怒られてダメ出しを喰らって、やっとこの味を継いだのだそうだ。
ご本人は継ぐ気なんぞ全く無かったそうですけど。 いつの間にかそうなっちゃったんだと
周辺のお店と違って、仕入れることなく糀から手間暇かけて作っているので、本当に嬉しい一言だったそうです。
そこに・・・甘酒飲めないので外で待っていた父も入ってきて(幼年期に善光寺付近に住んでいたもんだから)、70年前の善光寺界隈はあ~だったのこ~だったのと、小さいお店の中がとても賑やかでした。
本堂に向かって坂道を下りてもまだ、女将さんはずっと見送っていてくれました。
やっぱり何度も足を運びたくなるお店です。
ちなみに一緒に行った娘も甘酒が好きではありません。
この寒い中一人でソフトクリーム食べてました。。。