７月２０日の当ブログで「『核の傘』は“幻想”だ、日本は自国防衛のため何をするというのだ」を書いたが、政権獲得必至の民主党鳩山代表の「核を持ち込ませない」発言は、「核の傘」の協議はしないと言っているようなものだ。核兵器など安全保障に関する発言の混乱は、民主党には党としての外交・安全保障政策が無いことをさらけ出したものだ。日米同盟は、先行き不透明な様相を呈してきた。「核の傘」 . . . 本文を読む
日中政府は、９月下旬に日中首脳会談を開くことで調整しているが、外務省の藪中三十二事務次官は８月２４日の記者会見で、日中両政府が共同開発で合意した東シナ海のガス田「白樺」に 先月に続き中国船が到着していることを明らかにした。日本国内は、選挙戦の終盤になり内閣は機能せず、国会議員は自己の当落しか眼中にないから、中国は例によって「隙」を衝いてきた。昨年の自民党の総裁選直前の上野大宮間の新幹線ストップ事故も中国のサイバーテロの可能性があり、隙を見せればそこを衝く就くのが中国の常套手段だ。民主党大勝利で浮かれているから、国の危機管理の空白状態を衝かれたのだ。残念ながら日本は中国に舐められっぱなしだ。鳩山民主党政権の”友愛”外交など中国の思う壺だろう。「国に敗れて山河なし」になりそうだ。 . . . 本文を読む
