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1920-1960年代のモダン建築を中心に写真をアップ

日本橋高島屋のディテール

2007-10-07 20:17:58 | 村野藤吾
日本橋高島屋は、一粒で二度おいしい。高橋貞太郎による古典的な既存建築の後ろに、村野藤吾による増築が加えられているのだから。




古い写真と比べると、既存部分を残して上手く増築されたことがわかる。
既存部分は、1933年の竣工。増改築は、1952年・54年・65年に行われている




南側から見たところ。ペントハウスの下には、笠置季男(かさぎすえお)による抽象的な彫刻が。
新大ビル(大阪)の羊↓と佇まいが似ている。こちらは藤本美弘の作品



東京メトロ東西線日本橋駅の改札にあるマーキュリー像も笠置の作品。同じモノが都内に数点あるようだ


東南から見たところ。ガラスブロックが大胆に使われている。
頭上には(早大のところでも紹介した)辻晋堂の彫刻が。バラをモチーフにしている




屋上駐車場に上がる階段


北側のペントハウス


クラシックなエレベーターホールより中央通り側が既存の屋上と思われる。
こちらには、小堀忍の噴水がある。小堀は、小笠原邸の色とりどりの陶器でおなじみの陶芸作家

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