これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

中国に“友愛”は通じない、,愚者の集まり民主党政権は中国にとって勿怪の幸い

2010-09-09 | 安全保障

船長逮捕、中国各紙1面で報道「非常に危険」 
  【北京=佐伯聡士】東シナ海の尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺の領海内で中国漁船が海上保安庁の巡視船と接触した問題を、8日付の中国各紙は1面で大きく伝えている。 「新京報」は1面で、「日本の巡視船が釣魚島で我が国の漁船に衝突」との見出しを掲げて、接触の経緯などを図入りで報じた。 
 国際問題専門紙「環球時報」も、「衝突は日本当局による非常に危険な行動」とする社説を掲載。日本側に、調査結果を迅速に中国側に通告するよう求めた。   (2010年9月8日12時09分 読売新聞)

中国が丹羽大使呼んで抗議…漁船船長逮捕で 
  【北京=佐伯聡士】東シナ海の尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺の領海内で、海上保安庁の巡視船と接触した中国の漁船の船長が逮捕された問題について、中国の胡正躍・外務次官補は8日、丹羽宇一郎・駐中国大使を呼んで抗議し、直ちに船長を釈放し、船長らと漁船の安全を確保するよう日本政府に求めた。国営新華社通信が伝えた。 一方、中国の支援者ら約30人が8日午前(日本時間同日午後)、北京の日本大使館前で、中国国旗を掲げて、日本政府に謝罪を要求するなど抗議行動を行った。代表の1人は報道陣に対し、「中国外務省がさらに強硬な態度をとらない場合は、我々は近く、100隻の漁船で釣魚島付近に行き、漁を行う」と述べた。
  
        (2010年9月8日19時32分 読売新聞)

中国は将来、反日デモが起こることを予告している
  中国に“友愛”は通じない。中国の唐家セン元国務委員(副首相級)は7月15日、北京で共同通信など日本メディアの訪中団と会見し、2005年に当時の小泉純一郎首相の靖国神社参拝などに抗議するため中国各地で起きた大規模反日デモを回顧し「今後、反日デモが起きないと保証はできない」と表明した。 
 唐氏は、中国内の一部に根強い反日感情があることを踏まえ、中国政府は反日デモ再発の事態を避ける方向に国民を導いているとも発言した。日本の安保理常任理事国入りに関しては「国連での日本の地位向上を願っている」と述べながらも、安保理改革は「国連加盟国の利益にかかわる」と表明し、中国政府が反対の立場を維持していることを示した。 
  中国側の真意は、現時点では、日中友好の美名の下で日本から得られるものはできるだけ獲得するため「反日デモ再発の事態を避ける方向に国民を導いている」が、日本から得るものがなくなり尖閣諸島やガス田などを巡って対立が起これば「今後、反日デモが起きないと保証はできない」と言うことであろう。 
  言外に、好機到来したと判断した時点で尖閣諸島の占領・支配に乗り出すこと
を暗示したものと思われる。鳩山がいう“友愛”は、中国には通じない 

愚者の鳩山由紀夫、内弁慶の首相、官房長官  
 鳩山政権は、2010年2月12日の閣議で、日韓が領有権を主張し、韓国が不法占拠している竹島について、「現在の竹島は、わが国が施政を行い得ない状態にある」と指摘した上で、米国が防衛義務を負うのは「日本の施政の下にある領域における武力攻撃」とし、日米安保条約に基づく米国の防衛義務は現状では生じないとする答弁書を決定した。 
  鳩山政権は日本が主権を回復するサンフランシスコ講和条約発効の3ヶ月前の昭和27年1月18日、李承晩大統領が火事場泥棒的に李承晩ラインを一方的に設定し不法占拠し現在に至ったことを承知していないようである。韓国に媚び諂い詫びるが、自国の主権を守る意志が全く伺えない。
  これを受けて韓国は竹島の体制を強化した。
 北方領土に関してみれば、日本は8月15日を以て終戦、戦いを止めたが、ソ連軍は日本の終戦直前に参戦し、北方領土では9月5日まで戦闘を続け、北方領土を占領した。今年7月、ロシアは北方領土択捉島で軍事演習を行った。9月2日・・・・日本が戦艦ミズリー号で降伏文書に調印した日・・・・・を対日戦勝記念日に設定し、北方領土占拠を正当化した。これに対し日本政府は抗議すること無く傍観した。 
  韓国やロシアの動きは、日本の施政が及ばない領域は、日米安保条約が適用されないと、歴史的経緯を無視し短絡した答弁書を決定した事と無関係ではない。更に、危惧すべきことは、愚か者鳩山の言動である。鳩山は5月27日、全国知事会で尖閣諸島に関し、「帰属問題は日本と中国の当事者同士でしっかり議論して結論を見出してもらいたい」と発言した。
  翌28日、岡田外相は「尖閣に領土問題はなく、(中国との)議論の余地はない」と鳩山の誤った発言を否定した。岡田外相の否定発言が無ければ日本側の完全な敗北である。鳩山は、尖閣諸島が日本の領土であることを認識していなかった。これが日本の政治家、況や愚者が首相かと思うと暗澹たる気になる。 
(参考)こんども、どうしようもない内閣だ! 領土問題から逃げる菅内閣 2010年07月28日
  9月7日、尖閣諸島で中国の漁船が巡視船に衝突したが、,周辺海域に多数の中国の漁船が操業していたとの報道がある。今回の衝突事件は、民主党政権の体質や暗愚な鳩山の間違った発言が“呼び水”になっていないか。 
  官房長官や首相は、外の世界に目をつむり甘ったれた内ゲバ闘争に明け暮れた全共闘世代よろしく、内弁慶だ。中国漁船と巡視船の衝突事件に関わることに及び腰だった。

   程駐日大使 外務省へ抗議
       程駐日大使は9月7日夜、尖閣諸島で中国の漁船が巡視船と衝突
     した事件で漁船員を拘束したことについて、外務省責任者に対して厳
  重な申し入れを行った。大使は尖閣諸島が、中国固有の領土であると
  指摘し、日本の巡視船が中国の漁民、漁船を拘束したことに強く抗議
  し、日本側が漁民と漁船を直ちに釈放し、事態の一層のエスカレート
  を避けるよう求めた。また、中国大使館は9月8日朝、日本が中国船
  の船長に対して司法措置をとったことについて、日本側に厳重な申し
  入れを行った、としている。
   (中国大使館のホームページより)

  態の一層のエスカレートを避けるよう要求」とは、脅しである。外国は、弱みを見せれば衝いてくる。日本側の取り調べ状況や中国国内の世論の動向によっては、今後、漁船団に混じって海軍の艦艇や監海の監視船が遊弋し漁船団の操業を掩護する・・・・わが国が施政を行い得ない状態にする・・・・ことも予期すべきである。それに対し日本政府は断固たる対応ができるのか、その覚悟が問われている。
  民主党政権は、東アジア共同体、友愛外交、日米対等というが、所詮、外交オンチが唱える“政治主導”は、中国にとって勿怪の幸いである。


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