ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

29-2 シン・ジェヴォーダンの獣 Ⅰ

2024年05月07日 | 第29話 続・スパイとインボウ論
  


 遺っている資料では
牛飼い(羊飼いというのもあり)
の若い女性(少女、14歳の少女)
が見た事が無い野獣に出くわし、
命からがら逃げ帰ったとの事。

 娘は大怪我をしたとも、
牛に向かって来られて
野獣は逃げたので
娘は怪我をしていないという
パターンもあるのでした。

 どっちやねん?

 善人にも悪人にも
同じお天気、晴天の下、
セントジョンズワート
(西洋オトギリソウ) は
風に揺れるだけで
傷の薬草である役割を
果たす事ができる
余地もありません。


 ✹――と、
ここでまた、次ページでは
ハリソンさんが割り込んで来ます。

 続きは明日。





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